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2月鉱工業生産指数は前月比+3.5%程度と4カ月ぶりの上昇か。2月の実質輸出など輸出関連データは前月比高い伸び率。―日本の主要経済指標予測(2025年3月19日)―

2月鉱工業生産指数の関連指標は、製造工業生産予測指数、経済産業省の予測指数補正値、ロイター短観、QUICK短観、内閣府輸出数量指数、日銀実質輸出など多くの関連データが前月比上昇を示唆。(3月31日発表)

 2月28日に発表された1月の鉱工業生産指数・速報値は、前月比▲1.1%と3カ月連続低下しました。15業種中、生産用機械工業、電子部品・デバイス工業、電気・情報通信機械工業など9業種が低下し、自動車工業、鉄鋼・非鉄金属工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬 品)など6業種が上昇しました。

 経済産業省の基調判断は23年7月~12月は「生産は一進一退で推移している」で6カ月連続同じ判断でしたが、24年1月の基調判断については、「一進一退ながら弱含み」に下方修正され、2月~6月も同じ判断で据え置きでした。しかし、7月では「一進一退で推移している」に上方修正され、24年8月~25年1月も同じ判断で据え置かれました。

 3月19日に発表された鉱工業生産指数・1月確報値では過去の数字の年間補正が行われました。前月比は▲1.1%と結果的に速報値と同じになりましたが、季節調整値の指数水準は0.6ポイント下方修正になりました。新たに加わった食料品・たばこ工業は前月比+2.0%の上昇になりました。輸送機械工業(除.自動車工業)、金属製品工業、窯業・土石製品工業の3業種の前月比は低下から上昇に転じました。全16業種中、自動車工業、食料品・たばこ工業、化学工業(除.無機・有機化学工業)などの10業種が上昇したものの、生産用機械工業、電子部品・デバイス工業、パルプ・紙・紙加工品工業など6業種が低下しました。

 3月31日に発表される2月の鉱工業生産指数(速報値)前月比は+3.5%程度と4カ月ぶりの上昇になると予測しました。2月の前年同月比は+1.3%程度と2カ月連続上昇になると予測しました。

 鉱工業生産指数・1月速報値段階で発表された製造工業生産予測指数の2月は前月比+5.0%の上昇の見込みです。過去のパターン等で製造工業生産予測指数を修正した経済産業省の機械的な補正値でみると、2月の前月比は先行き試算値最頻値で+2.3%の上昇の見込みです。90%の確率に収まる範囲は+1.0%~+3.7%になっています。

 2月の輸出関連の様々なデータの前月比は大幅な増加になりました。輸出向けの生産は増加したと思われます。2月の財務省貿易統計で名目データの輸出金額の季節調整済み前月比は+4.0%の増加になりました。2月の日銀・輸出物価指数は前月比▲1.3%でした。2月の内閣府輸出数量指数は前月比+6.7%の増加になりました。また、2月の日銀・実質輸出の前月比は+10.4%の増加になりました。

 一方、景気ウォッチャー調査・製造業・現状水準判断DI(季節調整値)は、24年1月46.1、2月47.7、3月47.2、4月46.4、5月44.3、6月43.8、7月45.1、8月43.9、9月46.0、10月44.7、11月44.0、12月42.7、25年1月43.3、2月43.3と推移し、2月は1月から横這いでした。また、方向性を示す現状判断DIは、25年1月47.6、2月46.8と、2月は1月から0.8ポイント低下しました。

 ロイター短観(400社ベース)の製造業・業況判断DIは、1月の+2から2月は+3ポイント改善していました。なお、3月は▲1になりました。QUICK短観の製造業・業況判断DIは、1月の+10から2月は+24に14ポイント改善しました。なお、3月は+16になりました。

 このような関連データを、総合的に判断し予測しました。

※2025年2月は筆者予測値

※なお、本投稿は情報提供を目的としており、金融取引などを提案するものではありません。

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