遠い日の記憶を溜める廃線を歩く~碓氷峠廃線ウォーク
鮮やかな緑のなかにひっそりと闇をたたえる古いトンネル。
使われない線路が吸い込まれていく静かな風景。
SNSで流れてきたその写真を偶然目にした瞬間、これだと思った。
この場所に行きたい。空気と静けさに浸りたいと。
それは信越本線新線の横川から軽井沢へ向かう線路上を歩く、廃線ウォークというイベントの風景だった。
1997年に104年の歴史に幕を閉じたその路線は、群馬県と長野県を結ぶ山深い場所を抜けるトンネルの多い路線だ。廃線ウォークは、その古い線路の上を歩くツアーである。
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