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LinkedInの長文投稿、4割以上がAI丸ごと生成だったらしい。ついに「これAIスロップですよね」ボタンまで実装された

AIで文章を書くこと自体はもう珍しくない。

でも、その比率がここまで来ているとは思わなかった。

AI検出企業のPangram Labsが、LinkedIn・X・Reddit・Medium・Substackの投稿100万件超をブラウザ拡張機能でスキャンした調査結果を、2026年7月14日に公表した。

それによると、LinkedInの250文字以上の長文投稿のうち、40.5%が「完全にAIが生成した文章」だったという。

調査対象の全プラットフォームの中で、断トツの最下位(=AI度トップ)だ。

しかもLinkedInの投稿は、調査対象全体の投稿数の3分の1程度しかなかったのに、AIと判定された投稿全体の62%を占めていたという。

「AI量産コンテンツの主戦場」と言われても仕方ない数字だと思う。

ついに「これAIスロップですよね」ボタンが実装された

この数字が出た2週間後、LinkedIn自身が動いた。

2026年7月30日、投稿の「その他」メニューに「Seems like AI slop(AIスロップっぽい)」と、そのままの言葉で通報できるボタンを追加したと発表した。

LinkedInの製品責任者Hari Srinivasan氏は「AIスロップは私たち全員にとって最優先課題だ。

本気で問題視している」とコメントし、「人々がLinkedInを使うのは、本物の人とつながり、本物の視点やアイデア、専門知識を共有するためだ」とも語っている。

通報ボタンだけじゃない。

低品質なAI生成コンテンツを見分ける新しい分類モデル(クラシファイア)を導入して、おすすめフィードでの表示を減らす仕組みも同時に用意したという。

さらに踏み込んで、自社のAI文章作成機能「Enhance your post(投稿を強化する)」自体を廃止し、文章のクセや個性を保ったまま誤字脱字だけ直す「校正ツール」に置き換えるとも発表している。

Pangram側も、LinkedIn自身のAI執筆機能が、AI生成コンテンツをここまで当たり前にした一因だと指摘していた。

AI量産を後押ししてきた側が、今度はAI量産と戦う側に回った、という構図だ。

反応は「やっと」から「それ自分たちのせいでは」まで

この発表への反応は割れていた。

ある投稿では「LinkedInって『コンテンツ』の名の下に本当にAIスロップだらけで、それが原因で人がプラットフォームを離れてる気がする」という声があった一方、「低品質なコンテンツが嫌いなのは自分も同じだけど、責任を利用者側に押し付けてる感じがして、それはそれでズルい」という指摘も出ていた。

まとめ

  • AI検出企業Pangram Labsの調査(投稿100万件超、2026年7月14日公表)で、LinkedInの長文投稿の40.5%が完全AI生成、調査対象内のAI生成投稿全体の62%をLinkedInが占めることが判明した。

  • LinkedInは2026年7月30日、投稿を「Seems like AI slop」と直接通報できるボタンを追加。あわせて、AI生成コンテンツを見分けて表示を抑える分類モデルも導入した。

  • 一方で、AI量産を後押ししてきた自社の「Enhance your post」機能自体は廃止し、文章のクセを保ったまま誤字だけ直す校正ツールに置き換えるという、自己否定にも近い方向転換をしている。

  • ユーザーの反応も、歓迎する声と「原因は自分たちなのに」という冷ややかな声の両方が出ている。

AIで文章を書くこと自体は、もう良い悪いの話じゃなくなってきている。

ただ「AIが書いた文章っぽさ」がここまで大量に蓄積すると、読む側が「これ本当に人間?」

と身構えるコストの方が先に立つ、というのが今回の一番の教訓なんだと思う。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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参考・出典

  • Pangram社(@pangram)の投稿:X

  • Pangram Labsによる調査報告(LinkedIn特化分析):Fast Company

  • LinkedInの「AIスロップ通報ボタン」発表:TechCrunch

  • 通報ボタンの実機テスト・詳細:404 Media

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