ダム散策 三成ダム
日本で最初に施工・完成したアーチダムが島根県にある三成ダムだということはご存知だろうか?
三成ダムはダムカードにも明記されているように土木学会選奨土木遺産にも認定されている歴史の古いダム。古いといっても工事が1950年(昭和二十五年)に着手され、3年後の1953年(昭和二十八年)に完成している。
当時は第二次世界大戦の戦後だったことから需給出来る電力を少しでも提供するために三成ダムは造られたのだが(ダムカードの右側に記載されてあるP=Powerは水力発電を意味している)、ダムを造るにおいても資材を集めることは至難の業だったに違いない。
残念ながら、三成ダムの天端はあらかじめ見学希望の予約をしないと中に入ることができないため、今回は天端に向かう道から見た三成ダムを紹介していく。

石碑とベンチスペースがある


色褪せたコンクリートの色合いが
歴史の重みを感じさせる







右下あたり眩しさゆえにフラッシュが
写り込み申し訳ない



思わず何だろうと思いズームして撮影




見えづらいが岩場に流れ込む水が綺麗だった














名称があるか調べてはみたが
どうやら未設定でないようだ









日本で最初に造成されたという歴史が
堤体を眺めているだけで圧倒されてしまう
改めて建築に携わった全ての関係者の皆様に感謝
【三成ダムのダムカード配布情報】

ワラシ君、随分とカメラ目線だね

三成ダム操作所
〒699-1511
島根県仁多郡奥出雲町三成1393-12
配布時間 9:00〜17:00
電話番号 0854-54-1231
※土日祝対応
※ダムカード取得の際には必ず三成ダム操作所へ連絡をすること 三成ダム操作所が離れた場所にあるため電話をしないと貰うことができない
前述したが、天端のフェンスから先は関係者以外立ち入り禁止のため、見学希望の場合はあらかじめ予約をした上で職員立ち会いのもと見学ができるが、それ以外は原則天端に行くまでの付近で撮影しかない。
それでも向かう坂道から見る三成ダムの堤体の立派さはすごいとしか言えない。堤体のコンクリートの色褪せた風合いを見ては工事に携わった方々の汗が流れているようにも見えて、色々な方々の努力なしではきっと完成しなかった筈だと思いながら眺める。
3年の建築期間において、どれだけ多くの方々の汗が流れたのだろうか。今のダム建築は機械の技術が進歩して安全性が向上したが、昔は機械掘削の技術がなくつるはしやダイナマイトを用いて人力で作業をするしかなかった。だから、昔のダム工事は命懸けで古いダムほど場所によっては慰霊碑がある。
来年1月の北海道遠征の際には、建築時のタコ部屋労働として心霊的にも非常に有名な雨竜第一ダムに行ってくる。北海道のライフラインは過酷な環境ゆえに血なまぐさい歴史が多々あり、携わった方々の苦労があって今の北海道はある。
行きたいところは本当山々でね、鎖塚にも行きたかったけど鎖塚に行くなら網走、北見エリアで絞らねば移動がとにかく大変なので、機会があればにする。
(END)
