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私の就活を振り返って(マスコミ就活)

就活本の執筆や就活セミナーの準備を進めるなかで、自分自身の就活の経験をまた別の角度から考えるようになりました。

私の場合、新卒で(しかも人文系ーー外国語学部英語学科--で)日経新聞に入社するというのは控えめにいって「大成功」だったと思います。
OGもおらずコネもなく、キャリアセンターに相談するでもなく、ひとりで対策を考え、実行し、内定をいただいたのは、いま振り返っても、なかなかの力業でした。

一方で、完全に欠落していたのは「自分にあっているかどうか」についての冷静な分析でした。
文章を書くのが好きで得意で、というのはたしかにそうなんですが、それなら別の仕事もあったわけです。書く仕事はいくらでもあるのですから。

当時は、いろいろ挫折が重なっていた時期でした。就活は、起死回生・・といったら大げさかもしれませんが、自信を取り戻したい、自分に納得した気持ちもあったように(いまでは)思います。マスコミかっこいい、というミーハーな憧れももちろんありました。
単に、マスコミ受験という何か夢中になれるものがほしかった、ともいえそうです。

「好き・得意」と「書類・面接で通るスキル」を武器に就活を進めた結果、自分は何か、何をしたいのか、何ができるのかを探し求めることになります。そうした経験を踏まえて、就活生には小手先でなく長い人生後悔しないための知恵をお伝えしています。

後悔しないための、といいましたが、現時点では、私はこれで良かったと思っています。20歳そこそこの女の子にはほんとうにもったいない、貴重な経験を数々させていただいたこと、感謝の一言です。あの経験があり、学びがあったから、いまの私があると思っています。
ただ、当時ははげしく後悔していました。人生終わったとまで思いました。いったん入った会社を辞めることが通念的に理解の範囲内ではなかった時代のことですから。

就活が「これでよかった」かどうかは、20年後、30年後・・でなければわからないかもしれません。いまは「失敗した」と肩を落としていても、それでもあと10年たてば「よかったんだ!」と思う日がくる、と信じています。


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