恋愛は、自分が幸せになるためにする。|女帝ちゃん、はじめます
「この人でいいのかな」が消えないあなたへ
この人と結婚して、本当に私は幸せになれるのかな。
時間やお金のことで、何度も引っかかる。
嫌だったことを伝えると、なぜかいつも喧嘩になる。
それでも、「結婚したら変わるかもしれない」と思うと、
別れる決断ができない。
年齢を考えると、今から別の人を探すのも怖い。
彼が自分を選んでくれるなら、このくらいの違和感には目をつぶったほうがいいのかもしれない。
私にも、そんな恋愛をして、そのまま結婚した経験がある。
はじめまして。女帝ちゃんです。
ちょっと強そうな名前だけれど、私が目指したいのは、誰かに勝つことではない。
好きな人を大切にしながら、自分の気持ちも置き去りにしないこと。
誰と一緒にいるか、どんな関係をつくるかを、自分で選べる女性でいたい。
そんな思いでつけた名前。
私は一度、結婚前からたくさんの違和感に気づきながら、「結婚したら変わる」と信じて結婚した。
そして、一年ほどで離婚した。
最初の記事では、その経験を振り返りながら、私が今「恋愛は、自分が幸せになるためにする」と考えている理由を書こうと思う。
今同じように悩んでいる人は、少しお付き合いください。
「結婚したら変わる」と信じて結婚した

元夫と出会ったのは、大学時代のアルバイト先。
こんなことを言うとアレだけど、
当時の私は、モテにモテにモテててました。
アルバイト先の社員さんたちにもかなり可愛がられて、
社員もどきのような仕事もさせてもらってました。
時給も上がって、大学生にしては、相当稼いでいたと思う。
そこへ新しいアルバイトとして入ってきたのが、元夫だった。
当時、私は大学4年生。
彼は大学3年生。
新人だった彼の面倒を見ることになった。
元夫は、顔が可愛くてイケメンだった。
そして、有名大学に通っていた。
年下で、可愛くて、イケメンで、有名大生。
今振り返ると、私はそういう分かりやすい魅力に惹かれていたんだと思う。
好きなものも結構合っていた気がする。
ただ、本当に合っていたのか、私が彼に合わせていたのかは、
今となってはよく分からない。
付き合ってからは、デート代のほとんどを私が出してた。
都内の素敵なホテルを予約して、一緒に泊まったこともある。
私のほうが稼いでいたし、私にできることをしているだけだと思っていた。
彼の就職活動も全力で応援し、就職が決まったときには盛大にお祝いした。
振り返れば、私はずっと、二人の関係を前へ進める役をしていたのだと思う。
そう考えると、私も大概なんだよね。
きっと。
そして、妹が先に結婚した。
私は焦った。
何でもスムーズにいく女だったから。
妹が先に結婚した。
でも、私も結婚する。
しなきゃ。
すぐに。
そんな気持ちになった。
彼と結婚したいという気持ちは、もちろんあった。
でも、それと同じくらい、「私も結婚しなきゃ」という気持ちが大きくなっていたのだと思う。
私は、彼がプロポーズするしかないような状況を作った。
そしてプロポーズされ、結婚した。
当時は、自分で結婚相手を選んだつもりだった。
でも今思えば、私が選んだのは「彼」ではなく、
「結婚する人生を予定どおりに進めること」だったのかもしれない。
違和感には、結婚前から気づいていた

結婚してから、突然すべてが変わったわけではない。
違和感は、結婚前からたくさんあった。
元夫は、とにかく遅刻が多かった。
少し遅れるという程度ではない。
7時間待たされたこともある。
財布を忘れてくることもあった。
財布を持っていても、お金が入っていないことが多かった。
彼が社会人になってからは、土曜日には連絡がつくのに、なぜか日曜日になると連絡がつかなくなった。
何をしているのか分からなかった。
交友関係や、ルールやリスクに対する彼の感覚にも、危うさを感じることがあった。
私は、そうしたことに何も感じていなかったわけではない。
遅刻をされれば怒ったし、お金や連絡のことで何度も喧嘩になった。
それでも結局、全部「次からはしないでね」と言って許していた。
そして、自分にもこう言い聞かせていた。
「今回が、彼にとっていいきっかけになったと思おう」
彼は私より年下だった。
だから、若いから仕方がないとも思っていた。
社会人として経験を積めば、少しずつ変わっていくはずだと思っていた。
そして何より、結婚したら変わると本気で思っていた。
夫になれば自覚も出るはずだと信じていた。
私は、彼の問題に気づけなかったわけではない。
見えていたし、嫌だとも伝えていた。
ただ、行動が実際に変わったかを確かめる前に、「これからは変わるはず」と期待して、何度も判断をリセットしていた。
人を見る目がなかったのではない。
見えていた事実を、自分が幸せになるための判断材料として扱えなかったのだと思う。
結婚しても、彼は変わらなかった

結婚してからも、彼の行動は変わらなかった。
むしろ、それまでの違和感が、もっと大きな問題になって現れた。
週末は「先輩のところで飲みつぶれた」と言って、帰ってこないことが増えた。
あるとき、彼から月に10万円以上のお小遣いが欲しいと言われた。
何に使うのかと聞くと、飲み会などに必要だと言う。
でも、そんな金額を毎月自由に使われたら、二人の生活が立ち行かなくなる。
そのことで喧嘩になり、私は実家へ帰った。
その後、自宅へ戻ったとき、見知らぬ人が来ていた。
車の査定をする人だった。
彼は、お金がないからという理由で、車を売ろうとしていた。
その車は、もともと彼が独身時代に買ったものだったけれど、結婚後は夫婦で使っていた。
二人の生活に関わるものを、私に何の相談もなく売ろうとしていたことに驚いた。
それでも私は、まだ彼が変わることを諦めていなかった。
結婚して一年ほどたち、「ここから落ち着いてやっていこう」と話していた頃、彼の携帯で女性とのやり取りを見つけた。
浮気を確信し、私たちは激しく喧嘩をした。
怒鳴り合い、疲れ切った彼が寝たあと、私は彼の携帯を詳しく見た。
そこにいたのは、一人ではなかった。
女性だけでもなかった。
複数の相手との性的なやり取りや、金銭を伴う関係が残っていた。
裸の写真を送り合っている相手もいた。
私の知らないところで、私が知っている夫とはまったく別の生活が続いていた。
気持ち悪かった。
そのとき、結婚前から感じてきた違和感が、全部つながった。
遅刻、お金、連絡のつかない時間、ルールやリスクに対する感覚。
それらは、結婚によって消えるどころか、もっと大きな問題になって現れた。
「結婚したら変わる」という言葉は、目の前の彼を見ないために、私が自分に言い聞かせていた希望だったのかもしれない。
離婚したら「ダメ」の烙印を押される気がした

携帯を見て、「もう本当に無理だ」と思った。
彼が寝ている間に荷物をまとめて家を出た。
両親にすべてを話し、すぐに弁護士をつけた。
ここだけを見ると、私は冷静に離婚を決めた、強い女性に見えるかもしれない。
でも実際は、心がずっと揺れていた。
本当に離婚していいのだろうか。
私がもっと寛容だったら、許せるのではないか。
許せない私のほうが悪いのではないか。
何より怖かったのは、もう二度と結婚できないかもしれないということだった。
妹が先に結婚し、焦るように結婚を決めた私が、わずか一年で離婚する。
それは、人生の失敗を認めることのように感じられた。
「離婚した女」というダメの烙印が、ジュッと自分に押されるような気がした。
一度結婚に失敗した私を、もう誰も選んでくれないかもしれない。
この先ずっと、一人になるかもしれない。
目の前には、もう打ち消せない事実がある。
それでも迷ったのは、この結婚を終わらせたら、私自身が「ダメな女」になってしまう気がしたからだった。
すぐに家を出たことと、迷わなかったことは同じではない。
私は行動しながらも、ずっと怖がっていた。
人の手を借りて、現実を見ることができた

離婚に向かって進めたのは、私が一人で強くなれたからではない。
人の手を借りたからだった。
依頼した弁護士さんは、とてもいい人だった。
元夫の携帯には、証拠になりそうなものが大量に残っていた。
写真、LINEのやり取り、ほかのSNSアプリでの会話、メール。
弁護士さんは、元夫の携帯を私と一緒に見ながら、一つひとつ整理してくれた。
一つ確認すると、また別のものが出てくる。
それを確認すると、さらに別のやり取りが見つかる。
あまりにも次々と出てくるので、途中から現実感がなくなった。
すごすぎて、泣きながら笑った。
悲しいし、腹も立つし、気持ち悪い。
本当なら笑うようなことではない。
でも、あまりにも想像を超えていて、もう笑うしかなかった。
一人で見ていたときは、「許せない私が悪いのではないか」という気持ちさえあった。
でも弁護士さんは、これは許し難いことだと話してくれた。
私の感じ方がおかしいのでも、心が狭いのでもない。
そう言ってもらえたことで、私は少しずつ、起きたことを事実として見られるようになった。
裁判が始まっても、「本当に離婚していいのだろうか」「夫婦なら許すべきなのではないか」という迷いは残っていた。
でも、証拠を並べ、弁護士さんや家庭裁判所という第三者を通して事実を見るうちに、考え方が変わっていった。
離婚することは怖い。
もう二度と結婚できないかもしれないことも怖い。
でも、客観的にこの人の行動を見たとき、もっと怖いことに気づいた。
この人と結婚生活を続けるなんて、怖すぎる。
そう思えた。
私は、一人で正しい答えを出せたわけではない。
自分の感覚を信じられなくなっていた私の隣に、事実を一緒に見てくれる人がいた。
迷ったときは、信頼できる人に事実を一緒に見てもらってもいい。
それも、自分の人生を自分で選ぶために必要な力なのだと思う。
許すことと、戻ることは別だった

元夫を「もう許している」と思えたのは、今の夫と結婚する前だった。
自分はこれから幸せになれる。
確信とまではいえなかったかもしれないけれど、そう思えるようになった頃には、元夫に怒り続ける理由もなくなっていた。
恨んでいるわけでもなかった。
元夫はもう、私の人生には関係のない人になっていた。
それでも、一度は好きになり、結婚した人だった。
だから、どこか遠くでいい。
私とはまったく関わりのないところで、幸せになっていてほしいと思った。
気持ちが変わった一番の理由は、私にも新しい出会いがあったことだと思う。
私を守ってくれる人ができた。
同時に、私もこの人を守りたいと思った。
一緒にいたいと思える人、自分が大切にしたいと思える人を見つけられた。
自分の人生が、過去ではなく、これからの幸せへ向かって動き始めた。
だから、元夫の幸せも願えるようになったのかもしれない。
でも、元夫を許したことと、離婚した判断は、まったく別の話だ。
離婚したことは、今も間違っていなかったと思っている。
少なくとも当時の彼は、自分の欲求を優先し、それによって私が傷つくことを止められなかった。
そんな彼と結婚生活を続けなくてよかった。
今の私が彼を許しているからといって、当時の私が我慢するべきだったことにはならない。
許すことは、されたことをなかったことにすることではない。
同じ人を、もう一度人生のパートナーに選ぶことでもない。
私は、許せないまま離れた。
そして、自分の人生を生きた先で、ようやく許すことができた。
離婚した頃の私は、自分に「ダメ」の烙印が押されたと思っていた。
でも今なら、当時の私に伝えたい。
離婚しても大丈夫。
あなたは、自分で道を切り開ける人だよ。
小学校、中学校、高校、大学、そして社会人になってからも、自分でやってきたこと、積み上げてきたものがある。
結婚が終わっても、それまでの人生で積み上げたものまでなくなるわけではない。
それは確かなものだ。
その確かなものが自分の中にあるから、大丈夫だと信じていい。
あのときの私は気づいていなかったけれど、私は実は、自分で次の道を切り開ける人だった。
恋愛は、自分が幸せになるためにする

今の夫と結婚してよかったと思うのは、自分が「この人を幸せにしたい」と思える人に出会えたからだ。
もちろん、相手に選ばれたいという気持ちもあった。
今の夫との恋愛がうまくいかず、ごちゃごちゃした時期もあった。
一度目の結婚と、全然変わっていないじゃん。
そう思ったこともある。
でも、あるとき「もういいや」と思えた。
投げやりになったわけではない。
この人に振られようが、冷たくされようが、私は私。
結婚だけがすべてではない。
この恋愛が終わっても、私はこの先を生きていける。
そう思える瞬間があった。
逆説的だけれど、そう思えるようになって少したってから、私は今の夫にプロポーズされた。
今の私にとって、恋愛で幸せになるとは、相手からどれだけ愛されるかだけではない。
相手を大切にしたいと思っている自分を、自分でも好きでいられること。
この人を幸せにしたいと思うことが、自分の喜びにもなっていること。
それが、恋愛で幸せになるということなのかもしれない。
「選ばれる恋愛」と「自分で選ぶ恋愛」は、完全に反対のものではない。
好きな人には、自分を選んでほしい。
自分も、大切な相手を選びたい。
でも、選ばれるために、自分が許したくない方向へ自分を変えるのは違う。
嫌なことを嫌だと言わない。
平気なふりをする。
相手の望む女性になるために、自分をねじ曲げる。
そんなふうに選ばれて、本当にその恋愛で幸せになれるのだろうか。
何を見て相手を選べばいいのか、今でも簡単には答えられない。
ただ、私が大切だと思うことはある。
相手が理解できないことをしたときにも、「理解したい」と思えること。
自分の中だけで事情を想像して、代わりに理由を作って納得するのではなく、本人に聞けること。
そして相手も、こちらの気持ちを理解しようとしてくれること。
自分が幸せでいられることと、相手を幸せにしたいと思えること。
その二つが、どちらか一人の我慢ではなく、両立できるか。
私は、そこを見たいと思っている。
年齢を重ねると、「もう若くないから」と、自分を卑屈に見てしまう瞬間がある。
でも、生きてきた年月の分だけ、自分の中には積み上げてきたものがある。
それを含めた自分を、きちんと好きになってくれる人はいる。
恋愛のために、自分を小さくしなくていい。
選ばれるために、自分をねじ曲げなくていい。
そうしなくても恋愛ができる自分は、もう自分の中にいる。
恋愛は、自分の価値を証明するためにするものでも、相手に人生を決めてもらうためにするものでもない。
恋愛は、自分が幸せになるためにする。

このnoteでは、恋愛の中で感じる小さな違和感を、自分の幸せに関わる大切なこととして考えていきます。
この人と結婚して、本当に私は幸せになれる?
だらしないところがあるけれど、結婚したら変わる?
嫌だったことを伝えると喧嘩になるのは、私の伝え方が悪いから?
「次からはしない」と言う彼を、もう一度信じるべき?
年齢を考えたら、多少のことは我慢したほうがいい?
こうした問いに、誰にでも当てはまる一つの正解があるとは思ってない。
「すぐに別れなさい」と言いたいわけでもない。
続けることも、話し合うことも、離れることもある。
大切なのは、彼があなたを選んでくれるかだけではない。
あなた自身が、この人と、この関係を選びたいのかを考えることだと思ってます。
一度目の結婚では、たくさんの違和感に気づきながら、
「結婚したら変わる」と信じて結婚した。
離婚後もさまざまな恋愛を経験し、
今は再婚して、夫と子どもと暮らしている。
だから私は、正しい答えを教える人になりたいわけじゃない。。
自分の失敗や迷い、今も考え続けていることを材料に、一緒に現実を見ていきたい。
「この人でいいのかな」が消えないときに、自分の気持ちと、目の前にある事実を、もう一度確かめられる。
このnoteを、そんな場所にしていきたいです。
よろしくお願いします。
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