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シンセとチップチューン

 ファーストシンセはKorg M1、その存在を知ったのは音楽系のメディアではなくパソコン雑誌だったと思います。その頃はPC-8801のFM音源で音楽を作ったりゲーム音楽を聴いていたりしていたのですが、自分にとってのチップチューンの原点です。
 そこからM1にどう至ったのか曖昧なのですが、MMLを用いたチップチューンよりもMIDIシーケンスによる音楽制作に興味が移って行った様に思います。M1のシーケンサーで曲作りもしていました。
 しかしサウンドとしてのFM音源への興味は変わらず、TX802複数台によるFM音源をメインにした制作環境から始まり(この時はM1も現役)、幾つかの変遷を経て現在はReasonを使っています。

 TX802中心の環境からDX7-2に移行した頃に作った「ゲームのイベントシーンにありそうな曲」です。MV-8000(ハードウェア版DAWみたいなもの)を使って多重録音、色々なエフェクトも掛けています。
 チップチューンと言うには微妙ですが、管弦、打楽器などの音色の作り込みやsysexでパラメーターを弄って抑揚付けするなど、チップチューンを経ているからこその作り方だと思っています。
 と言いつつチップチューンを期待すると「何か違う」感が有ったり、一音楽としては「別にFM音源じゃなくても(じゃない方が)」なものになっていてるかも、と言う思いもあります。

 こちらもDX7-2とMV-8000で作ったものです。4chの仮想音源チップと言う考え方で作ったもので、DX7-2の6opを4op縛りにしつつパラメーター値の制限はしていませんが、OPNやOPMのFMサウンドに近い感じになっていると思います。エフェクターでの音作りもしていません。
 4chFMの曲ですがPSG3chの作り方に倣ったもので、例えばメロディー、ベース、ドラムと言うアレンジだと素直だけど終始それだと面白味に欠ける、なのでドラムを休んでメロディーをハモらせる、みたいな「あちらを立てればこちらが立たず」な状況を考えながらアレンジを組み立てて行きます。3chでなく4chにしたのは3chでの曲作りを楽しめるほど自身が成熟していなかったのだと思います。(笑)

 次回はPCMシンセ等、一見チップチューンとは関係が無さそうな音源で作ったチップチューン系の曲について書く予定です。

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