14歳、1889年、敵に追われながら世界を旅するアニメ『不思議の海のナディア』を現実に落とし込んでみた
14歳、1889年、敵に追われながら世界を旅する──『不思議の海のナディア』を現実に落とし込んでみた
こんばんは、ツジです。
みなさん、敵に追われてますか?
今腰痛で横になってる時間が長く、youtubeを見ていたら、『不思議の海のナディア』の話を偶然目にしました。

放送は1990年。
当時ツジは8歳。
それはもう毎週楽しみにして見ていたのを覚えていて、好きなアニメのトップ5に入るくらいのお気に入りです。
主人公は、14歳のジャンとナディア。
しかも時代は1889年。
スマホも、クレジットカードも、GPSもありません。
さらに、敵に追われながら世界を移動しています。
「これ、現実の旅として考えると、とんでもなく過酷じゃないか?」
そう思い、今回はナディアの冒険を「現実の旅」という視点で整理してみました。
ナディアの旅ルートを整理してみる
作中の大まかな流れを整理すると、こんな感じです。
1889年 パリ万博
↓
ル・アーブル(フランス)
↓
大西洋上・孤島
↓
マリーの島(架空)
↓
南極
↓
無人島生活
↓
東アフリカ
↓
タルテソス(スペイン)
↓
レッドノア(架空)
もちろん、ノーチラス号による特殊な移動もありますが、現実の地理に当てはめると、かなり壮大なルートになります。
子どもの頃は気づきませんでしたが、
ほぼ世界一周クラスの冒険
だったのです。
1889年という時代背景
現代の海外旅行なら、
・Googleマップ
・翻訳アプリ
・クレジットカード
・LINE
・GPS
・海外旅行保険
があります。
しかし、1889年は違います。
移動手段は、
・蒸気機関車
・蒸気船
・馬車
・徒歩
が中心。
通信手段も、
・手紙
・電報
程度しかありません。
一度親元を離れれば、
「今どこにいるのか」を伝えること自体が難しい時代でした。
今の感覚でいうと、
中学生がスマホも財布も持たずに世界を旅しているようなものです。
14歳という年齢
ジャンもナディアも14歳。
現代日本なら、中学2〜3年生です。
その年齢で経験したことを並べると、驚きます。
・国際博覧会への参加
・海外での出会い
・誘拐未遂
・海上漂流
・南極探検
・無人島生活
・異文化との交流
・古代文明の遺跡探検
普通の修学旅行どころではありません。
人生の価値観がひっくり返るレベルの経験量です。
「敵に追われる旅」という特殊性
さらに、この旅を難しくしているのが、
常に追われていることです。
普通の旅行は、行きたい場所を選ぶ旅です。
しかし、ナディアたちは違います。
生き残るために次の場所を選ぶ旅なのです。
旅程を自分で決めているようで、
実際には敵や戦況によって移動先が決まっていく。
現代の海外旅行で例えるなら、
台風や情勢悪化で予定変更を迫られる状況が、ずっと続いているようなものかもしれません。
ノーチラス号がなかったら、何か月の旅だったのか?
1889年当時、
大西洋横断だけでも1週間以上。
ヨーロッパから東アフリカへ行くにも、数週間から1か月以上かかりました。
ノーチラス号という超技術を除けば、
半年から1年近い長期冒険
になっていても不思議ではありません。
アニメの中ではテンポよく進んでいきますが、
現実に換算すると、
人生を変えるレベルの長旅です。
旅というより、19世紀のサバイバル
改めて整理すると、ナディアの冒険は、
・14歳
・1889年
・通信手段なし
・敵に追われる
・世界規模の移動
・極地・無人島を経験
という条件が重なっています。
もはや、
観光旅行というより、19世紀のサバイバル冒険
と言った方が近いのかもしれません。
子どもの頃は、
「世界を冒険する楽しそうな物語」
として見ていました。
でも、大人になって旅を重ねてから見ると、
「この子たち、よく精神的に折れなかったな……」
という感想の方が先に出てきます。
次回は、
「敵に追われる旅」と普通の海外旅行は何が違うのか?
という視点でも考えてみたいと思います。
くだらない考察にお付き合いいただきありがとうございます。
ツジ
