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「こんなことを話していいんですか?」でも第一志望から内定をとれた話

4月3日に、『就活だいじょうぶの本』(ペンコム)が発売となりました。
多くの学生の就活を応援してきましたが、とくに印象に残っている学生がいます。仮にBさんとしましょう。
Bさんは、授業は最低限のコマ数を登録し、時間があればバイクを乗り回すという女子学生でした。バイクが好きすぎて、単位を落とすこともしばしば。
いよいよ就活!周囲はOB訪問など着実に前に進んでいるなか、「遊びすぎてESに書くことがない、何をどうしたらいいかわからない・・」と途方に暮れた顔で相談にきました。

話を聴くと、
「学生時代何をしたかといっても、何にもしてきませんでした」とすでにあきらめ顔です。
そこで、切り口を変えて「学生時代に楽しかったこと、大事にしてきたこと」を聴きました。しばらく迷っていましたが、やがて口を開き、
ーやっぱり何より好きなのはバイクで、それも学外の友だちと一緒にミニ旅行に行くのが好きです。
ーどんな友だち? 
ーわりと歳が上の、どちらかというと50代~60代(&70代)の人が多いんです。

人見知りだという彼女がそうやってバイクで旅に出るほど仲良くなったのには、バイクについていろいろ教えてもらったりした経緯があったといいます。
50代~600代のおじさん世代と自然で健全なコミュニケーションがとれること、これは彼女の大きな強みに間違いありません。
そこで、ESではエピソードを織り交ぜてその点をアピール。

面接では「バイク旅でいちばん幸せを感じるのは、家で握ってきたおにぎりをみんなで食べるときです」。
これで第一志望の大手企業(食品関係)の内定獲得となりました。
ご家族もご親戚も大学もビックリしたそうです。

彼女の場合、「バイク旅のことは就活では封印しなければ」と思っていました。大好きなことなのにもかかわらず、秘密にすべきだ、と思い込み、そのことには触れまいとしてきたのです。
「ほんとうに好きなことをESに書いて、面接でも話せたので、自己肯定感が上がりました!」この笑顔がすべてを物語っていました。
好きなことについて話したので、面接では、余計な緊張もせずいい表情だったのではないでしょうか。

私が学生の就活のアシストをする際にいつも心がけているのは、学生の「ほんとうに好きなもの」を否定しないこと。しっかり話を聴いて、学生の言葉から、自分でも気づいていないような価値観や「強み」に光を当てること。自分の強みに気がつくことが、学生が一歩踏み出す力となるのです。

ぜひ、あなたの就活の伴走をさせてください。

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