Steam Deckでコードが書ける時代! ボタン切替・音声入力・AI・VSCode完全対応
皆さん、Xでバズってる動画見ましたか?
お母さんにSteam Deckを買ってもらった少年が、ゲームをせずにAIコーディングして稼いでるという動画です。
同じようにやってみたいと思いませんでしたか?
やってみましょう!
キーボードなし、ボタン1つでアプリを切り替えながらコードが書けます。
音声入力も使えるし、AIに自動でコードを書かせることもできます。
この記事を読めば、Steam Deckをコーディング専用機として整えられます!
🤔 Steam Deckってゲーム機じゃないの?
「ゲーム機でコーディングは無理でしょ」って思いますよね。
私もそう思ってました。
実は中身はLinuxというパソコン用のシステムが動いています。
「デスクトップモード」に切り替えると、普通のパソコンとほぼ同じ画面になります。
コントローラーのボタンをカスタマイズすれば、キーボードなしでも快適に作業できるんです!
🖥️ まず「デスクトップモード」に切り替える
STEP 1:切り替えボタンを押す
Steamボタン(左側の「Steam」と書いてあるボタン)を押す
「電源」を選ぶ
「デスクトップに切り替え」を選ぶ
たったこれだけで、パソコンのような画面(KDE Plasmaというデスクトップ)が起動します!
STEP 2:デスクトップモードでのボタン操作を覚える
画面が変わると同時に、ボタンの役割も変わります。
右側のタッチパッド → マウスカーソルを動かす
R2(右トリガー)→ 左クリック
L2(左トリガー)→ 右クリック
Steam + X → スクリーンキーボードを表示
最初は戸惑うかもしれませんが、2〜3日で慣れます。
⌨️ VSCodeをインストールする
VSCodeは、コードを書くためのアプリです。
Steam Deckに入れる方法は2つあります。
方法①:アプリストアから入れる(一番カンタン)
デスクトップ左下の「アプリを起動」を開く
「Discover」(アプリストア)を起動する
検索欄に「VSCode」と入力する
「Visual Studio Code」を選んで「インストール」を押す
これで完了です!難しい操作は一切なしで入ります。
⚠️ インストール後にターミナル(コマンドを入力する黒い画面)がうまく動かない場合は、VSCode内の設定 → ターミナル → Integrated → Default Profile を「bash」に変更してみてください。
方法②:ファイルを直接入れる(アップデートしても消えない)
SteamOSはシステムのアップデートをするたびに、ホームフォルダ以外にインストールしたアプリが消える仕組みになっています。
「せっかく入れたのに消えた!」を防ぎたい場合は、公式サイトからファイルをダウンロードしてホームフォルダに置く方法がおすすめです。
詳しい手順はこちら:
https://gist.github.com/franklinmoy3/84454948694f9bada83677e88cebe4ca
🔘 ボタン1つでアプリを切り替える
ここが今回一番の目玉です!
グリップボタン(L4/R4/L5/R5、本体裏側にある4つのボタン)は、初期状態では何も割り当てられていません。
ここにアプリ切替を設定すると、ボタン1発でウィンドウがパッと変わります!
STEP 1:仮想デスクトップを作る
「仮想デスクトップ」とは、画面を複数の作業エリアに分けられる機能です。
こんな感じで使い分けられます。
デスクトップ1 → VSCode(コードを書く場所)
デスクトップ2 → AIエージェントのターミナル
デスクトップ3 → ブラウザ(調べ物)
作り方:
デスクトップの右下あたりのタスクバーを右クリック
「仮想デスクトップを追加」を選ぶ
3〜4個作っておく
STEP 2:切り替えショートカットを確認する
KDE(デスクトップの操作システム)にはもともとジャンプ用のショートカットがあります。
Metaキー(Windowsマークのキー)+1 → デスクトップ1へ移動
Meta+2 → デスクトップ2へ移動
Meta+3 → デスクトップ3へ移動
フィジカルキーボードがあればそのまま使えます。
Steam Deck単体でやる場合は、次のSTEPでグリップボタンに割り当てます。
STEP 3:グリップボタンに割り当てる
デスクトップモードでSteamアプリを起動しておく
Steam → 設定 → コントローラー → 「デスクトップ設定」を開く
L4・R4・L5・R5のどれかを選ぶ
それぞれに「Meta+1」「Meta+2」「Meta+3」を割り当てる
⚠️ 割り当てたのに動かない場合は、KDE側で同じキーが使われている可能性があります。KDE設定 → ショートカット → 検索 で競合がないか確認してみてください。
設定完了後は、グリップボタンを押すだけでデスクトップがパッと切り替わります。
正直、これを覚えたらもうキーボードに戻れないかもです笑
🎙️ 音声で文字を入力する
キーボードなしでコードのコメントや指示を入力したいとき、音声入力が使えます。
方法は3つあるので、やりやすいものを選んでみてください。
方法①:Decky Dictation(Steam Deck専用プラグイン)
Decky Loader(Steam Deck専用のプラグイン管理アプリ)を使ったプラグインで、オフラインで音声認識ができます。
Wi-Fiなしでも動くのがうれしいポイントです!
特徴:
ホットキーを押している間だけ録音するモードあり
ボタン1回で録音開始・停止に切り替えるトグルモードもあり
認識精度を上げるモデルを追加でダウンロードできる
インストール先:
https://github.com/cboiangiu/decky-dictation
⚠️ まだ開発中のプラグインなので、動作が不安定になることもあります。
方法②:Steam Deck Assistant(ゲームモードからも使える)
Whisperという高精度な音声認識エンジンを使ったアプリです。
Claude・ChatGPTなどのAIと連携できて、音声でAIに指示することも!
特徴:
ゲームモードのクイックアクセスメニューから起動できる
インターネットなしで動くローカルモードあり(APIキー不要)
日本語でも使える
ダウンロード先:
https://clotruad.itch.io/steam-deck-assistant
方法③:KDE Connectでスマホをキーボード代わりにする
スマホにKDE Connectアプリを入れると、スマホをキーボード・マウス代わりに使えます。
スマホ側で音声入力してSteam Deckに送る、という使い方もできます。
ただし、Wi-Fi経由で繋がる仕組みなので外出先では使えません。
自宅でSteam Deckを使うときにおすすめの方法です。
🤖 AIエージェントを複数同時に動かす
「AIエージェント」とは、コードを自動で書いたり修正したりしてくれるAIのことです。
Claude Code・Cursor(VSCodeのAI拡張機能)・OpenCode などが代表的です。
複数のプロジェクトで同時に走らせると、管理がごちゃごちゃになりがちです。
そこで使えるのが「Agent Deck」というツールです。
Agent Deckでできること
複数のAIセッションをひとつの画面で一覧表示できる
実行中・待機中・アイドルの状態がひと目でわかる
キー1つで別のエージェントに切り替えられる
tmux(ターミナルを複数分割する仕組み)と組み合わせると最強
公式リポジトリ:
https://github.com/asheshgoplani/agent-deck
よく使う操作
「/」キー → 全セッションをあいまい検索
「G」キー → 全Claudeの会話を横断検索
Ctrl+b → 数字キー で直接セッションにジャンプ
グリップボタンで仮想デスクトップを切り替えながら、Agent Deckでエージェントを管理するのが一番スムーズです。
「エージェントに仕事を丸投げして、自分は確認だけ」という使い方に Steam Deck はすごく向いています。
💡 知ってると差がつくTips
エージェントをバックグラウンドで動かす
Claude Codeには「Auto Mode」という機能があります。
指示を出したら放置できる動き方で、エージェントが作業している間に別の作業ができます。
「グリップボタンで切り替え → エージェントの状態を確認 → 承認 → また別の作業」
この流れが、Steam Deckのコーディングにすごくハマります!
SteamOSアップデート後にアプリが消えたときの対処法
消えた場合は、DiscoveryアプリストアかVSCode公式サイトから再インストールするだけです。
設定ファイルや拡張機能はホームフォルダに保存されているので、再インストールしても引き継がれます。
消えるのはアプリ本体だけ、と覚えておくと焦らなくて済みます。
🎮 まとめ:Steam Deckで快適コーディングする4ステップ
デスクトップモードに切り替える
VSCodeをDiscoveryからインストールする
グリップボタンに仮想デスクトップ切替を割り当てる
Decky DictationかSteam Deck Assistantで音声入力を設定する
設定は少し手間ですが、一度整えたら本当に快適です。
キーボードを持ち歩かなくていいし、ゲームの合間にコードを確認する、なんて使い方もできます笑
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