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第5章:誰に相談すればいいのか ― 私が「無料の公的相談窓口」にたどり着くまでの全プロセス


「相談したい。でも、どこに、誰に話せばいいのか分からない」——性的な被害について、しかも家族からの被害について、そう感じたことはありませんか。

私自身、20代の頃、この壁に何度もぶつかりました。誰かに話したい気持ちと、話すことへの恐怖が同時に押し寄せ、身動きが取れなくなっていました。この章では、私が実際にたどった手順を、できる限り具体的にお伝えします。

なぜ「相談」のハードルはこれほど高いのか

まず知っておいてほしいのは、相談のハードルが高いのは、とてもデリケートな内容であるということです。

私の場合、母に体の不調を訴えても「病院へ行けば」とあしらわれ、心配すらされませんでした。
守られる環境がないことで、家族に相談しても解決しないと分かっていたからこそ、外部への相談という選択肢自体が見えていませんでした。多くの被害者が、まず「家族以外の誰かに相談していい」という発想に至るまでに、長い時間がかかります。


ステップ1:まず「信頼できる一人」に話す



私が最初に行動を起こしたきっかけは、信頼できる友人に苦しさを打ち明けたことでした。専門機関にいきなり相談するのはハードルが高くても、身近な人に「実は…」と話すことなら、比較的踏み出しやすいはずです。

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