コーチングを実践する私たちは言葉の可能性と限界をどう考えている?
こんにちは、ベルリン在住のライフコーチ、あいみです。今回から「叶えるラジオ」というものを始めることになりました。記念すべき初回は、私と一緒に活動してくださっているなほさんをゲストにお迎えして、コーチングについて語り合います。

あいみ: なほさん、よろしくお願いします。簡単に自己紹介をいただけますか?
なほ: はい。去年の10月ぐらいからコーチングを提供し始めた駆け出しのライフコーチです。よろしくお願いします。
あいみ: なほさんは今コーチングを学んでいらっしゃいますよね。どうですか、学んでみて?
なほ: 1回学んで、時間が空いて、また今年から学んでいるんですけど、やっぱり学びは終わらないというか...日々学びという感じの日々を過ごしています。
あいみ: 終わらないし、日々学び...。最近、何か特に印象に残ったことはありますか?
なほ: 同期の人と練習する機会があるんですが、時には苦手と感じる相手とコーチングすることもあって。コーチとして苦手な相手にコーチするパターンも、クライアントとして苦手なコーチから受けるパターンもあったりして。練習なのでするんですけど、難しいなと感じました。
あいみ: ありますよね!私もコーチングを学び始めた頃、特に最初のコースでは、すごく「ぐさっ」とくる体験がありました。練習の時間は短いですし、何をやればいいのかつかめていないまま「ちゃんとやろう」としてしまって。自分でもうまくできていないと感じながら話していて、相手の表情も気になったり...。
なほ: 私も授業の練習で全然うまくいかなくて。「何を聞いたらいいんだろう」という感じで終わってしまって。相手の人も気遣ってくれて、「これからよろしくお願いしますね」みたいな感じで終わったこともあります。
あいみ: そうですよね。1時間のセッションの流れを15分に詰め込むのは難しいですよね。ところでなほさんは、これからどんなコーチになっていきたいですか?
なほ: コーチとしての前に、自分自身がどうなりたいかが大事だと思っています。自分が自分らしく生きることをまずやりたくて、今の言葉でいえば「自分にワクワクするコーチになりたい」と言っています。人生を楽しく歩んでいきたいという私の人生観があって、それをコーチというところに持ってくる、そういうコーチになりたいなと思っています。
あいみ: 素敵ですね!「自分にワクワクする」というのは本当に素敵だなと思います。私自身も、「対話で叶えていく」ということをテーマにしていますが、最近気づいたのは、私は型にはまりたくないということです。コーチングだけでなく、占星術やレイキも学んできました。コーチングは言葉の力を借りて願いを叶える、占星術はホロスコープの力で自分を知る、レイキは言葉を借りなくてもヒーリングが起きる...それぞれの手法を使いながら、最終的にはその人らしく生きてほしいと思っています。
なほ: 「型にはまりたくない」というのは、オリジナルになりたいということですか?
あいみ: そうかもしれませんが、むしろ「これが正解です」と示されると苦しくなるんです。会社員時代、営業職だったんですが、営業職って数字で目標やKPIが示されるじゃないですか。そこで示される「正しい」にこだわりすぎて身動きが取れなくなった経験があります。だから今は、私がやりたいことを叶えてくれる手段として、コーチングと占星術とレイキの力を借りようという感じなんだと思います。
なほ: 面白いですね。私はどちらかというと、目標や目指すべき方向性がある方が安心するタイプです。オリジナルになりたいというより、「目指すべき地点はここだよ」というのがあった方が安心します。
あいみ: なるほど。それを聞いて思ったのが、時期によっても違うのかもしれませんね。私も最初はコーチングスクールのコースをすべて受けることが当たり前だと思っていました。人のフェーズによって、まずは目標を目指して、そこからアレンジしていくのかもしれませんね。
なほ: それを聞いて思い浮かんだのが「守破離」です。私はコーチとしては「守」の段階、基本をマスターする段階にいるので、目安があった方が安心します。

あいみ: そうか、なるほど。これまでやってきて、なほさんの特徴として、何か見えてきたものはありますか?
なほ: 「安心感あるよね」というフィードバックはよくもらいます。「初対面だけど、なんでも話していいと思えた」と言われることが多いです。
あいみ: なるほど。なほさんはもともと看護師でしたよね。その経験から、言葉だけでなく非言語的なものも察知する力が高いんでしょうか。
なほ: そうですね。言葉は大好きで力を信じていますが、同時に限界もあると体験的に分かっています。患者さんが「辛い」「死にたい」と言われた時に、その気持ちを100%理解することはできないし、言葉が役に立たないことも多い。でも、時間を共有したり、肩をさすったり、手を握ったりする非言語的なコミュニケーションで伝わることもあります。言葉は大事だけど限界もあることを知っているので、言葉以外の部分も大切にしています。
あいみ: すごく共感します。コーチングでも言葉だけでなく、コミュニケーションをとることがありますよね。例えばクライアントさんが涙を流している時に、声をかける以外にも、その場で見守るとか。どう共にあるかというのは大切ですよね。なほさんのような、言葉以外の力を知っているコーチに話せるというのは、すごく安心だろうなと思います。
そろそろ時間がやってきました。最後に一言ずついかがでしょうか?
なほ: コーチングについてこうじっくり話す機会があまりなかったので、お互いのことを話せた時間が楽しかったです。
あいみ: 今日はテーマをざっくりしか決めずに始まりましたが、お互いに聞いたことのない話が出てきて、貴重な時間でした。聞いてくださった皆さんも、ありがとうございました。
こちらはビデオポッドキャスト形式にて収録したものを、2500文字程度で記事化したものです。ご興味あれば、私たちの対話の様子もご覧になってみてください☺️
▼なほさんとはこんな方
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