月刊プレイリストボーイ2025年4月号
【今月のプレイリスト】
1.焚き火/古里おさむと風呂敷き
4月5日土曜日、河川敷で焚き火をした。直火じゃなく焚き火ができる「ファイヤーディスク」という中華鍋にもスティールパンにも見える専用器具を初めて使った。薪をくべたらモウモウと白煙が立ち込め、これはさすがに周りに迷惑だろうと思ってすぐに消した。バーベキュー指定区域で焚き火が禁止されているのは、そういう理由もあるのだ。やはり場所は選ぶべし。反省。
2.Blue Moon/ジュリー・ロンドン
焚き火のあと2軒ほど梯子酒をし、線路沿いの片側並木で夜桜を愉しんだ。桜の間から覗いたおぼろ月とホロ酔い気分には、ジュリー・ロンドンの気怠るげな“Blue Moon”があう。
3. Walking Around In Circles/
リトル・クリーチャーズ
4月6日日曜日も絶好の花見日和だった。隣町から自宅近くまでのいくつかの桜スポットを自転車でまわる。桜花爛漫の下、赤ら顔のお父さんがふらつきながら子供らとボール遊びをしている。嗚呼、万感の春ここにあり。いい週末だったな。
4.Pretending(Live)/エリック・クラプトン
来日にちなんで。クラプトンといえばストラトだが、自分にとってはレイドバック寄りの”Blackie”とかよりも、レースセンサーの無機質なサスティーンを効かせるクラプトンの方が印象深い。あとアルマーニな。
5.SODA!/Rei
「日本からはもうクラプトンみたいなギター・ヒローは出て来ねぇよな」なんてなことをほざいてる老害ロックかぶれども(as well asオレ)。黙ってReiを聞きやがれ。SODA!
6.This Is My Country/
メイヴィス・ステイプルズ&レヴォン・ヘルム
4月19日の「ウィーク・エンド・サンシャイン」で、レヴォン・ヘルムの命日にちなんでかかった曲。原曲はカーティスだが、曲の後半でメイヴィスがアメリカ国家のこれまでとこれからについて大切なメッセージを語っている。当時(2011年)、「オバマ大統領はアメリカで生まれていない」と嘯いた暴君は今、再び大統領になって世界を掻き回してる。あんたの言う“偉大なアメリカ”を、これ以上貶めないことを願うわ。
7.Alabama/ジョン・コルトレーン
これも19日の「ウィーク・エンド・サンシャイン」で、曲はかかっていないがエピソードが紹介されていた。1963年9月15日、アラバマ州バーミンガムで白人至上主義者が仕掛けたダイナマイトによって4人のアフリカ系少女の命が奪われた。この曲はその少女たちへのレクイエム。心がヒリヒリする音色。
8.Ave Maria/アーロン・ネヴィル
4月21日、ローマ教皇フランシスコが逝去された。映画「教皇選挙」をきっかけにバチカンについていろいろ知り、“革新派”と呼ばれるフランシスコ教皇が人道を重んじる人格者であることも知った。「R.I.P.」は正式にはこういう時に使うのだ。
9.橋の下/ローザ・ルクセンブルグ
最近、自分たちのLiveでよくカバーする曲。イントロ、バース、サビ、間奏、アウトロ、すべてが微妙にひねくれた難曲で、まだ一度も成功していない。
10.銀の月/佐野元春
ポップソングを信じたっていいよなと思わせてくれた曲。世の中が闇落ちして行くような今、「そのシナリオは 悲観的過ぎるよ」という歌は必要なんだよ、きっと。
