ドラマ日記『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』&『シナントロープ』(初回)
総理と内閣官房副長官直轄の「情報犯罪特命対策室(DICT)」に集められた選りすぐりのスペシャリストたちと、長年所轄勤務の二宮奈美(沢口靖子さん)らが、数々の情報犯罪に立ち向かう『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』の初回。
巧妙化する情報犯罪に対応するため、半年前に総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏さん)と内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕さん)直轄のチーム『情報犯罪特命対策室』、通称DICT(ディクト)が発足。しかし、まだ目に見えた成果を上げられず、桐谷と佐生はマスコミ対応に追われていた。
冒頭、桐谷総理を二宮が護衛する2026年からスタート。恐らくは物語の終盤に繋がる映像なのでしょう。総理の娘・カナ(白本彩奈さん)が護衛も付けずに単独行動するとは思えませんが、誘拐される筋書き上、やや強引な設定。白本さんは『続・続・最後から二番目の恋』以来の月9登場。
毎クール「匿名・流動型犯罪(トクリュウ)」を扱ったドラマがあり、少々食傷気味ですが、脚本としてはそれなりにまとまっていた印象。沢口さんは上半身のカットではさすがに決めてくるのですが、全身ショットで走らせると、加齢感が否めず辛いところ。
大学生の都成剣之介(水上恒司さん)ら、8人の若者たちが働く街の小さなバーガーショップ「シナントロープ」、ある日、不可解な強盗事件が発生し、静かだった日常が少しずつ歪みはじめる青春群像ミステリー『シナントロープ』の初回。
冴えない大学生・都成が働くバーガーショップ「シナントロープ」に、ある日、怪しい目出し帽の男が現れる。ホール係の都成と木場(坂東龍汰さん)が怖気づいて接客を押しつけ合っていると、どんな相手にも物怖じしない水町(山田杏奈さん)が何事もないかのように冷静に対応。
保育園時代、両親ともに仕事をしていたので、時折祖父が自転車で迎えに来ました。冬場は「目出し帽 」を被っていたので、他の園児たちが「強盗が来た!」と大騒ぎするのが嫌だったことを思い出した初回(笑)。
バーガーショップに現れた「目出し帽 」の人物が二人。二人は強盗仲間と思いきや、一人は本物ながら、もう一人はただの客。でも実は伝説のバンド「キノミトキノミ」のクルミでした。後半、自らのCDが100円で売られているのを見ているシーンもあり、今後も登場するのでしょう。
何かを見張っているらしいおじさん(山本浩司さん)と若い男(栗原颯人さん)、強盗騒動のドサクサでレジのお金をくすねた老人(綾田俊樹さん)など怪しげなキャラを散りばめると共に、「笑い者の風船」「シマセゲラ」「インカアジサシ」など、聴き慣れないキーワードで独自の世界感を構築。
後半は「瞬間記憶」能力を持っていた都成と木場、殺人予告をされていた水町と里見(影山優佳さん)の会話劇と伏線張り。水町の意味深なセリフからして、過去にトラウマ的な出来事があったのでしょう。
