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AIにできない経理の仕事は3つに減った

こんにちは! 経理課長のAkiです。

「この仕事、あと何年もつんだろう?」
月次を締めながら、ふとそう思ったことはありませんか。




画面の中で数字が合っていく。
合った瞬間、達成感より先に、少しだけ寒い気持ちがくる。
——これ、来年も私がやってる仕事だろうか…




私も最初は、AIにできるのは「単純な入力作業まで」だと思っていました。
仕訳を打つ、伝票を並べる、その程度だと。

でも実際に現場で見たのは、まったく違う光景でした。


この記事では、2026年の今、経理の手元に実際に残った3つを、「判断」や「対応」みたいなふわっとした言葉ではなく、具体的な業務の場面の名前で書きます。読み終わるころには、自分がその3つに入れているかどうかが分かるはずです。




「AIにはできませんよ」と言えなくなった3年間

私が違うと気づいたのは、例外処理のところでした。



「これは前期と同じ扱いでいいのか」
そうやって手が止まっていた類の仕事が、根拠つきで候補を返してくるようになったんです。


そこは人間の領域だと思っていました。
経験の量がものを言う部分だと。


念のため書いておくと、「経理がなくなる」という話ではありません。実際、私の周りで経理の人数がゼロになった会社は一つもない。


ただ、一人あたりが持っている仕事の中身が、確実に入れ替わりました。





縮んだ側の中身(2023→2026年の変化)

まず、事実の整理から
数年前に「これはAIには無理だろう」と多くの経理が言っていた項目が、今どうなっているか?




私が自分の現場で見た範囲と、同業の人から聞いた話をもとにした実感です

この表を作りながら、私はあることに気づきました。




短くなったのは「難しい仕事」ではなかったということです。




例外判断も異常値検知も、経理としては難易度が高いほうの仕事です。それでも縮んだ。
一方で、単純作業なのに残っているものもある




じゃあ境目は何か?




短くなったのは難しい仕事ではなく、一人で完結する仕事だった。




自分のパソコンの前で、資料と数字だけ見ていれば終わる仕事。
それがAIの得意分野とほぼ重なっていた
難易度ではなく、そこに他人がいるかどうかが線引きだったんです




自分の担当業務を、上の表に当てはめてみてください「これは自席で完結するな」と思った仕事が多いほど、この先の3つが効いてきます。





2026年、AIにできない仕事として残った3つの場面

ここからが本題です。抽象的な話は一切しません。場面の名前で書きます。


1. 税務調査の席で、この処理にした理由を口頭で説明する場面

資料そのものは、もうAIのほうが速く正確に作れます
でも、調査官の前の椅子に座って、その場の追及に応じることはできません




私は税務調査を3回経験しています

1回目は立会いに入らず、書類準備が主な役割でした。指示された書類を持って行っても次の資料を次々に求められて、2日間、自分の業務が一切できなかったのを覚えています。

2回目は上司の補助として立会いに参加。

3回目でようやく主担当として、調査の席に座りました。




そのとき私が心がけたのは、たった2つです。
ボロを出さないよう、言葉に気をつけること
そして終始、優しく丁寧な態度を崩さないこと

資料はいくらでも整えられる。でもあの椅子に座って、自分の名前で答えるのは自分だけでした。





2. 自分が作った数字を持って、他部署の前に立つ場面

これは、経理3年目のときの話です

1年間の流れがようやく頭に入って、簿記2級も取って、「少しは経理になれたかな」と思えた時期でした。それで社内を見回したら、うちには制度会計しかなくて、数字を分析する仕組みがないことに気づいたんです。



管理会計を入れたいです!

そう自分から提案しました
上司とシステム責任者に同意を取って、社長に持っていって、「とりあえずやってみろ」と。




問題はそのあとでした。

営業部と製造部に説明しなければいけないので、スライドでプレゼン資料を自作して、まず営業部の全員を集めて話しました

返ってきたのは、ダメ出しの山でした。




理由は2つあったと思っています

ひとつは、得意先ごとの分類が難しくて、データベース上のデータが曖昧だったこと。
「正確でもない収支表を参考にはできない」と言われました。

もうひとつは、得意先ごとに利益が見えるようになると、利益の出ていない得意先を減らす話につながること。つまり、自分の得意先を減らされる話だったんです。

正しい資料を作れば通ると思っていた3年目の私には、けっこう堪えました。




でも、製造部に同じ提案をしたら反応が真逆でした。




ぜひやってほしい!」と




今まで教育の機会がなかったので、経理からの提案をその機会にしたい、という理由でした




そこから私は、製造部と組んで品目群収支計算書を作りました




原価計算の仕組み自体がなかったので、項目を1つずつ口で説明するところから。

システム担当には経理の知識がなく、私にはシステムの知識がない。

こちらが説明したことを実際に作ってもらって、それが会計上正しく動いているかを確認して、また戻す。

それを何度も何度も繰り返しました。人件費の集計は、部署ごとに考え方が違っていて特に苦労しました。




導入したあと、営業部は値上げをするようになり、利益の出ていない得意先は終売という判断を取るようになりました。

製造部は、モノを作るだけだったのが数字を意識するようになりました。




ここでAIが代わってくれる部分は、たしかにあります。表の設計も、原価の按分計算も、今なら相談すれば答えが返ってくる

でも、ダメ出しをしてきた営業部の前にもう一度立つことも、製造部と机を並べて項目を1つずつ潰していくことも、代わってはもらえませんでした。





3. 残高が月商1ヶ月分まで減った月に、銀行と話をしに行く場面

売上が急に伸びていた時期のことです。

数字だけ見れば、いい状態でした
ただ、その裏で設備投資が続いていて、借入の返済も走っていた。気づいたら、手元の残高が月商1ヶ月分まで減っていました。




売上が伸びているのに、現金が減っていく
この矛盾を先に見ているのは、社内で経理だけです。




私は上司に報告しました。そこから相談のうえ、銀行と交渉して、借入の返済ピッチを緩めてもらいました。




必要な数字そのものは、計算できます。
運転資金は「売上債権+棚卸−仕入債務」で出る
キャッシュフローも月次試算表も、形にするだけならAIのほうが速いでしょう。




でも、その数字を持って上司の席に行くこと。
銀行の担当者の前で、うちの見通しを自分の言葉で説明して、条件を変えてもらうこと
ここは、資料の外側にありました。





3つの共通項

並べてみると、はっきりしています。


データが揃っていない状態で、責任を引き受けて、自分の名前を出す仕事。



3つとも、机の上では終わりません。必ず相手がいて、その場で言葉を返す必要があって、結果の責任が自分に返ってくる
だから残ったんだと、私は見ています。




自分がこの3つに近づけているか?
以下のチェックリストで確認できます。

☐ 自分が作った資料について、他部署の人から口頭で質問を受けて、その場で答えたことがある

☐ 直近1年で、税務調査や監査の場に同席したことがある

☐ 自分が作った数字を、他部署の人たちの前で説明したことがある

☐ 資金の状況について、上司や役員に自分から報告したことがある

いくつ当てはまりましたか?

1問目に✔️が付いた人は、もう入口には立っています。他部署の質問にその場で答えた経験は、3つの場面と同じ性質の仕事だからです。

そして0個でも、まったく遅くありません。

というのも、下の3つはどれも「呼ばれる」仕事だからです。自分から手を挙げて始める業務ではなく、その場に呼ばれて初めて経験できる。つまり0個なのは実力の問題ではなく、まだ呼ばれていないだけです。



そして呼ばれ方には、ちゃんと手順があります。



明日、上司にひとこと言えば、その席は取れる

やることは1つだけです。

3つの場面のうち、いちばん近そうな1つを選んで、担当している上司にこう言ってください。


「次回、同席させてください。見ているだけで構いません」



判断は上司がすればいい。発言もしなくていい。
まず、その場に自分の体を置くこと。それだけです。




私も1回目の税務調査は、立会いにすら入っていませんでした。書類を運んでいただけです。主担当として座るまでには、2回分の時間がかかりました。

資金繰りのときも、私が単独で銀行にお伺いしたわけではありません。上司に報告して、相談して、その流れの中で交渉の場に加わりました。




「AIにできることが増えた」と聞くと焦ります。

私も焦りました

でも残った側を並べてみると、そこにあるのは全部、人の前に出る仕事でした。




自席で完結する仕事は、これからも縮んでいくと思います(これは私の推測です)。
だからこそ、明日ひとこと言うだけで、立ち位置は変えられます。







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まとめ

2023年に「AIには無理」と言われていた仕事は、例外仕訳の判断も異常値の検知も、2026年にはほとんど縮みました。
境目は難易度ではなく、その場に他人がいるかどうかでした。
短くなったのは難しい仕事ではなく、一人で完結する仕事だったんです。

そして残ったのは3つ
1. 税務調査の席で口頭で答える場面
2. 自分が作った数字を持って他部署の前に立つ場面
3. 残高が減った月に上司と銀行に向き合う場面

どれも、データが揃わないまま自分の名前を出す仕事です




今1つも経験がなくても、実力不足ではありません。まだ呼ばれていないだけ

明日、上司に「次回、同席させてください」と言うところから始まります。




保存用チェックリスト(AIにできない側に立てているか)

☐ 自分の担当業務のうち、自席だけで完結するものが何割か言える
☐ 自分が作った資料について、他部署から口頭で質問され、その場で答えたことがある
☐ 税務調査や監査の席に、直近1年で同席したことがある
☐ 自分が作った数字を、他部署の人たちの前で説明したことがある
☐ 運転資金(売上債権+棚卸−仕入債務)を自社の数字で計算できる
☐ 「次回、同席させてください」と言える相手が社内にいる

あなたの会社では、税務調査や資金繰りの場に若手が同席していますか? 
同席できたきっかけ、あるいは「呼ばれないまま」の現状を、コメントで教えてください。



この記事を読んで「まだ自分の席はある」と思えたなら、スキを押してください。
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AI時代に経理の手元へ残る仕事を、これからも場面ごとで書いていくので、よければフォローで見届けてください。

この記事は一部AIを活用して作成され、筆者が監修しています。

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