まともに活字が読めない男
今でも年に1,2回ほど、紙の雑誌を買う機会がある。当然定期購読はしていない雑誌であり、たまたま興味のある特集記事が掲載される場合などに買うような感じ。なお、俺はロクに本も読まないのに本屋という空間が好きなので、雑誌の類いも通販では無く本屋に行って買うことにしている。
もはや紙の書籍、雑誌なんて日本以外じゃ残っていないんじゃなかろうかと思われる、文字通り「時代遅れ」の媒体だが、保存することを意識したら紙一択だと思う。データなんて「消えて当たり前」。ただ情報を知りたいだけなら電子書籍で十分だけどね。
帰宅途中に大型書店に寄り、お目当ての雑誌を購入。で、おそらく世の中には目的とする特集記事以外のページは読まないという人もいるだろう。いや、むしろそっちの方が多数派かもしれない。
でも、俺は根が貧乏性なので、せっかくカネ出して買った雑誌は、興味あろうが無かろうが全部のページを読まないと勿体ないって感覚なんですよ。だから、時間かかってでも全部読む事にしている。
ネットだけで情報を得ていると、自分が過去に閲覧した内容に関連した情報が優先して表示されるようになっている、という事は、今では当たり前に誰でも知っている事だろう。むしろこれを知らない(意識から飛んでる)人がいたらヤバいと思う。
YoutubeもYahoo!のトップページも、noteのトップ画面だって全て、その人のブラウザ上以外で同じ内容の表示がされてるところなんて無いんですよ。今の時代はフルカスタマイズ。完全に「その人用」に編集されたトピックが並ぶ。だから関連性の低い情報が偶然入ってくることはまず無いと思っていいでしょう。
一方で今回のように、普段買わない紙の雑誌を買い、勿体ないからと端から端まで全部読むケースだと、ネット上では出会わないであろう自分と関連性の低い情報が入ってくる可能性があるんですよ。これって今の時代、かなり重要なことなんじゃないかと思う。
おそらく今の人たちは情報取得の段階において、気付かないうちに視野狭窄に陥ってる。というか、視野狭窄に誘導されてると言ってもいいだろう。要するに囲い込みのためですよね。当然その状態が続けば「幅の狭い人間」になってしまう。だから、絶えず偶然の出会いは探し続けないといけないと思ってる。
ひょっとしたら、今まで全然知らなかった分野、世界の中に自分が興味を持てるコンテンツ、ジャンルがあるかもしれないでしょ。だから決して無駄だけじゃないはずなんだ。
あと、それこそ本を全くと言っていいほど読まない俺だが、最近目に余るほど積ん読が酷くなり過ぎたので、とりあえず一番最近買った本(雑誌ではなく書籍)を読み始めた。書籍と言ってもエッセイ集みたいな内容なので、読むのが遅い俺でもそこまで時間はかからないと思われる。多分読み終わったら感想記事書きます。
