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転職活動中に、避けたほうがイイ事-----ついつい陥りがちな「5つのNG行動」と リカバリー術について




こんにちは Spalike です。
転職活動においてなるべく後悔しないで済むような、ちょっとしたヒントやコツ等について書いてみたいと思っています。
その第4弾になります。

この記事で分かること
・転職活動中、つい陥りがちな「5つのNG行   
 動」とその心理的背景とは
・「なぜそれが失敗につながるのか」をエピ
 ソードで体感できる
・今日から修正できる、具体的な行動と言葉
 の言い換え例について


▼過去の記事はこちら▼


はじめに:

「正解を知らないまま動く」からこそ、
もったいない失敗が起きます。

 
転職活動って、学校でもビジネススクールでも教えてくれないですよね。

一方で、就職活動には一般的に「ナビサイト・合同説明会・OB訪問・エントリーシート」という流れがありますが、転職はもっと個別で、もっと孤独で、「これが正解!」というロードマップは残念ながら存在しません。

だからこそ、「なんとなく手探りで動いていたら、気づかないうちに落とし穴に落ちていた」というパターンが本当に多く見受けられます。

私が見聞きしてきた転職活動の中でも、
「もう少し早く知っておけば……」と思う失敗のパターンが、いくつか共通して存在しますので、
今日はその5つを「次から変えていくため」に、よろしければ一緒に見ていきませんか。

もし「これ、自分もやってた……」と気づいたとしても大丈夫です。
気づいた瞬間から、動き方は変えられます。



NG①  「とりあえず応募」を連打してしまう
なぜ、これをやってしまうのか

転職活動を始めた直後、多くの人が感じるのは「焦り」と「とにかく動いている感」の依存です。

求人サイトを開いて、条件でフィルタリングして、「受けてみなきゃわからない」と思いながらクリックを繰り返す。

この行動、心理学的には「行動バイアス(Action Bias)」と呼ばれる傾向で、「何もしないより何かしている方がいい」と感じてしまう認知の歪みが背景にはあるようです。

でも転職活動における「大量応募」は、量が増えるほど質が落ちる、という逆効果が生じます。


◆  Aさん(34歳)の話
Aさんは、転職活動を始めた最初の週に、
求人サイトで「年収600万以上・残業月20時間以下」という条件だけで絞り込み、
1日15〜20社にエントリーを送り続けました。

書類通過率は低かったのですが、それでも面接が週に5〜6件入り始めた頃、彼は気づいたそうです。

「面接の前日、『この会社って何する会社だっけ』と調べ直している自分がいる。
そして「なぜ御社なのか」という質問に、毎回しどろもどろになる。」

書類選考を通過するたびに喜んでいたけれど、面接になると「自分がここに入りたい理由」が何も出てこない。
3社、4社と落ち続け、2ヶ月後には
「もう転職に向いていないのかもしれない」と自信を失いかけていました。

転機は、エージェントのキャリアアドバイザーに言われた一言でした。
「Aさん、今、軸がないまま動いてますよね。どんな仕事が本当にやりたいのですか?」と。


●  なぜこれが「もったいない失敗」なのか
大量応募の最大の問題は、面接の質が一気に下がることです。

「なぜ当社なのか」「転職で何を実現したいのか」という問いは、どの企業でも必ず聞かれます。
そこに答えるためには、自分の中に「軸」がないと人事側が頷いてくれる話しが出来ません。
でも軸なく応募していると、この問いへの答えが毎回「なんとなく」になってしまうんです。

企業の採用担当者は、何百人という候補者と面接しているプロです。

「この人、うちに来たい理由が自分の言葉ではないな」というのを瞬時に見抜きます。

さらに、面接スケジュールが詰まってくると準備の時間が取れなくなり、疲労が蓄積し、本命企業の面接でも実力が出せない
という悪循環にはまってしまうケースも存在します。


★  こう変えてみましょう。 「軸の5項目」を先に書き出す

応募を始める前に、以下の5項目をざっくりでいいので紙に書き出してみてください。
完璧じゃなくて大丈夫です。「たたき台」を作ることが目的ですから。

【応募前に書き出す「軸の5項目」】
 
1. 業界・職種  → どんな分野・仕事内容に
         興味があるか
2. 働き方    → 裁量が欲しい?チームで
         動きたい?リモートは?
3. 年収・待遇  → 最低ラインと、理想ライ 
         ン
4. 企業の規模感 → 大手・中堅・ベンチャ
                                     ー、それぞれのイメージ
                                      は?
5. 大事にしたい価値観 → 成長?安定?社会
                                               貢献?自己表現?

この5項目が揃うと、
「この会社にエントリーする理由」が自然と言語化できるようになるはずです。
応募数は減っても、面接の質と通過率は格段に上がっていきます。

◎  ひとこと アドバイス
「転職活動は、量より密度」です。
10社に丁寧に向き合った人が、50社に雑に応募した人を越えるのが、転職市場の実態です。


NG②  「前の会社の愚痴」をそのまま話してしまう
なぜ、これをやってしまうのか

しんどかった職場のことを話すとき、感情がついてくるのは当然です。
怒り、悲しみ、疲弊、不満──それだけ消耗してきたということでもありますから、
「つい言いたくなる」は全然おかしくはありません。

しかし、面接という場にはそこに
「フィルター掛け」が必要です。
問題なのは「愚痴を言うこと」ではなく、「フィルター無しで話してしまうこと」です。
この違いは面接官の印象を決定的に変えてしまいます。


◆  Bさん(29歳)の話
Bさんは、前職でいわゆる"体育会系"の職場文化に消耗し切って転職活動を始めました。

面接で「退職理由を教えてください」と聞かれると、準備していた言葉よりも先に、
思わず本音がこぼれ出てきてしまいました。

「残業が月80時間を超えていて、マネジメントも機能していなくて、人の入れ替わりも激しくて……正直、心が折れてしまって」・・・

痛いほど気持ちはよくわかります。
でも、この話し方が3社連続して選考落ちの原因になっていたと、後から気づいたそうです。

そうです、
「入社して、うちの会社も同じように不満を口にするのでは、という不安を持たれてしまいました。」

そこでBさんは次回から話し方を変えました。
全く同じ事実を、こう言い換えて。

Before(修正前) 
「残業ばかりで、マネジメントもひどくて、もう限界でした」

After(修正後) 
「前職では業務量の多さと組織体制の課題から、自分のスキルを十分に発揮できる環境ではないと感じていました。
長く働きながら成長できる職場環境を求め、転職を決意しました」

そして遂に4社目でオファー。
入社後は「自分から改善提案ができる職場」を見つけ、生き生きとお仕事されていらっしゃいます。


●  なぜこれが「もったいない失敗」なのか

面接官は、候補者の過去の言動から
「うちに入社したらどう振る舞うか」を推測します。
前職への不満をそのまま話す人は、
「入社後もすぐに不満を口にするのでは」という印象を与えてしまいます。

また、愚痴ベースの話し方は「環境のせいにしている」という受け身の印象にもつながります。
採用担当者が見たいのは、「この人は困難な状況でどう考え、どう動いたか」という
ポジティブな主体性を見てきます。


★  こう変えてみましょう。 
 「不満→意志」の言い換えフォーミュラ

退職理由・転職理由を話すとき、以下の3ステップで組み立てるとうまくいきます。

【退職理由の言い換えフォーミュラ】
STEP 1:事実を一言で(感情を乗せずに)
 ●「前職では、業務の性質上、スキルアッ
          プの機会が限られていました」

 STEP 2:そこから気づいたこと・求めるも
                   のを語る

 ●「その経験から、専門性を深めながら長
           く成長できる環境の重要性を痛感しま
              した」

 STEP 3:だから「次はこうしたい」で締め
    る

 ●「御社のような、○○の領域でキャリア
   を積める環境を強く希望しています」

「なぜ辞めるか」より「次に何をしたいか」に比重を移すのが、プロの話し方の基本です。

◎  ひとこと アドバイス
退職理由は「過去の正当化」ではなく、
「未来への意志表明」として語ることで面接官の聞く姿勢が変わります。


NG③  自分を大きく見せようとして
「背伸びしすぎる」

なぜ、これをやってしまうのか

「オファーをもらいたい」という気持ちが強くなればなるほど、つい「少し大きめに言ったほうが通るかも」という誘惑に駆られます。(お気持ちはわかります)

これは決して嘘をつこうという悪意ではなく、「等身大の自分では認めてもらえないかもしれない」という不安から来る防衛反応です。
でも、この背伸びが入社後に大きな苦しみを生む原因にもなります。


◆  Cさん(31歳)の話
Cさんは、Webディレクターとして転職活動中。
どうしても入りたい著名デジタルマーケティング会社がありました。
面接でMAツール・Hootsuite等の活用経験について聞かれたとき、実際は「少し触ったことがある程度」だったにもかかわらず、「実務レベルで活用していました」と答えてしまいました。

見事にオファーは出ました。
しかし入社初週、レポートの作成を任された彼は、その夜ひとりで必死にツールのマニュアルを読み漁ったそうです。

「毎朝、「今日バレるかもしれない」という恐怖があった。
上司の質問にうまく答えられなくて、フォローしてもらうたびに申し訳なくて。
転職したのに、前職より精神的に追い詰められていた」

3ヶ月後、上司から呼び出され、こう言われたそうです。
「正直に言ってくれれば、ちゃんとサポートできたのに。なんで言ってくれなかったの?」

Cさんはそのとき初めて
「等身大で話せばよかった」と気づいたと言います。


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