太陽星座度数は「種」のようなもの
はじめに
太陽星座の記事を読んでも、
なんだかピンとこない。
と感じられた方もいらっしゃると思います。
私自身も20代まではそうでした。
でも振り返ってみると、
占星術も星座も知らない幼稚園の頃は、
砂場でひとり黙々と、
見た目は細かい砂をまぶした美しさ、
中は水の足し具合で頑丈さを加えて、
砂団子づくりに励んでいました。
その記憶は今でも鮮明に残っています。
太陽星座牡牛座を純粋に生きていたのだと、
今になって思うのです。
私にとって太陽は「種」のようなもの。
生まれた瞬間の度数は、
確かに最初から存在しているけれど、
すぐに「太陽星座らしさ」
として自覚できるわけではないと感じます。
土の中で眠っていて、
環境や時間の流れとともに、
少しずつ芽吹いていくもの。
自分の太陽星座の話を見聞きしても、
しっくりこない、という感覚は、
実はとても自然なことなのです。
種をどこに蒔くか、どんな土壌で育てるか、
どのタイミングで水をやるか。
それらはすべて、あなた自身の実人生を通した、
オリジナルな育て方になるからです。
太陽の度数とは何か
西洋占星術における太陽は、
「その人の中心の輝き方」
「人生をかけて育てていく方向性」を示します。
大まかなイメージです。
幼少期~20代前半
まだ芽が出ていない「種」の段階。
環境によっては息苦しさや違和感
として感じることも多いでしょう。
「なんで自分はこうなんだろう」と悩むのは、
種が土の中で準備をしているからかもしれません。
20代後半~40代
自分に合った土壌を探しながら
試行錯誤する時期。
「自分らしさって何だろう」と模索するのは、
種が芽を出そうとする自然な過程です。
40代後半~成熟期
やがて自然に花開き、
太陽が周囲からも見えてくるようになります。
「あの人だ」と言われるのは、
この段階になるかなと思います。
つまり太陽度数は
「持っていないものを学ぶ」のではなく、
すでに持っているけれど、
人生の流れの中で育てていくもの。
という私の考えです。
焦る必要はないのです。
と言うのは。
私の体験|私の度数の種が芽吹くまで
私は牡牛座に太陽があります。
私の度数の一般的に言われるテーマは、
「独創性・自分の感覚を信じる力」。
でも長い間、この質を
自分の中に見つけることができませんでした。
あっても自信がもてなかった。
もっと凄い人は山ほどいらっしゃる。
機能不全家庭で育ったこともあり、
安心して「種」をまけるような土壌がなかった
からかもしれません。
私の出生時のホロスコープを見ると、
月とケレス(蟹座)が冥王星とスクエアを組んでいて、
「育てる・守る」というテーマに
深い葛藤を抱えていたことも頷けます。
「私には独創性なんてない」
「人と違うことをするのが怖い」
「自分の感覚なんて信じられない」
幼少期~20代前半は特に強かったです。
そんな風に思っていた時期が長くありました。
ところが、ここ数年、
(天王星が牡牛座にやってきて3~4年経つ頃)
趣味で楽器演奏を始めたり、
音楽生成や占星術記事の執筆に取り組むなかで
「あ、これが度数のエネルギーでは」
と実感するようになりました。
天王星はあまり怖いイメージがなく
固定概念を崩す良い機会と
捉えているので有難い存在です。
※天王星は、
別の観点や視点から物事をみる、という視点の変化を教えてくれる天体。
牡牛座金星や射手座海王星も活かし、
AIを使って音楽や画像を生成し、
自分の感性を信じて形にしていく過程で、
確かに「種が芽吹いた」感覚がありました。
その背景には、太陽(牡牛座)に
寄り添うように水星(双子座)が
サポートしてくれていることも
あるのかもしれません。
自分の体験を文章にして、
言葉でシェアすることで、
太陽のテーマを実際に「体感できるもの」
にしていく流れが
自然に生まれているように感じます。
さらに驚いたのは、
長年の刻まれた痛みを、時間をかけて治療し、
傷跡は残るが特に心身に影響しなくなった
月とケレスも、
太陽度数を生きることで自然に癒され、
喜びへと変わっていったことでした。
太陽の方向性に乗ることが、
他の天体を救う道でもあるのだと、
あくまで私の身をもって感じています。
他の占術の視点で見てみる
面白いことに、
別の占術でも似たような示唆を得ていました。
20代なりたての頃、職場のお客様で
個性心理学(動物占い)をされている方がおり、
「クリエイティブな狼」でした。
日常や普段の振る舞いはドンピシャで、
安心しましたが、
「クリエイティブ」さはないとモヤモヤしてました。
最近は「あるじゃない!」と腑に落ちています。
最近知った四柱推命では
私は「丁亥」。(灯火という質)
私が占星術活動で使っている名前
「灯(AKARI)」と重なって、
偶然の一致に驚きました。
占星術以外の視点も含めて振り返ると、
「やっぱり私は自分の道を歩んでいたんだ」
と確信できました。
違う言語でも、同じ道を指していたのです。
占星術は奥深い|だからこそ、ひとつの視点を
もちろん、太陽だけで人生のすべてを
語れるわけではありません。
月やアセンダント、他の天体やアスペクトも
同じように重要であることは、
何百万倍も承知しています。
前述と矛盾はしますが。
情報が溢れかえっている
今の時代だからこそ、私はあえて
「太陽というひとつの視点」
にフォーカスして記事を書いています。
人生の折り返し地点に入り、
今までのことが腑に落ちて
点と点でつながってきました。
すべてを一度に理解しようとすると、
かえってカオスになってしまうことも
多いからです。
これは私のひとつの考え方にすぎません。
押し付けるつもりは全くありませんし、
「今はよくわからない」で大丈夫。
あなたのペースで大丈夫です。
もし興味が湧いたときに、
個人鑑定されてる方に
多角的に観てもらったり、
四柱推命など他の占術に触れてみたり。
そんな風に、あなたの探求を
深めていけばいいのだと思います。
あなたの太陽の「種」は、どんな光を待っている?
太陽の度数は「あなたの中にある種」です。
それが今どんな状態にあるのか?
まだ静かに眠っているのか?
少しずつ芽吹き始めているのか?
すでに花開いているのか?
私にとっての牡牛座度数の種は、
40代に入りようやく芽吹き始めました。
遅すぎることはありません。
野菜や果物もそれぞれ、
最適に育つ季節や環境があるように。
育てて失敗したり、
自然災害で不作の時もあります。
土壌が合わなかったのかもしれません。
カラスに食べられちゃったもあります。
あなたの太陽の「種」は、
どんな光を待っているでしょうか?
もしまだピンとこなくても、それで大丈夫。
占星術だからということではなく、
ひとりひとりには必ず
何かしらの「種」や「核」となるものが
あると思うのです。
命があるということ。
命はひとつしかありませんが、
種はあなたの中にいくらでもあります。
種が芽吹くのを急かす必要はありません。
あなたの太陽は、
きっと最適な場所やタイミングで、
最適な形で花開いていくはずです。
あなたの太陽の種が、
やがて美しい花を咲かせることを、
心から応援しています。
私も日々精進です。
灯 AKARI
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