「楽しいことでは稼げない」を、そろそろ終わらせたい私たちへ
「楽しいことを仕事にするって、難しいよね」
「でも、好きなことで暮らせたら、きっと心は豊かだと思う」
そんな葛藤に出会ったこと、みなさんはありませんか?
ベルリン在住のライフコーチ・aimiと、現在は保護猫と暮らしながらベビーシッターとして働いているさゆさん。それぞれの立場から「お金」と「仕事」と向き合う、対話の記録です。
「楽しいことでお金をもらってもいいの?」
aimi:
本日は「楽しいことで稼ぐのはアリなのか?」というテーマでお話ししたくて。実は私自身、この問いがずっと頭にあったんです。
で、カナエルバのなかで「一緒に話してくれる方いますか?」とお声がけしたら、さゆさんが手を挙げてくださいました。改めて、ありがとうございます。
さゆ:
こちらこそありがとうございます。
私は普段、フリーのベビーシッターをしています。保護猫が4匹いて、その子たちと過ごす時間を大切にしたくて、いま暮らし方と働き方を見直しているところです。
aimi:
さゆさんはまさに今、“整えている”というタイミングですよね。今回のテーマに反応してくださった理由って、どんなお気持ちがあったのでしょうか?
さゆ:
私はずっと「お金」が自分のテーマだと感じていて。
どんなに働いてもなかなか貯まらないとか、つい使ってしまうとか、ネガティブなイメージをずっと持っていたんです。「楽しいことで稼げたらいいな」と思いつつ、「そんな簡単じゃないでしょ」とも思っていたので……この機会にちゃんと話してみたかったんです。
「好き」だからこそ、迷いが生まれる瞬間
aimi:
私もまさにここしばらく、「占星術をどう扱っていこうか」と迷っていたところで。
去年、占い師にもなれるような、かなり本格的な講座に通っていて、知識もかなり深まってはいたんです。でも、半年くらい、その学びをうまく形にできずにいて。最近ようやく「ホロスコープの鑑定書を作ってみよう」と道が1つ定まり、いまはAIと遊ぶ感覚で制作を始めています。
それがすごく楽しいんです。ある週末に、5時間ぐらい夢中でAIとしゃべって作っていたりして。なのに、楽しいからこそ「本当にこれでいいのかな」「お金をいただいていいのかな」って、どこかで引っかかってしまう私もいます。
さゆ:
すごく共感します……。
私も何かを学ぶときって、最初に「お金にしよう」ではなく、「楽しそう」「好きだからやりたい」が先にくるんです。でも、そこから「これを誰かに届けよう」となると、急に自信がなくなるんですよね。
「私なんかが対価をもらっていいのかな?」って。
aimi:
わかります、まさに私もそうでした。楽しくて、心からやりたいと思ってるのに、それを商品にするとなると、なんか進まない。商品化が進んだとしても、それでたくさんお金をもらうようなイメージを持てていないこともあります。
楽しくてエネルギーが回るはずなのに、返ってくるエネルギーとしてのお金は、少なくイメージをしてしまう。
自分にとっての「当たり前」が、誰かにとっての「価値」になる
さゆ:
私、今の仕事でも、地域のほかのベビーシッターさんより時給が少し高めなんです。そのたびに「大丈夫かな」「誰かと比べられてしまうんじゃないかな」って、つい思ってしまって。
aimi:
その感覚、とてもよくわかります。私も、鑑定書の価格を考えるときとか、過去にコーチングを始める時に、誰かと比べてしまうことがありました。でも最近、「知識を持ってかつ意図して値段を決めること」がすごく大事なんじゃないかって思うようになっていて。
たとえば、私が作る鑑定書は、知識ゼロの人が同じものを作るとしたら、知識を得ることから始めるから、何ヶ月もかかるかもしれない。
実際私も、半年かけて占星術を学びました。そう考えたら、それだけで“時間を代行した価値”になると思うんです。
さゆ:
なるほど……自分にとっては当たり前すぎて価値だと思えなかったことも、誰かにとってはものすごく助けになるのかもしれないですね。
aimi:
そうなんです。しかも、その鑑定書がきっかけで、誰かの人生に変化が生まれる可能性があるなら、その可能性にも価値があると思っていて。
値付けとは、「意図」の表現でもある
aimi:
たとえば、1ヶ月かけて作る労力を代行するなら、その月の労働対価が30万円として、値付け計算のセオリーである100分の1をかけると、3,000円になる。
そこからさらに、その後の人生に影響が出るなら。たとえば鑑定書を役立てることで、月5万円の副収入ができたとして、1年分で計算をしても、5万円×12か月×100分の1=6,000円。
2つをあわせて最低9,000円はお金をもらってもいい……みたいな計算もできるかもしれない。
さゆ:
ただの金額というより、「どんな価値を提供したか」「どれだけの時間を渡したか」で値段を決めるんですね。
aimi:
そう。私は最終的に、9,000円ではなく別の価格にするかもしれないけど、なぜかといえば「どうしてその値段にするのか」という自分の意図を込めようと思っているからなんです。
誰かと比べるより、「自分がどうしたいか」に焦点を当てることが、すごく大切だなと感じています。
それでもやっぱり、お金は“怖い”と感じるとき
さゆ:
私も、正直いまでも「自分にそんな価値があるのかな」と感じる瞬間があります。やっぱり怖いですよね。
aimi:
うん、わかります。でも、たとえばさゆさんが、「これだけの時間を使って、これだけの気持ちを込めている」って思えたなら、その分を丁寧に伝えることも大事なのかなって。
さゆ:
そうですね。なんだか、「お金って、対価なんだな」って、今日改めて思いました。無理に高くする必要はないけれど、意図せずに安くするのも違うのかもしれないなって。
おわりに:お金は、自分のまなざしを映す鏡
aimi:
「楽しいことで稼げるのか?」という問いは、きっと私にとっては長く付き合うテーマです。でも今日、さゆさんと話せたことで、また一歩前に進めたような気がしました。
さゆ:
私もです。ただのお金の話じゃなくて、「自分がどんな価値を持って、どんなふうに誰かに届けたいのか」って、そこに向き合えた気がします。ありがとうございました。
aimi:
こちらこそ、ありがとうございました。そして、ここまで読んでくださった皆さんにも、何かひとつでも、心に残るものがあったなら嬉しいです。
これからも「叶えるラジオ」では、人生の願いを叶えるための様々な視点やアプローチをゲストとともに探っていきます。
こちらは動画形式にて収録したものを記事化したものです。ご興味あれば、音声や動画でも触れてみてください☺️
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カナエルバは、自分の願いに正直になりながら、“わたしらしく叶えていく”ことをテーマにした継続サポートの場です。
星を読むことも、言葉を交わすことも、ひとつの手がかりとして取り入れながら、どこかに「答え」を探しにいくのではなく、いまここにある願いの輪郭を、ご自身の中から見つけていく。そんなプロセスを、一緒に歩んでいけたらと思っています。
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▶︎http://aimi2191.notion.site
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