200円のヘアアクセを「買わない」と言った娘
今日、娘と ダイソー に行った。
そこで娘が、ちょっと面白いヘアアクセサリーを見つけた。
値段は200円。
「どうする? お小遣いで買う?」
そう聞いたら、娘は少し考えてこう言った。
「絶対必要なものじゃないから、買わない」
へえ、と思った。
昔の私なら、
「えらいね、我慢できたね」
で終わっていたと思う。
でも今回は違った。
娘は次にこう言い始めた。
「買わないなら、自分で作る」
そしてそのまま、手芸用品売り場へ移動。
今、本人に、
「これって何でできてるんだろう?」
「どの材料が必要?」
を考えさせながら、材料を探させている。
これ、すごく面白い。
教育熱心な家庭って、つい
「良い学校」
「良い成績」
「勉強時間」
に目が向きがちなんだけど、
本当に伸びる子って、
“消費”で終わらない。
* 欲しい
* 観察する
* 分解する
* 構造を見る
* 材料を探す
* 再現を試みる
という流れに自然に入っていく。
これ、ほとんど研究なんだよね。
しかもダイソーのヘアアクセって、実は教材として優秀。
200円だから失敗しても痛くない。
でも中には、
* デザイン
* 配色
* 接着
* 布の選び方
* ゴムの強度
* 金具
* 原価
* 工程
みたいな要素が全部詰まってる。
つまり、
「かわいい」
の中に、小さな工学が入ってる。
私は昔、研究開発系の仕事をしていたけれど、
研究って結局、
「これ、どういう構造なんだろう?」
を面白がれる人が強い。
受験でも同じ。
丸暗記だけの子は、どこかで苦しくなる。
でも、
「なんで?」
「どうなってるの?」
「作れる?」
に変換できる子は伸びる。
今日の娘を見ていて、
ああ、この子は今、
“買い物”をしているんじゃなくて、
“構造を学んでる”んだなと思った。
そして親側も大事。
ここで、
「無駄遣いしないの、えらい!」
だけで終わらせるのか、
「じゃあ材料見に行こうか」
と探索フェーズへ移行させるのかで、
子どもの思考回路って結構変わる。
教育って、
高い教材を与えることだけじゃない。
ダイソーの200円商品からでも、
十分に学べる。
むしろ、
日常生活の中で“構造を見る癖”を育てることのほうが、
あとあと効いてくる気がしている。
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