5 月下旬から 6 月へ|梅雨前に準備!ジメジメ季節も親子で快適&楽しく過ごすヒント
5 月も下旬になると、新緑の美しさは最高潮になる一方で、空には曇り空が増え、じめじめとした湿気を感じる日も少しずつ増えてきます。
「そろそろ梅雨が来るな…」と、なんとなく気分が沈みがちになる方も多いのではないでしょうか。
子育て中だと、
「洗濯物が乾かない」
「外で遊べない」
「カビやダニが心配」
「体調を崩しやすい」
など、悩みも一気に増えるのがこの時期ですよね。でも大丈夫!ちょっとした準備と工夫で、憂鬱になりがちなこの季節も、親子で快適に、そして楽しく過ごすことができます。
今回は、5 月下旬から 6 月にかけての過ごし方・準備・遊び・体調管理 をまとめてご紹介します。
この時期ならではの自然の楽しみ方もたくさんあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
■ この時期ならでは!5 月下旬~6 月の魅力

まずは、この季節の良いところを再発見しましょう。
「雨が多い」「ジメジメする」だけじゃない、素敵な魅力がたくさん詰まっています。
1. 緑が最も美しい「まぶしい季節」
5 月下旬から 6 月にかけて、木々の緑は一番濃く、生き生きと輝きます。雨に濡れた葉っぱは宝石のようにツヤツヤと光り、見ているだけで心が癒されます。「新緑」というより「深緑」に近づくこの時期の緑は、目にも心にも良い影響を与えてくれます。晴れた日には木漏れ日の美しさ、雨の日には葉についた雨粒のきらめきを、ぜひ親子で眺めてみてください。
2. 生き物たちの「にぎやかな季節」
この時期は生き物たちが最も活発に動き回る時期です。
アジサイの花が少しずつ色づき始める
カタツムリやカエルが姿を見せる
ホタルが飛び始める地域も
虫たちの鳴き声がにぎやかに
「カタツムリはアジサイの葉っぱが好きなんだって」「カエルは雨が降ると嬉しくて鳴くんだね」など、生き物や植物との出会いが、子どもの好奇心を大きく育ててくれます。雨の日だからこそ見られる光景がたくさんあるのも、この季節の醍醐味です。
3. 「旬」がいっぱい!食べ物が美味しい時期
夏野菜が出始め、イチゴやサクランボ、それに梅やレモンなど、さっぱりとした味わいの食材が豊富になります。これらの食材には、この時期に必要なビタミンやミネラルがたっぷり含まれていて、体調管理にもピッタリです。
■ 今のうちにやっておこう!梅雨前の準備リスト

雨が多くなる前の 5 月下旬が、準備のチャンス!少しの手間で、後々のストレスが大幅に減ります。子育て目線で必要な準備をリストアップしました。
1. おうちの中の湿気・カビ対策
ジメジメ季節の最大の悩みが「カビ・ダニ」です。特に子どもが触れる場所や寝具はしっかり対策を。
✅ 布団やマットレス:晴れた日にしっかり天日干し、または布団乾燥機をかける。カビの予防スプレーも活用
✅ クローゼット・押し入れ:除湿剤を設置、すのこを敷いて風通しを良くする。衣類は詰め込みすぎない
✅ おもちゃ・絵本:プラスチック製おもちゃは一度拭き掃除、木製や布製は風通しの良い場所へ。絵本は湿気で波打たないように本棚の整理を
✅ 浴室・洗面所:目に見えないカビの胞子が増える前に、漂白剤や防カビ剤で一度しっかり掃除
ポイント:「完璧にやろう」とすると大変なので、1 日 1 か所だけなど、少しずつ進めるのがコツです。
2. 洗濯物の悩み対策
「乾かない」「臭いがつく」が代表的な悩み。今のうちに環境を整えておきましょう。
✅ 部屋干しスペースの確保:物干しラックや突っ張り棒を設置。エアコンの風が当たる場所がベスト
✅ 便利グッズの準備:除湿機・サーキュレーター・部屋干し用洗剤・抗菌ハンガーなどを用意
✅ 乾きやすい服の見直し:子どもの服は、綿 100% よりもポリエステル混など乾きやすい素材を選ぶのもおすすめ
3. 雨の日のおでかけ・通園通学準備
子どもとのお出かけや登園時の「ああ~!」を防ぐために。
✅ レイングッズのサイズ確認:レインコート・長靴・傘。去年のものは小さくなっていないか?破れや汚れはないか?
✅ 予備の服を準備:雨の日は必ずと言っていいほど濡れたり汚れたりします。着替えセットを多めに用意し、ビニール袋も常備
✅ 玄関の収納整理:長靴や傘が増えるので、すっきり収納できるように見直し
4. 食中毒・衛生対策
気温と湿度が上がるこの時期から、食べ物が傷みやすくなります。
✅ まな板・包丁・ふきん:熱湯消毒や漂白剤で清潔に。プラスチック製は傷がつきやすいので定期的に交換を
✅ お弁当グッズ:抗菌シートや保冷剤、保冷バッグを準備
✅ 手洗い習慣の再確認:「外から帰ったら」「ご飯の前」「トイレの後」の手洗いを、改めて子どもと一緒に練習
■ 雨の日が楽しくなる!おうち遊び&おでかけアイデア

「外で遊べない~!」と子どもががっかりする雨の日も、視点を変えれば特別な 1 日になります。年齢別にアイデアを紹介します。
0~2 歳向け:五感で楽しむ雨の世界
小さな子にとって「雨」は不思議で面白い存在です。
窓辺の観察:「雨が屋根をたたいてるね」「水が上から下に流れていくね」と、音や動きを言葉にして伝える。ガラスについた雨粒を指でなぞるだけでも大喜び
お風呂で水遊び:お風呂場を少し暖かくして、おもちゃやカップで水遊び。「しとしと」「ざあざあ」と雨の音をまねしながら遊ぶ
新聞紙プール:新聞紙をくしゃくしゃに丸めて大きな箱に入れるだけ。「落ち葉のプールだよ~」「雨の音みたいだね」と、感触と音を楽しむ
3~5 歳向け:想像力を膨らませる遊び
少しずつ複雑な遊びもできるようになる時期。雨の日ならではの創造的な遊びを。
雨の日アート:画用紙に絵を描いて、窓辺に置いて少し雨に濡らす。色がにじんだり模様がついたり、偶然の芸術が楽しめる。アジサイの絵を描くのもおすすめ
カタツムリ・アジサイ工作:紙皿や折り紙、廃材を使って雨の日の生き物や植物を作る。「ここに雨を降らせよう!」とストーリーを作って遊ぶ
おうち探検隊:家中を探検して「水に濡れたら大変なもの」「雨の日に役立つもの」を探すゲーム。観察力が育ち、防災や生活の知識も自然と身につく
簡単おやつ作り:蒸しパンやクッキー、梅ジュース作りなど。手を動かして「自分で作った!」という達成感が得られ、時間もあっという間
小学生向け:学びにもつながる遊び
知的好奇心が旺盛な小学生には、「なぜ?」を育てる遊びが最適。
雨の観察日記:毎日の雨量や雨の降り方、気温、湿度などを記録。「なぜ雨が降るの?」「雲ってどんな形?」を図鑑やインターネットで調べる立派な自由研究に
実験遊び:「水の吸収実験」(色々な布や紙に水を垂らして比べる)、「にじみ絵」、「カビの観察」(食パンを置いて変化を見る)など
アジサイめぐり・ホタル観賞:雨上がりや夕方に、少し足を伸ばしてアジサイの名所やホタルが見られる場所へ。この時期だけの貴重な体験になります
☔ 雨の日のおすすめおでかけ
科学館・博物館:雨の日限定のイベントがあることも
屋内の遊び場・子育て支援センター:同じく雨で困っているママ友にも会える
植物園・温室:雨の日は空いていて、緑の中がしっとりしてとても美しい
■ ジメジメ季節の体調管理・衛生対策

高温多湿になるこの時期は、子どもの体調トラブルが急増します。特に注意したいポイントを解説します。
1. 「あせも」「かぶれ」「じめじめ肌」対策
汗と湿気で肌が荒れやすくなります。
こまめな着替え・汗拭き:少し汗をかいたらすぐに拭き取り、着替える。通気性・吸湿性の良い服を選ぶ
お風呂でしっかり洗う:シワの部分や首回り、おむつ周りは汚れと湿気がたまりやすいので丁寧に
保湿と保護:お風呂上がりはしっかり保湿。赤くなりやすい部分はワセリンなどで保護
おむつかぶれ予防:交換頻度を増やし、濡れたらすぐに。おしりをよく乾かすことが何より大切
2. 「だるい・疲れやすい」梅雨バテ対策
低気圧と湿度で大人も子どもも自律神経が乱れがち。
規則正しい生活:雨の日でも朝は決まった時間に起き、太陽の代わりに照明を明るくして体内時計を整える
適度な運動:おうちの中でもストレッチやダンス、ジャンプなど体を動かす時間を作る。血行を良くしてだるさを解消
換気を上手に:「ジメジメするから」と閉め切らず、短時間でも換気を。除湿機やエアコンのドライ機能を活用して、湿度を 50%~60%に保つのが目安です。湿度が高いと菌も繁殖しやすくなるので、こまめな換気で空気を入れ替えることが大切です。
3. 感染症・衛生管理
湿度が高く気温も上がるこの時期は、細菌やウイルスが活発になりやすい環境です。
手洗いうがいの徹底:外から帰った後、食事の前、トイレの後は特に丁寧に。石鹸を使って指の間や手首までしっかり洗い、うがいも忘れずに。子どもが楽しく習慣づけられるよう、歌を歌いながら洗うのもおすすめです。
おもちゃや生活用品の消毒:子どもが口に入れたり触れたりするおもちゃ、ドアノブ、手すりなどは定期的に拭き掃除・消毒を。プラスチック製はアルコールや除菌シート、布製は洗濯や天日干しで清潔を保ちましょう。
食中毒予防:調理前の手洗いはもちろん、食材は新鮮なものを選び、冷蔵庫での保管温度に注意。作り置きはなるべく避け、お弁当はしっかり加熱したものを詰め、保冷剤で温度管理を。「生ものは避ける」「素手で詰めない」などの基本を徹底するだけでもリスクを大幅に減らせます。
4. こころのケアも忘れずに
太陽の光を浴びる時間が少なくなると、セロトニンという「幸せホルモン」の分泌が減り、気分が沈みやすくなります。子どもも大人も同じで、「なんだかイライラする」「機嫌が悪い」「眠たそう」といった様子が見られたら、心も体も疲れているサインです。
照明を明るくして部屋を暗くしすぎない
好きな音楽をかけたり、一緒に歌ったりして気分を上げる
スキンシップを増やす:抱きしめたり、頭をなでたり、手をつないだりするだけで安心感が生まれます
「雨の日も楽しいことがあるね」とポジティブな言葉をかけて、子どもが憂鬱にならないように導いてあげましょう。
■ 旬の食材で元気アップ!おすすめレシピ

この時期に旬を迎える食材には、梅雨バテや体調不良を予防する栄養がたっぷり。簡単で子どもも喜ぶレシピと合わせてご紹介します。
おすすめ旬食材と効能
梅:クエン酸が豊富で、疲労回復・食欲増進・抗菌効果が抜群。「食べ物を腐りにくくする」働きもあり、まさにこの時期にピッタリの食材です。
レモン・すだち・かぼす:ビタミン C たっぷりで、肌の健康維持や免疫力アップに。さっぱりとした酸味が、じめじめした時期の食欲不振を解消してくれます。
グリーンピース・そら豆:たんぱく質やビタミン B 群、食物繊維が豊富。成長期の子どもの体作りや、疲れやすい体の回復を助けます。
たけのこ:食物繊維やカリウムが豊富で、むくみ解消や腸内環境を整える効果が。シャキシャキの食感が子どもにも人気です。
いちご・さくらんぼ:ビタミン C・E が豊富で、抗酸化作用が高く、肌や粘膜を強くしてくれます。甘酸っぱい味が大人気。
✅ 簡単!子どもが喜ぶレシピ 3 選
1. 梅じゃこご飯
材料(2 人分):ご飯茶碗 2 杯、梅干し 2 個、ちりめんじゃこ大さじ 2、白ごま少々、刻みのり少々
作り方:
梅干しは種を取り除き、包丁でたたいてペースト状にする。
温かいご飯に梅干し、ちりめんじゃこ、白ごまを入れてよく混ぜる。
お茶碗に盛り、刻みのりをトッピングして完成!
→ 梅の酸味とじゃこの旨みで、食欲がない日でもパクパク食べられます。おにぎりにしてお弁当にも最適。抗菌効果もあるので安心です。
2. レモン風味の野菜と鶏肉のソテー
材料(2 人分):鶏むね肉 1 枚、ピーマン 2 個、たまねぎ 1/2 個、キャベツ 2 枚、レモン 1/2 個、塩コショウ少々、オリーブオイル小さじ 1
作り方:
鶏肉は一口大に切り、塩コショウをふる。野菜は食べやすい大きさに切る。
フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉を炒める。色が変わったら野菜を加えてさらに炒める。
野菜がしんなりしたら、レモンの絞り汁を回しかけ、さっと炒め合わせて完成!
→ レモンの香りでさっぱりと、油っぽくないので食べやすいです。鶏肉は高たんぱくで疲労回復に◎。
3. グリーンピースの甘煮
材料(2 人分):グリーンピース(さやから出したもの)100g、砂糖大さじ 1、塩少々、水 100ml
作り方:
鍋にグリーンピース、砂糖、塩、水を入れて火にかける。
沸騰したら弱火にし、柔らかくなるまで 10~15 分ほど煮る。
煮汁が少し残るくらいまで煮詰めたら完成!
→ 素朴な甘さが子どもに人気。そのまま食べるのはもちろん、ご飯に混ぜて「豆ご飯」にしても美味しいです。
■ 先輩ママ・パパのリアルな声

最後に、実際にこの季節を乗り切っている先輩たちの工夫や体験談を紹介します。きっと参考になりますよ。
「毎年悩まされるのが洗濯物。5 月のうちに部屋干しグッズを買い揃え、サーキュレーターと除湿機をフル活用しています。干すときは『長さを交互に』『間隔をあける』だけで乾き方が全然違います。あと、子どもの服は速乾素材のものを中心に買うようにしたら、ストレスが激減しました!」(30 代・3 歳&6 歳のママ)
「『雨の日=つまらない』と思わせたくなくて、『今日は何の雨かな?』と話しかけるようにしています。『しとしと雨だね』『ざあざあ降りだね』『虹が出るかも!』など、雨の種類や変化を楽しむようになってからは、子どもが雨を見てもがっかりしなくなりました。カタツムリやアジサイを見に散歩に行くのも恒例になっています」(30 代・4 歳のパパ)
「ジメジメする時期は肌トラブルが心配でしたが、とにかく『こまめに着替え・保湿』を徹底するようにしたら大丈夫でした。小さいタオルを何枚も用意しておいて、汗をかいたらすぐに拭いて着替える。お風呂上がりは時間をおかずに保湿剤を塗る。手間はかかりますが、肌が荒れることなく過ごせています」(20 代・1 歳児のママ)
「5 月下旬に家の中の大掃除とカビ対策を一気にやります。特に押し入れやクローゼットは、全部出して風を通し、除湿剤を新しく交換。布団も布団乾燥機でしっかり乾かします。少し大変ですが、これをやっておくと梅雨の間『カビが生えた!』というトラブルがほとんどなくなりました。早めの準備が本当に大事だと実感しています」(40 代・小学生 2 人のママ)
「食中毒が心配なので、この時期はお弁当に必ず梅干しを入れます。ご飯の上に乗せるだけでなく、細かくたたいて混ぜ込んだ『梅ご飯』にすることも多いです。防腐効果があるだけでなく、酸っぱさで食欲も出るので一石二鳥。子どもも『今日は梅のご飯だ!』と喜んで食べてくれます」(30 代・5 歳のママ)
5 月下旬から 6 月にかけての時期は、確かに気候的にも生活面でも大変なことが多い季節かもしれません。でも、ちょっと早めの準備をして、視点を変えてみると、この時期にしかない美しさや楽しさ、美味しさがたくさん見つかります。
「ジメジメだからこそ」見られる自然や生き物、食べられる旬の味覚、おうちの中でのんびり過ごす時間…。それらすべてを、家族みんなで楽しむ心のゆとりを持って過ごせたら素敵ですね。
この記事が、少しでも皆さんの毎日の助けになり、笑顔が増えるきっかけになれば嬉しいです。
