専業主婦、投資家になる
きっかけは、夫が使っていたSBI証券に興味を持ったことでした。
私はこれまで、銀行の窓口で勧められたつみたてNISAを、約6年間続けてきました。
資産運用にはその頃から興味があって、本を読んだこともありました。「働くことだけが資産を増やす手段ではない」というのは分かっていました。
「銀行なら安心」というのもあったけど、当時の私はあまり比較検討せず決めてしまっていました。
別に損はしてなさそうだし、順調に資産は増えていたので、特に気にしていなかったのです。
時が経ち、私は決意。
銀行から、より選択肢の多いSBI証券へNISAを移すこと。
そして、いくつもあった銀行口座をミニマム化し、スマートなネット銀行へ集約すること。
それは私にとって、不要なものを手放し、整った部屋を作る「片付け」「断捨離」と同じ作業でした。
今までは2社のメガバンクを利用していて、資産の管理が少し面倒でした。
赤い方は毎月のお小遣いと、クレジットの引き落とし口座。
緑の方は、私が働いていたときに貯めた給料が入っていて、つみたてNISAをしている口座。こっちは減っていく一方で、普通預金からは近いうちに底を尽くのが見えていたタイミングでした。
これを機に、ひとつに纏めて管理しやすくしようと思ったのです。
6年間で静かに増えていた資金を、どのように運用するか考えました。
私はやったことのなかった、「NISAの成長投資枠」という新しい環境へ投じることにしました。
迷いながらも考えて選んだのは、日本の高配当株。
「いつ売るか」に神経をすり減らすのではなく、3ヶ月もしくは半期に一度、静かに配当金という果実を受け取る仕組み。
『DIE WITH ZERO』(お金を余らせるのではなくゼロで死ぬ)という書籍の精神を大切にしている私にはぴったりだと思った。
最初は無難にオルカンに枠の半分くらい入れることを考えたが、これは20年くらい放置して膨らませる「待機期間」が必要です。
高配当株ならいつ売るかを考える必要なく、企業からお小遣いを、20年も待つことなく「今」少しずつお金を受け取ることができます。
株を通じて、企業の業績や優待を知る。
それは、私にとって社会という未知の扉を開く、新しい「勉強」になりました。たまに株アプリを開いて、いろんな銘柄の利回りや株主優待を見るのがちょっと楽しい。
銀行にただ預けているだけでは見えなかった、活気ある社会の手触りを感じました。
「専業主婦で何も知識がない私に、投資なんてできるかな?」最初はそんな不安もありました。
けれど、「専業主婦で投資家ってかっこよくない?」とも思ったのです☺️
そして現代には有難いことに、GeminiやChatGPT(AI)というパートナーがいます。
専門用語の壁も、操作の不安も、AIと一緒に一つずつ乗り越えていくことができるのです。
投資を全く知らなくても、知的好奇心さえあれば、専業主婦だって新しく学んで、立派な投資家になれるんだ、と思いました。
銀行の中に預けると「死んだお金」になってしまうのを、投資という選択をすることで私の、そして家族の未来を彩る「生きたお金」に変える。
その一歩を踏み出した時、私はただの「仕事してない、稼ぎが1円もないママ」ではなく、自分の人生の手綱をしっかり握った、一人の「投資家」になれた気がしました。
今は新たなNISA口座開設の審査待ち。
開設完了の連絡が来るのを楽しみに待っています。
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