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【住まいを整える】認知症のある方へ — 知っておきたいリノベーションとサービス


認知症って、どんな状態?


記憶や判断力、時間や場所の感覚が少しずつ変わっていく病気です。
アルツハイマー型・レビー小体型・血管性など、種類はさまざまです。
「さっきのことが思い出せない」
「ここがどこかわからなくなる」
そんな経験が、日常の中に増えていきます。
ご本人も、そばにいるご家族も、
戸惑いながら毎日を過ごされているのではと思います。


住まいで「安心して過ごせる」を作るには?


認知症のある方に特に大切なのは、
迷わない・危なくない・落ち着ける家づくりです。

✅ 段差をなくす
→ 足元への注意が難しくなることがあります。
小さな段差でも転倒につながるため、フラットな床は安心です。

✅ 手すりをつける
→ トイレ・浴室・廊下・階段に。
体が不安定になりやすいため、つかまれる場所を増やすことがおすすめです。

✅ トイレをわかりやすく
→ ドアに「トイレ」と大きく表示するだけで、迷いが減ることがあります。夜間は足元灯も助かります。

✅ 玄関に鍵の工夫を
→ ひとりで外に出てしまう「一人歩き」が心配な場合は、
 センサー付きチャイムや補助錠が役立ちます。

✅ 火の元を安全に
→ IHコンロへの変更や、ガスの自動消火機能の活用で、
 火の消し忘れによる事故を防げます。

✅ 部屋をシンプルに整える
→ 物が多いと混乱しやすくなります。よく使うものだけを、わかりやすい場所に置きましょう。

✅ 照明を明るくする
→ 暗い場所は不安感を高めることがあります。夜間も安心できるよう、足元灯や人感センサーライトが便利です。


使えるサービス・制度

【介護保険・住宅改修】
→手すりの設置・段差解消・引き戸への変更などが対象で、上限20万円のうち1〜3割の自己負担で工事ができます。
→ 市区町村の介護保険窓口へ


【介護保険・福祉用具購入】

→徘徊感知器・自動消火器などは、介護保険の福祉用具購入が使えるものもあります。
ケアマネジャーさんと一緒に、必要なものを確認しましょう。
→ ケアマネジャーさんに相談


【認知症対応型共同生活介護(グループホーム)】
→少人数で、なじみのある環境の中で生活できる住まいの形です。
在宅が難しくなってきたと感じたら、選択肢のひとつとして知っておくと安心です。
→ 地域包括支援センターへ


住宅改修、何から始める?

1. 地域包括支援センターやケアマネジャーさんに相談する
2. 作業療法士(OT)さんに自宅を見てもらう
→ 実際の生活の様子を見ながら、どこが危ないか一緒に考えてくれます
3. 福祉住環境コーディネーターさんのいる業者に依頼する
→ 介護・福祉の知識を持った専門家が、その方の生活に合った提案をしてくれます。補助金や制度についても相談できます^ ^

できれば、早めに少し整えておけると安心です。

でも、焦らなくて大丈夫です。
できることから、ひとつずつで十分です。

おわりに

毎日そばで支えているあなたへ。

慌ただしい介護の中で、住まいのことまで考える余裕はないかもしれません。

それでも、住まいをほんの少し整えることが、ご本人もあなたも「ここが安心できる場所だ」と感じられる毎日につながります🌿

このnoteが、少しでも助けになれたら嬉しいです。


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