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スイス[72] スイスはおいしい(その1)

202506111344 A.J. スイス[72] スイスはおいしい(その1)

 スイスはとても魅力的な国ですが,しばしば「料理はあまりおいしくない」ということを聞くことがあります。ある種それは本当のことかも知れません。私自身もスイス人自らの発言として「スイスの料理はまずい」という趣旨の声を聞いたこともあります。私はチーズフォンデュもラクレットも好きですが確かにあまり凝った料理ではないかも知れません。

 しかーし,ですね。スイスは連邦国家であり国の大きさこそ日本の九州くらいの面積ですが,地域(カントンあるいは州)による特徴(特長)の変化が大きいんです。そりゃ私だってスイスの全部のカントンを知っているわけではありません。でも私が実際に経験した中でも「スイスはおいしい」と思ったことが何度かあります。

【その1】TI(ティチーノ州)
 チューリッヒやルツェルンから列車で南下してゴッタルトトンネル(古い方の鉄道トンネル)をゲシェネン駅から入ってそのトンネルを抜けるとアイロロ駅に到着します。そうするとトンネル前ではスイスドイツ語だったのにトンネルを抜けるといきなりイタリア語が聞こえてきます。アルプスを越えるとそこはティチーノ州,イタリア語が第一言語。北イタリアの文化があるのです。
 私はアイロロではそんなに食事をしたことはなかったのですがその先のルガーノの街(まち)のリストランテではとても魅力的なイタリア料理を食べることが出来ました。
 もっとも,スイスドイツ語圏に住むスイス人の私の友人がルガーノに行った時には「パスタばっかりで飽きた」とこぼしていたことも事実ではあります。でも普通の日本人がルガーノに行ったら結構気にいるんじゃないかと思います。また行く機会があるかどうかわかりませんが有名なロカルノ(高級保養地)でも楽しめると思います。

 ルガーノにしてもロカルノにしても湖や山を越えたらそこはイタリア国なんで当然と言えば当然なんですけど…

(その2)につづく,予定。




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