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やっとなれた正社員を辞めた私が、在宅で月140万円の売上になるまで

前の記事では、10年以上の派遣生活から、350社以上の不採用を経て正社員になるまでを書きました

その後、私は会社を辞め、フリーランスになりました

独立当初の売上は、月60万円ほど
半年後には月90万円ほど
1年後には月140万円ほどになっていきました

これは給与や手取りではなく、月の売上です
毎月この金額が保証されているわけでもありません

こう数字だけ並べると、独立して順調に仕事が増えたように見えるかもしれません

でも、最初に受けた案件は3ヶ月で辞めています

今回は、正社員になったその後、私が自分に合う働き方を探してきた話を書きます

苦労してなった正社員を、なぜ辞めたのか

理由は、大きく3つありました

人間関係の息苦しさ
年齢を考えたときの、昇進に使える時間
そして、給料の少なさです

人間関係といっても、特定の誰かと大きなトラブルがあったわけではありません

周りに気を遣ったり、社内の評価や立場を意識したりすること自体に、息苦しさを感じていました

会社員として働いていれば、そういう場面はあるものだと思います
ただ、私にはそれが負担でした

年齢のこともありました

これから会社の中で評価を積み重ね、昇進していく
そのために使える時間は、もうそれほど長くないのではないか

給料にも満足していなかったので、今後の働き方を考えるようになりました

正社員になった経験は、その後の仕事につながっています
それでも、実際に働いてみたからこそ、自分が望む働き方との違いも見えてきたのだと思います

「一緒にやろう」と、以前から誘ってくれる人がいた

私には、派遣時代に一緒に働いていた知人がいます

その人は先に独立していて、定期的に飲みに行く間柄でした

私がまだ正社員を目指していた頃から、

「一緒にやろう!」

と声をかけてくれていました

当時の私は正社員になる道を選びましたが、独立して働いている人が身近にいたことは、大きかったと思います

その後、退職することになり、最初の案件はその人から紹介してもらいました

実際に退職するまで1ヶ月あったので、その間に次の仕事が決まり、間を空けずに働き始めることができました

今もその人は、私の仕事の営業を担ってくれています

独立後の話を書くうえで、この存在は欠かせません
最初の仕事も、その後の転機になった仕事も、人とのつながりから始まりました

報酬は2倍。でも、最初の案件は3ヶ月で辞めた

最初の仕事は、MAのディレクションでした

MAは、マーケティング業務を支援する仕組みやツールのことです
派遣時代から関わっていたので、それまでの経験を活かせる業務でした

報酬は、会社員時代の約2倍になりました

ただ、給与と業務委託の報酬では、経費や税金などの扱いも違います
手取りがそのまま2倍になった、という意味ではありません

そして、この仕事には、私にとって大きな問題がありました

フル出社だったのです

時間の拘束があり、人間関係も濃い
働き方は、派遣時代とほとんど変わらない感覚でした

会社員を辞めて、報酬は上がった
でも、息苦しさは残っている

私は、その案件を3ヶ月で辞めました

フリーランスという肩書きになるだけでは、望む働き方にはならなかったのです

次は「フルリモートのみ」と決めた

次の案件は、フルリモートだけに絞って探しました

ただ、これが難しかったです

当時、私が売りにしていたのはディレクションでした

ディレクションは、人と関わることが多い仕事です
私が探していた中では、クライアントから出社を求められることも多くありました

そこで知人から紹介されたのが、コンサルティングに近いディレクターや、デザイン・実装までできるディレクターという方向でした

では、その頃の私が、デザインも実装も十分にできたかというと、そうではありません

Webデザインは、会社員時代に少し経験した程度
Figmaは触れる、というくらいでした

コードは元々書けましたが、何十年ものブランクがある状態でした

そこから運よく、大手製造業の新規ECサイトを作る仕事が決まりました

デザインからコーディングまで担当する、かなり大きな仕事でした

「やってみよう」の方が強かった

その仕事が決まったとき、不安よりも「やってみよう」という気持ちの方が強かったです

在宅なら、調べながらできます

昔コードを書いていた経験があり、Figmaも少しは使える
その状態から、実際の仕事を通じて覚えていきました

十分に勉強を終えてから案件を受けた、という順番ではありません

仕事を進めながら調べ、触って、作る
その繰り返しの中で、できることが増えていった感覚です

もちろん、AIもよく使いました

でも、振り返ると、結局は自分で触って覚えることの方が多かったと思います

デザインも、作り続けていると、いろいろな方法を覚えていきます

そのタイミングで本を読むと、何も知らないときに読むより、ずっと内容が入ってきました

本の説明を、実際に自分がやった作業と結びつけられるからです

作ることと学ぶことが、仕事の中でつながっていきました

構成から実装までできるようになると、案件が増えた

この仕事を契機に、案件は続々と増えていきました

大きかったのは、ゼロからサイトの構成を考え、デザインし、実装するところまで、自分で一通り進められるようになったことです

ディレクションに加えて、自分でも作れる
考えたことを、実際に動くサイトまで持っていける

それが、次の仕事につながりました

売上も、段階的に伸びていきました

独立当初は、月60万円ほどが約半年
半年後から月90万円ほど
1年後には月140万円ほど

これは、おおよその月の売上の推移です
「独立1年目に、月140万円を12ヶ月分売り上げた」ということではありません

私の場合は、対応できる仕事の幅が広がり、案件が増えるのに伴って、売上も上がっていきました

私が独立してから見つけた働き方

最初から、今の働き方を具体的に思い描いていたわけではありません

会社員としての息苦しさがあり、年齢や給料のことを考え、独立しました

でも、最初の案件では、働き方の悩みが残りました

そこでフルリモートという条件を決めて探し直し、紹介された仕事に挑戦した
その仕事を通して、できることが増えていきました

振り返ると、派遣時代のMAの経験も、会社員時代に触ったFigmaも、ずっと昔に書いていたコードも、その後の仕事につながっています

そして、声をかけ続けてくれた知人の存在もありました

私の経験だけで、誰でも同じように進めるとは言えません
紹介してもらえる環境や、案件に出会えたタイミングにも恵まれていました

ただ、仕事を始めた時点で、すべてができたわけではなかったことは、伝えたいです

「在宅なら、調べながらできる。やってみよう」

その気持ちで引き受けた仕事が、自分のできることを広げてくれました

苦労してなった正社員を辞めた後も、働き方は一度で決まりませんでした

実際に働いてみて、合わないところを知り、次に求める条件を決める
その繰り返しが、今の仕事につながっています

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