🎼 アルトと過ごす 近代の時間 Vol.7|ジョージ・ガーシュウィン《ラプソディ・イン・ブルー》🐾
ようこそ!近代の時間へ🐾
今日は、
ちょっと遠くまで旅してみるにゃ🐾
これまで、
パリの森へ行ったり、
鏡の向こうのスペインへ行ったりしたけれど、
今回は海を渡って、
アメリカへ。
向かうのは、
1920年代のニューヨーク。
高い建物。
行き交う車。
人々の話し声。
街角から聞こえてくる音楽。
今日の一曲は、
ジョージ・ガーシュウィンの
《ラプソディ・イン・ブルー》。
クラシックのようでもあり、
ジャズのようでもあり、
明るく華やかなのに、
ふっと切なさも顔を出す。
なんとも不思議な音楽なんだにゃ🎹
🎧 今日の一曲
《ラプソディ・イン・ブルー》
レナード・バーンスタイン指揮・ピアノ🎹
ニューヨーク・フィルハーモニック
1976年/ロイヤル・アルバート・ホール
バーンスタイン自身のピアノにも注目だにゃ🐾
最初のクラリネット。
あの、
「にゅ~~~ん」
という音。
実はこの音、
普通に音階を演奏しているわけではなく、
音と音の間をなめらかにつないで、
一気に上へ滑り上がっているにゃ。
しかも、
この特徴的な吹き方は、
リハーサル中にクラリネット奏者が見せた演奏がきっかけになったと伝えられているにゃ。
ガーシュウィンもこの響きを気に入り、
作品の印象的な冒頭として採用したんだにゃ。
なんだか、
最初の一声から、
この曲の自由さが表れているみたいだにゃ😊
そして、
クラリネットのあとに、
ピアノやオーケストラが入ってくる。
リズムが動き出して、
音楽がどんどん広がっていく。
聴いていると、
「何かが始まった!」
という感じがする。
まるで、
朝のニューヨークの街が、
一斉に動き出したみたい。
🌃 お話の中へ
この曲を聴いていると、
なんだか街の景色が浮かんでこないかにゃ?
それもそのはず。
《ラプソディ・イン・ブルー》が生まれたのは、
1920年代のニューヨーク。

この頃のニューヨークでは、
ジャズが大きな存在感を持つようになっていたんだにゃ。
ダンスホールや劇場、
街のさまざまな場所で、
新しい音楽が人々を楽しませていた時代。
そんな場所で音楽を作っていたのが、
ジョージ・ガーシュウィンだにゃ。
ガーシュウィンは、
いわゆる「クラシック音楽の作曲家」だけではないんだにゃ。
ポピュラーソングやミュージカルなど、
当時の人々が日常的に楽しんでいた音楽の世界でも活躍していたんだにゃ。
だから、
ジャズのリズムや響きも、
彼にとっては、
遠い場所の音楽ではなかったんだと思うにゃ。
そして1924年。
ガーシュウィンは、
ジャズとオーケストラを組み合わせた、
新しい作品を書くことになるにゃ。
それが、
《ラプソディ・イン・ブルー》。
初演の舞台となったのも、
ニューヨークだにゃ。
ピアノを弾いたのは、
作曲者自身。
指揮をしたのは、
ジャズ・バンドのリーダーとして活躍していたポール・ホワイトマン。
クラシックのコンサートホールだけではなく、
ジャズの世界ともつながっている人たちが集まって、
新しい音楽を世に送り出したんだにゃ。
🌆 にぎやかな街の、少し寂しい場所
ニューヨークという街を、
ちょっと想像してみよう。
たくさんの人が歩いている。
車が走っている。
お店から音楽が聞こえる。
街は、
いつも動いている。
でも、
そんな大きな街の中で、
ふと一人になる瞬間って、
あると思う。
《ラプソディ・イン・ブルー》には、
そんな瞬間があるように聞こえる。

さっきまで、
リズムに乗って軽やかに動いていたのに、
ふっと、
歌うような旋律が現れる。
音楽が少し立ち止まって、
遠くを見るような瞬間。
そしてまた、
街が動き始める。
だからこの曲を聴くと、
「都会の音楽って、こういうものなのかもしれないな」
と思うんだにゃ。
人の多さの中にある孤独まで、
音楽の中に一緒に入っている気がするにゃ。
🎼 「ラプソディ」って?
もう一つ、
ちょっと面白い言葉があるにゃ。
それが、
ラプソディ。
日本語では、
「狂詩曲」と呼ばれるにゃ。
難しそうな名前だけれど、
ここでは、
決まった形にとらわれず、
自由に音楽が広がっていく曲
くらいに思っておくと分かりやすいにゃ🐾
《ラプソディ・イン・ブルー》を聴いていると、
本当に、
いろいろな景色が次々と現れる。
軽快なところ。
歌うようなところ。
力強いところ。
静かなところ。
そして、
それらが一つの音楽の中につながっている。
だから、
「次は何が来るんだろう?」
と思いながら聴くのも楽しい曲なんだにゃ。
☕ Cafe Time
近代の旅は、
楽しかったかにゃ?🐾
今日は、
ずいぶん賑やかな街を歩いてきたにゃ。
今回は、ちょっと濃いめのコーヒーにしようにゃ☕

実はこの曲、
『のだめカンタービレ』で聴いたことがある!
という方も多いかもしれないにゃ🐾
あの、
クラリネットの
「にゅ~~~ん!」
という印象的な始まり。
のだめちゃんが、
鍵盤ハーモニカで演奏していた場面を
思い出した人もいるかもしれないにゃ😂
『のだめカンタービレ』では、
《ラプソディ・イン・ブルー》が
作品を彩る印象的な音楽として使われていたんだにゃ🎹
ちょっと自由で、
にぎやかで、
型にはまらない。
でも、
聴いていると、
ふと心に残る瞬間もある。
そんなこの曲は、
クラシックを楽しく、
時には真剣に描いた
『のだめカンタービレ』の世界にも、
なんだかぴったりだった気がするにゃ🐾
今日はガーシュウィンと一緒に、
海を渡って、
1920年代のニューヨークへ旅してみたにゃ🎼
にぎやかな街。
軽やかなリズム。
そして、
ふと顔をのぞかせる、
少し切ない響き。
クラシックとジャズが出会って、
生まれた《ラプソディ・イン・ブルー》。
聴くたびに、
ニューヨークの街の景色が、
少しずつ違って見えてくるかもしれないにゃ🌃
また一緒に、
次の音楽の旅へ行こうにゃ🐾

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