新刊『箱庭の少女と永遠の夜』内容紹介
個人サークル「夜灯舎」の新刊、『箱庭の少女と永遠の夜』が発行されます!

A5正方形/本文フルカラー30p/¥2000
「すべての孤独な夜に贈る、一人の少女と夜のおはなし。」
さとざき幸さんに表紙イラストと挿絵を描きおろしていただき、本文フルカラーで絵本風に仕上げました。挿絵は4点(人物イラスト2点・モチーフイラスト2点)収録されています。
作品の世界観を丁寧に汲み取っていただいた、ほんとうに素敵な絵たちで、私にとっても宝物のような一冊となっています。

あらすじ
その少女は、日が沈み空が紺碧に染まっていく頃に目を覚ます。孤独な少女はその箱庭で、草花や星月を愛で暮らしていた。歌い、祈りを捧げながら。しかし夜を愛した少女は、夜には愛されていなかった……。
永遠の夜の箱庭に生きる少女の物語。
カクヨム・ノベルアップ+にて全文公開中です。
こんな人におすすめ
・童話や絵本のような世界観が好き
・眠れない夜にも読めるやさしい物語が読みたい
・美しい情景描写に浸りたい
夜モチーフや箱庭モチーフがお好きな方には特におすすめです。情景描写にこだわっているので、美しい世界観や文章がお好きな方にも満足していただけるかと思います。
また、藍沢作品全般にいえることですが、読後感のやさしさは特に大切に描きました。寝る前でも読める、大人のための童話のような作品となっています。
ちなみに過去には、「綺麗な世界観と美しい関係性」「美しい描写と世界に引き込まれる」「希望に満ちたやさしいお話」などご感想をいただきました。
製本版の魅力
Web上で全文の閲覧が可能ですが、製本版ならではの良さがたっぷりありますので、今回はその辺りを紹介していきたいと思います。
素敵な挿絵
製本版の一番の魅力はなんといっても、さとざき幸さんが描いてくださった素敵な挿絵が楽しめることです!
表紙も挿絵も、要望を汲み取ってくださるだけでなく、私の文章も読んでくださり、幸さんの解釈も含めつつ、作品に寄り添った絵を描いていただくことができました。丁寧にご対応いただき、素敵に仕上げていただけて、本当にありがたく、嬉しく思います。
特に、挿絵の人物イラストは、作中の「夜の少女」「昼の少女」という二人の少女の絵をお願いしたのですが、内容に沿っているのはもちろん、「夜の少女は月の満ち欠けとともに生きている」という設定や、「昼の少女は黄金色のドレスを纏い、一つの星のよう」という設定も丁寧に表現してくださり、作品の世界観にぴったりの絵に仕上げていただきました。
幸さんの絵が加わることにより、作品全体の世界観にも深みが出たと思います。
こだわりの製本仕様
今回、製本するにあたって、少し奮発して装丁にこだわってみました。
特に、A5の正方形断裁は文庫本よりやや大きい程度のサイズ感で、小さな箱庭のイメージを形にできました。
イラストのやさしい雰囲気を生かしたかったので、表紙はマットPPをかけています。しっとりとした心地良い触感が気に入っています。また、遊び紙として色上質の中厚、空という紙を表紙と1ページ目の間に挟み込んでいるのですが、これもまた世界観に合った可愛らしい仕上がりになりました。

中のページは挿絵部分以外もフルカラーで、「永遠の夜」の世界観に没入できるよう、濃紺の背景に白文字の本文、という形で制作しました。また、本文の上に月の絵が浮かんでいる、といった表現にも挑戦しており、より感情移入できるような仕上がりになっているかと思います。
さらに、イラストの風合いを最大限活かすために、RGB入稿可のサンライズさんに印刷をお願いいたしました。通常のCMYK印刷なので、蛍光色の再現が難しく、色味は多少変わっておりますが、綺麗に仕上げていただいて感謝が尽きません。
※ちなみに、印刷では再現が難しかったのですが、表紙の絵はこのように描いていただきました。本来の色味では青が明るくて、より夜明けの空気感があります。
製本版の色合いには落ち着きがあって、より真夜中に近い雰囲気になりました。どちらにもそれぞれ良さがあると思っています。

まとめ
個人的にも満足がいく、たいへん美しい本に仕上がっておりますので、ぜひお手に取ってご覧いただけたら幸いです。
2024年12月より、透明書店様にてお取り扱いいただいております。
ECサイトでの販売もしていただいております。よろしくお願いします!
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