「助けて」と言えるのは、立派なスキル。産後バージョンアップした生理前後の取説。

昨日の夜、私は完全にダウンした。

毎月重い生理痛。長男を産んでから始まったPMS(月経前症候群)。生理前後の約2週間、私のコンディションは絶不調になる。今回は特にひどく、貧血で目の前がフラフラ。とてもじゃないが、夜のワンオペ対応を完遂できるスペックは残っていなかった。

迷った末、夫にヘルプ要請のLINEを送った。 「フラフラで動けない。助けてほしい」

最近の「お酒事件」での冷戦があったからか、あるいは単純に仕事の都合がついたからか。夫からはすぐに「OK」と返信が来た。その二文字を見た瞬間、安堵で溶けるようにホッとした。

帰宅した夫にバトンタッチし、私はそのまま寝室へ。 夜19:30から、朝の7:00まで。泥のように12時間眠り続けた。

「赤色モンスター」が「緑色モンスター」に変わる時

昨日まで、例の酒癖事件のことを思い出すたびに、衝動的に怒鳴りたくなるほどの怒りがおさまっていなかった。 **我が家で子どもたちとよく読む絵本『カラーモンスター』に例えるなら、**私の心の中には、燃えるような「鮮やかな赤色のモンスター(怒り)」がずっと居座っていたのだ。

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けれど、自分が極限まで弱っている時に、夫に支えてもらうと、やっぱり心底ほっとする。 「助かる、ありがとう」 そう思った瞬間、赤色モンスターはスッと消え、穏やかな「緑色のモンスター」が顔を出した。

私は昔から、いわゆるアダルトチルドレン(AC)の特性を持っていて、人に頼るのが死ぬほど下手だった。 「私が頑張らなきゃ」「これくらい耐えなきゃ」と強がり、限界まで溜め込んで、結果としてパンクして感情が大爆発する。そんな「お決まりの自爆パターン」を、大人になった今でもたまに繰り返してしまう。

でも、今回改めて思った。 誰一人として、自分だけのスペックで生き抜くことなんてできない。 困っている時に「助けて!」と言えるスキルは、子どもにとっても大人にとっても、人生を戦略的に進めるための必須能力なのだ。

産後1年で見つけた「自分をダメージ50%に抑える」取説

産後、私の体は別人みたいに変わってしまった。特にPMSは深刻で、毎月自分の体の取説が分からなくなるほどの混乱があった。 二人目を産んで1年。試行錯誤の末、ようやく「これがあれば何とかやり過ごせる」というインフラが整ってきた。同じように産後の体質変化や生理痛に悩む人へ、私のガチの愛用品を紹介したい。

1. 鉄分を意識的に摂る(※個人的に最大効果)
一番効果を感じたのがこれ。生理当日からではなく1週間前から意識的に鉄分を摂るだけで、生理当日の痛みや憂鬱感が和らぐ。

2. アーユルヴェーダのサプリ(シャタバリ)
産前うつの時から服用していた抗うつ剤を、これのおかげで手放すことができた。女性特有のゆらぎを土台から支えてくれる、私のお守り。

3. 南阿蘇ティーハウスのハーブティー「のんびりリラックス」
産前から欠かせない。甘いものが欲しくなった時の代わりにもなるし、生理痛も和らぐ気がする。メンタルも落ち着く。お茶の色もきれい。

4. 命の母 桐灰「じんわり温かい おなか用 カイロ」
普通のカイロだと熱すぎる子宮や丹田のあたり。これはまさに「貼る湯たんぽ」。じんわり心地よい温度で、腰痛もスーッと楽になる。

5. 10分間だけお風呂に浸かる
どんなに忙しくても、この10分だけは確保する。
10分だけど入浴剤もいれる。
香りの効果は絶大。
よく思い出すのが、千と千尋の神隠しに出てきた腐れ神が中に詰まっていた大量のゴミが一気に流れ出ると、中から本来の美しく立派な河の神の姿を現し「よきかな~」と言ったシーン。
実際に浴室で「よきかな~」と声に出してしまうほど。

6. お酒を控える
これを徹底するだけで、生理痛の重みが物理的に変わる。夫のハックだけでなく、自分へのハックとしても「断酒」の効果は絶大だ。
生理前に、なーんか塩っ辛いのが食べたい&ビールが飲みたいという時はポップコーンとノンアルビールで一旦落ち着く。


今日は、お豆腐メンタルを許す日

これらのアイテムを駆使しても、ダメージを50%に抑えるのが精一杯。 生理初日の今日は、やっぱり貧血でフラフラだし、メンタルはいつも以上にお豆腐みたいに脆い。

でも、それでいい。 今日は「戦略的に、夫に頼る日」と決めた。 次男の微熱で自宅療養が必要な今日、夫が長男のお迎えを引き受けてくれたおかげで、ようやく体調を整える見通しが立ってきた。

強がって自爆する前に、ハンドルを一時的に預ける。 これもまた、家族という長期プロジェクトを「わくわく」に変えていくための、大切な運用ルールなのだ。

産後の体の変化は、自分一人ではどうしようもない不可抗力

どう踏ん張っても痛いものは痛い。
そりゃ血だって足りんくなる。
と割り切り、仕組みとアイテム、そして身近な人の力を借りること。「戦略的ほったらかし」は、自分自身に対しても適用していいのだと、フラフラの頭で実感した一日でした。

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