Claudeに怒ったことが3回ある
「制限に達しました」
その一文が出た瞬間、正直かなりイライラした。月に数千円払って、しかも作業が佳境に差し掛かったタイミングで突然止まる。キリのいいところで終わったわけじゃない。文章の途中。コードのど真ん中。「続きは少し後で」と言われても、気持ちはもう完全に冷めてる。
レート制限は「しばらく待てば使える」のはわかってる。でも、待ってる間に考えていたことは飛んでいく。気持ちのリズムというのがある。それを強制的に切られる感覚は、意外と地味にきつい。
もっとタチが悪いのが、「自信満々に嘘をつく」やつだ。
あるとき、スクレイピング用ライブラリの仕様について聞いた。Claudeはスラスラと答えた。メソッド名、引数の型、戻り値まで全部。「そういうもんか」と思って実装に入り、関数を3つ書いたところで動かない。ドキュメントを当たったら、そんなメソッドはそもそも存在しなかった。書いたコードをまるごと削除して、1時間かけて積み上げたものがゼロに戻った。もう一度Claudeに聞いたら「失礼しました、正確には〜」と平然と修正してくる。
「知らないなら知らないって言えよ」と思った。断言したのはそっちじゃないか、と。
地味にこのパターンが一番疲れる。間違えること自体は許せる。でも、正解のような顔して嘘をつく、というのは信頼を削る。あの自信のある口調で間違えられると、次から「これも嘘かも」と疑いながら使うことになる。それがマジで消耗する。

そして「同じ指摘を何度もしなきゃいけない」問題。
「この文体は使わないで」と言う。一度は直る。でも会話が長くなってくると、また同じ文体が戻ってくる。「だから言ったじゃないか」という話だ。人間に同じことを三回言ったら気まずくなる。Claudeは気まずくならないから、こっちが延々と繰り返すことになる。で、気づいたら疲れてるのは自分だけ、という状況になる。
この三つ目にキレた後、実は使い方を変えた。
毎回口頭で「この文体は使わないで」と言い続けることを一切やめて、禁止事項をプロンプトの冒頭に箇条書きで固定した。同じ指摘を繰り返した回数をざっくり数えたら、1記事あたり5〜7回はやってた。プロンプトを変えてから、それがほぼゼロになった。怒りがなければ気づかなかった。
ハルシネーション対策も同じで、今は仕様を聞いた後に必ず「公式ドキュメントのURLを出して」と続けるようにしてる。URLが出ない、あるいは404になったら疑う、という手順がそこから身についた。
正直、今もたまにイライラする。でも、その都度「次からどう使うか」が1個増えてる。手放す気にはなれない。それだけ。
