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【職場で断れない朝】頼まれごとに押しつぶされない自分を守る「満員バスのドア」のコツ
職場でやりたくない頼まれごとを引き受けてパンクしそうな朝の処方箋は、自分の心とスケジュールを「定員オーバーの路線バス」だと見立てることです。
これ以上乗せたら事故を起こしてしまうとき、運転手さんが毅然と安全扉を閉めるように、断ることは相手への攻撃ではなく、今乗っている乗客と運行を守るための誠実な安全管理なのです。
……なんて、敏腕コンサルタント気取りで冷静に語ってみたものの。
かつての私は、誰に何を頼まれても「あ、全然大丈夫です!」と引きつった笑顔で頷き、両手に抱えきれないほどの分厚いクリアファイルを抱えたまま、駅の自動改札機に社員証をタッチして盛大にピンポーンと扉を閉ざされていたあきです。
「また断れずに、人の仕事まで抱え込んでしまったらどうしよう」
火曜日の朝、デスクに向かう前から胸のあたりがズシンと重くなることってありますよね。
でも、安心してください。断ることは、決して薄情なことではありません。
すし詰めの満員バスを想像してみてください。ステップまで人が溢れているのに「かわいそうだから」と無理やり乗客を詰め込んだら、ドアが閉まらなくなって全員が目的地に遅れてしまいます。
「今は定員いっぱいなので、次の便にお願いします」と静かに扉を閉めるのは、すでに引き受けた大切な約束や、あなた自身の心身の安全を目的地まで届けるための優しさです。
今朝は、無理な頼まれごとが来たら、心の中で「定員オーバーです」と小さくブザーを鳴らしてみませんか。
自分の限界を守る勇気を持てたとき、あなたのハンドルはもっと軽やかになりますから。
肩の力を抜いて、今日も自分のペースで。
いってらっしゃい。
