バックヤード|辿って、進む、
エンドロールとともに流れる名前は
映画やドラマ、アニメを観る楽しみのひとつ
この名前、別の作品でも見たな とか
この名前、なんて読むんだろう とか
この名前、珍しいな とか
毎回それは、宝探しをしているような時間になる
私と同じ苗字があった
私と同じ名前があった
良い響きだなと思う
他人なのに、エンドロールに載っているのが嬉しくなる
私はそんな凄い人ではないけれど
同じ苗字、名前の人がこうやって生きていて
私も今、それを見て生きている
いつか、誰かの人生が幕を下ろすとき
そのエンドロールに私の名前が載っていて
いつか、私の人生が終わるとき
主人公としてこの名前があるといいな
