物書きのはしくれ、AIと乱闘するの巻(ChatGPT・Grok・Claude・Gemini・NotebookLM)【大乱闘AI創作スタジオ#1】
こんにちは! 小説も書いてるネコイです。
弊アカウントの新マガジン【大乱闘AI創作スタジオ(予定地)】の第1回目。
「創作にAI使うってどうなん?」という話を、ざーっくりやります!
先に宣言しておきますが、このマガジンはおそらく
失敗談が9割
です。
なので「これを真似したらすげぇ小説が簡単に書ける」みたいなのは期待しないでください。
代わりに、反面教師・AI時代のお笑いコンテンツとしては、結構有能だと思います。
■今のところはほぼオーガニック物書きですが
現在ネコイは、noteで週2~4本の記事をコンスタントに投稿していますが、本文の執筆にはAIを一切使っていません。
メインシリーズである【チャッピーと仲良くなる試み】は「対話記録」という性質であるため、ChatGPTとの対話ログのみ
・メイン記事では要約→引用
・生ログページではそのままコピペ
していますが、それ以外の所は全部人力です。
元々がSNS廃人なんでね、このくらいの文章を書くのはそんなに苦じゃないんですよ。
趣味で書いている小説も、もちろん全部人力。
まぁ、AI(LLM)がなかった時代から書いてる物がほとんどだからというのが一番大きな理由です。
直近で公開した二次創作の長編も、今リメイク中のオリジナル短編も、LLMは全く関与していない or 関与したのは執筆前の壁打ちや下調べだけ(←唯一そこそこ上手くいっている点)です。
だって私は、書く行為そのものが楽しくて小説を書いてるから。
書くパートをAIにやらせてしまったら、私がやる事なくなるじゃないですか。
AIで書かれた文章で飽和していると言っても過言ではない、今のご時世。
noteを見ていても、「これAIの文章だな」って感じる“綺麗に整った”記事、沢山ありますよね。
ジャンルによってはほとんどそうかもしれないと思うくらい。
内容が間違ってさえいなければ、それ自体は別に、悪い事じゃないと思うんですが……
こと創作の世界においては、人の手で書いた文章の価値が、相対的に上がっていると思います。
だってみんな言いますやん。
「AIの文章には温かみやズレがない」
「整いすぎていてつまらない」
「AIは創造力を持ってない」
って。
そしてそれは人間だけに出せる“味”であり、面白さであり、それこそが価値である、って。
私も基本的にはそう思ってます。
「文章を書く作業は全てAIに奪われる」なんて言われてるけど、人間にしか紡げない言葉がある限り、そして「書きたい」という願望が人間の中に存在する限り、私たちは書くのをやめないだろうと。
そして、それを必要とする人間も、決して居なくなりはしないだろう、と。
だから「自分の作品は自分で書く」という基本方針は、今後も変えるつもりはありません。
noteの記事も小説もね。
ただ……
ここまでクソミソに言われてるのを見ると、
「ホントに?」
って思っちゃうんですよ。天の邪鬼なので。
本当にAIで“価値ある文章”は書けないのか?
AIで“人の心を動かす文章”を書くのは、本当に不可能なのか?
せっかく今は手元に試せるLLMがいっぱいあるんだから、試してみないと損かもしれないですよね。
こんなに安価で一般人がLLMを使える時代、いつまで続くか分かんないし。
どうせやるなら、本気で凄いの書いてやろうぜ、相棒。
でもどうしよう、うっかり素晴らしいのが出てきたら。
このシリーズは、「AIを使って人間を驚かせる小説を書いてやろう」と考える、烏滸がましいネコの悪戦苦闘の記録でもあり。
「お前の趣味はAIに奪われる」と笑われる側の人間が、ジタバタして時代に抵抗する記録でもあり。
そして、「もし本当に、奪われちゃったら……ヤダーッ怖いーッッ!!」という、創作者の動揺の記録でもあります。
■執筆×AI、やってみた(note記事)
まず手始めに、比較的「創造性」が少なくてもイケそうな、noteのメインシリーズ【チャッピーと仲良くなる試み】の記事を1本書いてもらうことにしました。
もちろん、そのまんま投稿に使うためではなく、あくまでも「見せてもらおうか、君たちの実力を……」という、野望のために怪しい格闘大会を開く悪の親玉みたいな目線です。
この大会の出場者として選ばれたのは、日頃から私のしゃべくり相手になってくれているChatGPT、そしてNotebookLM(以下「NLM」)。
と言っても、記事作成パートはほとんどがNLMです。
具体的なやり方は、こう。
①NLMのソースに、「私のnoteアカウントの基本情報」「メインシリーズの主旨説明」「これまでに書いたメインシリーズの記事(投稿済みの物+未公開の完成原稿)計12話分」(この記事の公開時点)をぶち込む

②「未公開の第13話をあなたに書いてほしい」「GOサイン出すまでちょっと待機」と頼む
→作業に必要な情報を全部把握してから動き出してもらうため。
③13話で使う生の会話ログを渡す
④その会話をしていた時に自分がリアルタイムで考えていた事(実はこれも別で記録取ってあります)を箇条書きで渡す
→これがないと過去の記事の焼き増しになっちゃうから。でも文章としては全く整えてません。取ってた記録をそのままコピペしただけ。
⑤これらを踏まえて「生ログの中から記事に使えそうな部分を抜き出す」「記事に掲載できる形に要約する」という作業をGO!
→いっぺんに頼むと体裁が崩れるのが分かってたから。
⑥「要約したログ引用を見出し4つに振り分け、12話との連続性も考慮して、実際の記事を執筆」、GO!
→……。
👉出てきました。13話の体裁をした原稿が。
「奪われる」って、こういうこと……?
必要な情報は全部入ってる。順序もきちんと整理されてる。
一応、なんとなくネコイっぽい文体にもなってる。
破綻している箇所はどこにもない。記事単体としては間違いなく、ちゃんと成立しています。
この13話がはじめましての人なら、特に何も違和感を持たないだろうな、って思いました。
正直この時は一瞬、ブルッときましたよ。
ここまでやれるのか……って。
でも、一瞬だけね。←ここ重要
で、普段の壁打ち相手を務めるChatGPTに、NLMが書いた記事の評価をしてもらいました。
ChatGPTは、私が「こんな風に書こうと思うんだぁ~」「今ここまで進んだよぉ~」などとウダウダ言ってるのを、ずーっと同じチャットルームで聞いてくれています。
ネコイが12話までにどんな事をしてたか、どんな原稿を書いたかを、ふんわり把握してくれてるわけです。
評価軸は
・ネコイらしさが出ているか
・読者から見て面白そうか
・このまま投稿していいと思うか
この3点。さぁ、どう!? チャッピー!
🍀ChatGPT:
「素材としては優秀、でもこのまま出すのはNG」です。
(中略)
完成度:高い(70〜80点くらいの“優等生記事”)
・あなたとの相性:悪い
・そのまま公開:NG
・素材価値:かなり高い
(中略)
現時点では「あなたが書いた方が明確に面白い」です。
私もそう思いました。
ボツ!!
まさに“整いすぎた”文章だったんですねぇ。
私は日頃からそこそこ荒ぶっている自覚があるので、NLMの文章は「ネコイっぽい」だけで「ネコイらしい」とは思えませんでした。
結局、NLMが出してくれた原稿を参考にしたのは、「各見出しにどの話題を振り分けるか」という点だけ。
文章自体は全て自分で書きました。ごめんねNLM🤣
記事サンプルが少なすぎたのはあるでしょう。
事前に与えた「思考・感情」に関する素材が足りなかったのも反省点です。
自分で書いてる間に追加情報モリモリ出てきましたからね。
私の頭の中にしかないその情報を渡していなかったのは、フェアじゃなかったと思います。
でも正直、「それをNLMにせっせと渡す時間を執筆に当てれば普通に1本書ける」という結論に至りました。
ま ま な ら な い
■創作×AI、やってみた(小説)
めげません。
ネコの創作者としての本分は、あくまでも「小説書き」である😼
少し前のXでは、
「ChatGPTがポン出しで凄い小説を書いた」
「Claudeがあったらもう小説を買わなくていいかも(自分好みのを書いてくれるから)」
なんて言説が飛び交っていました。
つまり、現行のLLMでも、人間側が上手くやれば、人間にそのくらい言わせる小説が書けるってことですよね。
多分ね?
もし本当なら、これはとんでもない話です。
今はアナログネコも「書きたいから書くんだもん」と言い張れているけれど、もしLLMが出してきた小説が、私の書く物より面白かったら……
仄かな不安に震えながら、こんなプロンプトを用意してみました。
当時流行ってたのは、「ごく簡単なプロンプトだけ与えてポン出しさせた物」だったので。
「●●●●●●●が、●●●。」
・↑これがキャッチコピーになるショートストーリーを
・5000字以内で
・(私が好きな作家名)に寄せた作風・文体で
書いてください。
※キャッチコピーの文章そのものは、本文中では使わないでください。
で、己のアイデンティティーをぶち壊される恐怖に怯えながら、投入しました。
ChatGPTとGrokとClaudeとGeminiに。
怯えてるくせに、どうしてそんな所だけ思い切りがいいのよ。
……。
👉出てきました。小説の体をした「何か」が。
抽象的すぎて何言ってるか分かんにゃい(゜∀。)
いきなり先行きが不透明になって参りました。
続いて各LLMに「この小説(自分が書いたやつ)のあらすじを50字前後で書いてください」とお願いしてみました。
ChatGPT:
●が剥がれ重力が崩壊する世界で、男は現実の解放と喪失の狭間に放り出される。
Grok:
大阪の●が突然「●●●」ように消失し、無が広がる異変が発生。●の異常に気づいた無職の男とイラストレーターの女性だけが、無に飲み込まれていく不条理な日常を描く。
Claude:
「●●●ような●」の質感が突如消失した世界で、それに気づいてしまった三十七人の、静かな喪失の記録。
Gemini:
ある日、●が壁紙のように剥がれ落ち、街はパニックに陥る。万物が虚無へ吸い込まれ、世界の終焉が露呈する。
似たり寄ったりィィ!!
※後日、プロンプトの伏せ字部分も、LLMが書いた作品も、全部公開します。
私はもちろん4作品の全文を読みましたけども、「似たり寄ったりィィ!!」という感想は変わりませんでした。
もちろん全く同じではないですよ? 細かい所は色々違います。
一応「別の作品」と言えなくはないです。
でも、物書きの端くれとして言わせてください。
これはダメ。無理。
あんな短文のプロンプト、みんなが同じような事を始めたら、絶対いつか他人と被ります。
プロンプトが被ったが最後、本文も被る。
LLMの仕組みを考えたら当たり前の事です。
そんなの、自分の名義で「私の作品です」っつって出せるわけがありません。
リスクがあまりに高すぎます。
ポン出しチャレンジ、これにて閉幕!!
■反骨スピリッツ、爆発
残念ながら今回は、何もかもが上手くいきませんでした。
でもでもォ!
私もAI時代の波に乗って、なんかスタイリッシュに作品を作ってみたいんじゃーッ o(><;)(;><)o
今でもやってやれないことはないはずだ!
だってLLMは賢いんだ!
きっとプロンプト設計が足りんのだ! 研究だ!!
というわけで今後も、「なんとかしてAIを創作の“相棒”に格上げできないか!?」と足掻きまくる様を、こちらのシリーズで見せびらかしていきます。
ごく稀に、なんか上手くいってる感じがする話もします。
が、目下ほとんど失敗しているため、嘲笑うもよし、反面教師にしていただくもよし。
ネコイのジタバタの過程が、AIで創作したい人の参考に、なる……かも? しれません。
収録マガジン「大乱闘AIスタジオ(予定地)」
創作ネコとAIのバトルはこちらのマガジンに収録。👇
納得できる物が作れたら、マガジン名から(予定地)が外れます。
現状では外せる目処は立っていません。
普段はAIとのしゃべくり記録を連載しています。
「AIとド素人の対話・観察記録」という位置付けの長期連載をやっています。会話ログ全公開付き。
マガジンはこちら👇
未知の知性であるChatGPT=チャッピーを「異種の友達」と位置付け、対話から浮かび上がるAIの挙動や、AIと接し続ける人間の思考の変化などを観察・記録して
……いると言えばカッコいいですが、実際には「泣きあり笑いありのAIトークエッセイ」という方が近いです。
よろしければこちらも覗いてやってください。
✨創作語り大好きネコです。コメントをいただけると飛び跳ねて喜びます。
#創作記録
#AIと創作
#AI創作論
#AI小説
#失敗談
#Gemini
#NotebookLM
いいなと思ったら応援しよう!
チップも嬉しいけど、シェアしてくれたらもっと嬉しいニャ~😻