LINEが苦手って話!!
LINEの通知が鳴るたびに、胸の奥がざわつく。
「今、返さなきゃいけないの?」
そんな焦りが、一瞬で心を支配する。
チャットの即時性は、私にとっては重すぎるプレッシャーだ。
送れば、すぐに返信が来るかもしれない。
そしてこちらも“すぐに”返さなきゃいけない空気が生まれる。
でも私はその“すぐ”に、どうしても応えられない。
それに、言葉を選ぶのにも、毎回ひどく苦労する。
文字だけのやり取りは、残酷なくらい不安定だ。
ほんのちょっとのニュアンスの違いで、相手を傷つけてしまうこともある。
だから、私はいつも、同じ文面を何度も打ち直してしまう。
一文字ずつ確かめるように。
ため息をつきながら、送信ボタンを押す指先が、いつも少し震える。
でも、何より私が怖いのは——
「今」を知られることだ。
相手に「今、何してるの?」が透けて見えてしまう、あの感じ。
既読をつければ、返事をしない限り“既読無視”と言われるリスクがつきまとう。
かといって、ずっと既読をつけずに放置していれば、それはそれで「無視」になる。
返信が早ければ「仕事ができる」人になるし、返信が遅ければ「仕事ができない人」になる。
たまたま既読をつけて、そこからしばらく返信ができなかった日には、
「変な空気になってないかな」「怒らせてないかな」と
ずっと心がざわざわし続ける。
私にとってチャットは、即時で応答するたびに、
自分の生活リズムも、気分も、思考も、
すべて切り売りして相手にさらけ出すようなものだ。
だから、私はLINEが苦手だ。
あんなにカジュアルそうに見えるツールなのに、
私の心の中はいつも緊張と孤独でぎゅっと硬くなってしまう。
逃げたいけど、逃げられない。
人と繋がりたいのに、うまく繋がれない。
LINEは、私にとって“優しいコミュニケーションの窓口”なんかじゃない。
むしろ、時にとても冷たくて、分厚い壁のように感じてしまう。
—— そんなに秒速で、個人と繋がらなきゃいけないのかな。
心から許せる人間が、私には少なすぎるから、こう思うのだろうか。
心を許していない相手とは、正直、LINEなんて使いたくない。
メールで、もっと淡々と、もっとゆっくりやりとりしたい。
もっといえばオンラインで即時やり取りしたくない。
まあでも、そんな社会は、もう戻ってこないんだろうな。
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