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【紅葉】愛岐トンネル群が良かった話【廃線】

先日、古い友人に誘ってもらって、愛岐トンネル群(旧中央西線跡) の紅葉公開に行ってきました。

小田原から東海道新幹線で1時間、さらに、名古屋駅から中央西線でわずか約30分。定光寺駅に降り立つと、都会の近くとは思えない静けさと深い谷間の空気に、一気にスイッチが切り替わります。

※ 期間中は、定光寺駅に区間快速が臨時停車しています(2025年12月公開時)
※ 定光寺駅は無人駅ですか、TOICAなどのICカードが使えます。ただし、大勢の方が訪れ、端末の数が少ないため、タッチして改札を出るのに結構な時間がかかり、紙の切符のほうが早く出場できます。


■ 定光寺駅から、トンネル群へ

中央西線・定光寺駅のロケーションは本当にすごくて、いわゆる“秘境駅”的な雰囲気。

山肌に張り付くような対向式ホームが特徴の定光寺駅

駅のすぐそばには、有名な廃旅館の建物もまだ残っていて、時間の流れが緩むような感覚になります。

朽ちた灯籠の台と廃旅館

ここから紅葉のトンネル区間まで少し歩くのですが、迷いようがない一本道。5分もかからず到着。

駅から300mでトンネル群の入り口

■ 一般公開は年に約1週間、とても貴重な機会

愛岐トンネル群は、保存会の方々によって大切に維持され、年に約1週間だけ一般公開されます。
この短い期間に多くの人が訪れるのも納得で、トンネルと紅葉が作る景観は、ほかの場所ではなかなか味わえません。

トンネルは全部で4本あります。最初の3つは出口が見通せる長さ、最後の1本は333mなのでなかなか長い。

一本目のトンネル坑口 ここからすでにテンションMAX

煉瓦づくりのトンネルと、ちょうど見頃を迎えた紅葉。
光の角度によって表情が変わり、つい何度も足を止めて写真を撮ってしまいます。


■ 保存状態が素晴らしい

歩いてみて驚いたのが、管理がとても行き届いていること。
雑草の処理や安全対策はもちろん、歴史資料や説明パネルもしっかり整備されていて、本当に頭が下がります。

保存状態の良いロックシェッド

廃レールを利用したロックシェッド(落石防護柵)もさび止めがされてきれいに保存されていました。

紅葉の見頃にあわせて公開をしているようです

入場料は わずか100円
これで良いのだろうかと思うレベルで、感謝しかありません。

二つ目のトンネルの南側坑口

二つ目のトンネルは坑口に印象的な木がそびえます。「廃線あるある」ですが、旧路盤上に生えた木は、とても印象的です。近隣の木立から落ちた種がここまで成長する間、手つかずで廃線跡が残っていたことをを物語る生き証人です。

大紅葉

二つめのトンネルを出たところにある大きな紅葉の木。とても印象的でした。この先数日するとさらに赤くなるのでしょう。

四本目トンネル

四本目のトンネルは途中で曲がっていて、先が見通せません。路盤はバラストごと残されているので、歩きやすい靴と懐中電灯があると良いですね。

四本目のトンネルの北側坑口

四本目のトンネルを抜けると終端部、ここまで片道1.7km、写真を撮りながらゆっくり歩いて1時間です。

公開範囲の北側・終端部 売店への搬入用のゴンドラ背見えます(ゴンドラの先が廃線跡)

トンネル群はこちら側(愛知県春日井市)だけでなく、終端部の先にも続き、古虎渓駅まで続きます。この先は岐阜県多治見市、特に公開や手入れがされてい様子はなく、立ち入ることはできません。


■ 出店も充実していて楽しい

公開期間中は、お菓子・お弁当・飲み物・ビールなどの出店もあり、ほのぼのしたお祭りのような雰囲気。

廃線散策と紅葉、そして昼間のビールという背徳の組み合わせもまた最高です。

春日井市産のサボテンパウダー入りのクラフトビール(700円)

(※トイレは基本的に仮設です。気になる方はご注意を。)


■ また来たくなる場所

都会のすぐ近くに、これほど豊かな自然と歴史が共存している場所があることに驚きました。

また訪れてみたくなる場所です。

定光寺駅(左)岩肌が河床に露出する雰囲気は「最高」以外に言葉がない

■ 公式サイト(公開情報はこちら)

▶ 愛岐トンネル群保存委員会
https://aigi-tunnel.org

公開日程やアクセス情報、パンフレットなどはこちらで確認できます。


■ コメダは近くにないけど

電車に揺られて30分ほどで名古屋市内に戻り、コメダコーヒーで時間調整ながらワーケーションをして帰路につきました。

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