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「もっと大切にされたい」と思う人ほど、先に自分で決めておきたいこと

「もっと大切にしてほしい」

そう思ったことがある人は、きっと少なくないと思います。

LINEの返信がもう少し早かったらいいのに。
たまには向こうから会いたいと言ってほしい。
自分との予定を、もう少し優先してほしい。
疲れているときくらい、気づいてほしい。

求めているのは、高価なプレゼントでも、映画みたいな愛情表現でもない。

ただ、自分が相手に向けている気持ちと同じくらい、自分のことも大切にしてほしいだけ。

それなのに、その願いが満たされない時間が続くと、いつの間にか、

「私って、大切にされていないのかな」

という不安に変わっていきます。

僕自身、人との関係について考える中で、何度も感じてきたことがあります。

それは、大切にされること を相手だけに委ねてしまうと、関係は想像以上に苦しくなるということです。

相手の態度を変える前に、自分の中で決めておいたほうがいいことがあります。

この記事では、「もっと大切にされたい」と感じたときに、自分をすり減らさず、恋愛や人間関係を少し楽にするための考え方をお伝えします。

あなたにとって「大切にされる」とは、具体的にどんな状態でしょうか。

この問いに答えられるようになるだけでも、人との付き合い方はかなり変わると思います。

大切にされたいのに苦しくなる理由

「もっと大切にされたい」という気持ちは、決してわがままではありません。

好きな人から愛情を感じたい。
自分の気持ちを尊重してほしい。
安心できる関係を築きたい。

どれも自然な願いです。

問題は、その願いの基準が曖昧なままになっていることです。

たとえば「連絡を大切にしてほしい」と思っていても、毎日連絡がほしい人もいれば、2〜3日に一度でも十分な人もいます。

「会う時間を作ってほしい」という言葉も、週に2回なのか、月に2回なのかで意味はまったく違います。

つまり、大切にする基準 は人によって違うのです。

ところが恋愛では、

「好きなら分かってくれるはず」

と考えてしまうことがあります。

そして相手が自分の期待通りに動いてくれないと、

「愛されていない」

という結論に飛んでしまう。

でも実際には、愛情がないのではなく、愛情の表現方法が違うだけかもしれません。

だから最初に必要なのは、相手を責めることではありません。

自分自身に、

「私は何をされたら、大切にされていると感じるのだろう」

と聞いてみることです。

ここが分かってくると、次に考えるべきことも見えてきます。

先に決めたいのは自分が我慢できる境界線

僕が大切だと思っているのは、相手への理想を並べることよりも、自分の境界線 を決めることです。

たとえば、

返信が遅いことは気にならない。
でも何日も連絡がない関係はつらい。

忙しくて会えないのは理解できる。
でも約束を何度も一方的にキャンセルされるのは嫌だ。

意見がぶつかることは仕方ない。
でも人格を否定する言葉は受け入れられない。

こんなふうに、自分の中で線を引いておく。

ポイントは、「相手にこうしてもらう」というルールではなく、自分は何を受け入れるか を決めることです。

ここを混同すると、恋愛は苦しくなります。

「毎日LINEして」と相手をコントロールしようとすると、守られなかった瞬間に不安になります。

一方で、

「私はある程度連絡を取り合える関係のほうが安心できる」

と分かっていれば、相手と話し合うことができます。

それでも価値観が合わないなら、その事実を踏まえて自分がどうするかを選べます。

大切なのは、我慢できなくなってから境界線を作るのではなく、苦しくなる前に自分の基準を知っておくことです。

我慢することと相手を理解することは違う

恋愛でよく起きる失敗の一つが、

「好きだから仕方ない」

と我慢を積み重ねることです。

相手は仕事が忙しいから。
疲れているから。
もともと連絡が苦手だから。

そうやって相手の事情を理解しようとすること自体は、とても優しいことだと思います。

でも、理解と我慢 は同じではありません。

たとえば、月に4回会いたい人と、月に1回で十分な人が付き合ったとします。

どちらが正しいわけでもありません。

ただ、片方が毎月3回分の寂しさを我慢し続ける関係になれば、少しずつ不満が積み重なります。

最初の1か月なら耐えられるかもしれない。

半年続けば、

「どうして私ばかり」

という気持ちになるかもしれません。

恋愛で怖いのは、大きな出来事より、こうした小さな我慢の蓄積です。

だから僕は、人間関係では「相手を理解できるか」だけではなく、

この状態を続けられるか

を考えることが大切だと思っています。

一度や二度なら受け入れられることでも、それが1年続いたらどうでしょう。

その想像をすると、自分の本音が見えてくることがあります。

大切にされる人は自分の希望を言葉にしている

「大切にされる人」と聞くと、相手から自然に愛される魅力的な人を想像するかもしれません。

でも僕は、少し違うと思っています。

大切にされる人ほど、自分が何を大切にしているのかを知っています。

そして、それを相手に伝えています。

「もっと大切にしてよ」

ではなく、

「連絡がない時間が長いと、私は少し不安になる」

「会えないことより、予定が分からない状態のほうがつらい」

「忙しいのは分かっているけど、たまにはあなたから誘ってくれたら嬉しい」

こう伝えるだけで、相手が受け取る情報は大きく変わります。

人間関係では、察してもらう期待 がすれ違いを生みやすいものです。

もちろん、伝えたからといって必ず相手が変わるわけではありません。

むしろ重要なのは、その後です。

自分の気持ちを伝えたとき、相手がどう向き合ってくれるのか。

完璧に希望通りにしてくれなくても、理解しようとしてくれるのか。歩み寄ろうとしてくれるのか。

そこには、その人があなたとの関係をどう考えているのかが表れます。

そしてもう一つ忘れたくないのは、自分も同じように相手の希望を聞くことです。

大切にされる関係は、一方が満たしてもらう関係ではありません。

お互いが、

「あなたはどうされたら嬉しい?」

と知ろうとする関係なのだと思います。

まとめ 自分を大切にする基準は自分で持っていい

「もっと大切にされたい」と感じたとき、すぐに「相手が悪い」と決める必要はありません。

でも同時に、

「私が我慢すればいい」

と自分だけを納得させる必要もありません。

まず考えてほしいのは、

自分はどんな関係なら安心できるのか。
何をされたら嬉しいのか。
何をされたら苦しいのか。
どこまでは受け入れられて、どこからは受け入れられないのか。

その自分の基準 を持つことです。

僕は、人間関係で本当に大切なのは「誰かに選ばれること」だけではないと思っています。

自分もまた、その関係を選んでいる。

相手を好きだからこそ歩み寄る。
でも、自分を失うほど我慢はしない。

その両方があって初めて、長く一緒にいられる関係になるのではないでしょうか。

「もっと大切にされたい」と思った夜は、相手の気持ちを想像する前に、一度だけ自分の心に聞いてみてください。

「私は、本当はどうしてほしかったんだろう」

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。もしあなたにも「本当はこうしてほしかった」と気づいた瞬間があれば、スキやフォロー、コメントでそっと教えてもらえたら嬉しいです。

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あさひ@「人と職場の本質」研究家|毎日更新・フォロバ100・コメント返信100・あなたの毎日を応援中 いただいたチップは今後のクリエイター活動に使わせていただきます。応援、よろしくお願いします!