起業において自分の最大の武器は体力だったという話
起業してから、仕事は終わりがなくなった。
朝起きてすぐ出社し夜までやることは延々とある。土日も働くし会社に泊まり込むことも多々あった。GWはバグ回収をしていたし年末年始もオフィスにいた。
家にいても結局は新しい構想やシステム設計を考えている。
AIで効率化しても、最後に判断し、動くのは人間だ。
そんな生活を何年も続けてきて感じたのは、「走り続けられる体力」がどれほど大きなアドバンテージかということだった。
堀江貴文さんも「集中力が続かないのって体力がないからでしょ。モチベーションも体力からだよ」と語っているのを見かけた。
実際、彼も自分の一番の強みは「優れた体力」だと話していた。
この言葉を読んだとき、妙に共感した。
結局、頭脳も気力も、体力が土台なのだと。

僕はもともと体力には自信がある方だ。
野球を10年間やってきたこともあり、昔から動くことが好きだった。
今でも筋トレはほぼ毎日、ランニングは週3〜4回。
月に一度は野球やバスケをやり、トライアスロンに出ることもある。
会社を経営していると、どれだけ準備しても予想外のことが起きる。
想定外のトラブル、急な判断、夜中の修正。
体力がなければ、冷静に考えることも難しい。
結局、思考の質も持続力も体が支えている。

堀江貴文さんの言うように、体力は集中力やモチベーションの源泉でもある。
「今日は疲れてるからやる気が出ない」という状態は、気持ちの問題ではなく単純にエネルギー不足だと思っている。
それを理解してからは、体力を「仕事の生産性を上げるツール」として意識するようになった。
人によっては、戦略や発想力、チームビルディングが最大の武器になるだろう。賢い人や人脈があったり実家が太いような起業家、嫌な言い方をするとスマートで恵まれたような起業家はそういうものが武器になるのだろう。そして一般的に起業家と聞いてイメージされるのはそういう姿なのかもしれない。
ただ僕の場合は、他に何かスペシャルな武器を持っているわけではないが、少なくとも5年間走り続けた。その中では、誰よりも走り続けられることが最大の強みになった。
どんなに頭を使う仕事でも、最後に勝負を分けるのは「動ける時間の総量」だった。
また、筋トレやランニングを習慣にしていると、精神面の安定にも繋がる。
心が落ち着かないときも、体を動かすと自然と前向きになれる。
経営を続けているとどうしてもストレスが溜まるが、それをリセットできる場所があることは大きい。

起業して感じたのは、自分にとって一番の武器は「体力」だったということ。
体力があるから、長く考えられる。
体力があるから、多少の逆風でも立て直せる。
体力があるから、次の日にまた挑戦できる。
堀江貴文さんの言葉を借りるなら、「モチベーションも体力からだ」。
それを地で行くように、僕は今日も走っている。
そして何より、この体をくれた両親に感謝している。
生まれ持った強みを、自分の挑戦のために活かせていること。
それが、起業家としてこれ以上ない幸せだと思う。
