肌の仕組みを知ろう|スキンケアの意味がわかる美容の基礎|オールアトリエ 美容②

こんしは!
AllA / オールアトリエ講師の、
オール・ドメディア / Owl Dmediaです。
全22講義で、美容の基本を楽しく学ぶ
「美容コース|種」。
前回の講義では、美容とは誰かと同じ見た目になることではなく、自分の身体や心を大切にする習慣だと学びました。
今回も一緒に学んでくれる生徒は、
雨森子犬 / Amamori Coinuです!

今回のテーマは「肌の仕組み」
雨森子犬
「スキンケア用品って、いろいろありますよね」
オール・ドメディア
「洗顔料、化粧水、乳液、美容液……たくさんあるね」
雨森子犬
「でも、どうして洗ったり保湿したりする必要があるんでしょう?」
毎日のように顔を洗い、化粧水や乳液を使っていても、その理由までは考えたことがない人もいるかもしれません。
スキンケアの方法だけを覚えても、肌の仕組みが分からなければ、
「たくさん使った方がよいのかな」
「強く洗えば、もっとキレイになるのかな」
と、間違った方向へ進んでしまうことがあります。
そこで今回は、私たちの肌がどのような構造になっているのかを学びます。
肌は身体を守る「大切な壁」
オール・ドメディア
「子犬ちゃん。肌には、どんな役割があると思う?」
雨森子犬
「身体の表面を包んでいる……くらいでしょうか?」
オール・ドメディア
「それだけではないんだ。肌は、身体を守る重要な役割を持っているよ」
肌は、身体と外の世界との境界にあります。
外から受ける刺激や汚れ、乾燥などから身体を守りながら、身体の中にある水分が必要以上に失われないように働いています。
さらに、暑さや寒さ、触れた感覚などを知ることにも関係しています。
つまり肌は、単なる見た目のためのものではありません。
毎日、私たちの身体を守り続けている大切な器官なのです。

肌は大きく三つの層でできている
肌は、大きく分けると次の三つの層からできています。
表皮
真皮
皮下組織
それぞれの層が違う役割を持ち、協力しながら肌の状態を保っています。
一番外側にある「表皮」
表皮は、私たちが普段目にしている肌の一番外側にある部分です。
雨森子犬
「鏡で見えている肌が、表皮なんですね」
オール・ドメディア
「そうだね。表皮の中でも、一番外側にある角質層が大切なんだ」
表皮の外側にある角質層は、外部からの刺激を受け止めたり、肌の水分が逃げすぎないようにしたりしています。
この働きは、よく肌のバリア機能と呼ばれます。
バリア機能が安定していると、肌の水分が保たれやすくなります。
一方で、強くこすったり、洗いすぎたりして角質層が傷つくと、乾燥や刺激を感じやすくなることがあります。
バリア機能は「お城の壁」
肌のバリア機能を、お城の壁に例えてみましょう。
壁がしっかり整っていれば、外からの刺激が入りにくく、中にある水分も守られます。
しかし、壁が崩れて隙間が増えると、外からの刺激を受けやすくなり、水分も逃げやすくなります。
雨森子犬
「洗顔でゴシゴシこするのは、壁を削ってしまうようなものですか?」
オール・ドメディア
「そのイメージに近いね。汚れを落とすことは必要だけれど、強くこすればよいわけではないんだ」
肌を清潔にすることと、肌を傷つけることは違います。
大切なのは、必要な汚れをやさしく落とし、肌を守ることです。
肌を内側から支える「真皮」
表皮の下にあるのが、真皮です。
真皮は、肌の弾力やしなやかさを支える部分です。
美容について調べていると、
コラーゲン
エラスチン
ヒアルロン酸
といった言葉を見かけることがあります。
これらは、肌の弾力や水分を保つ働きに関係しています。
真皮には血管や神経などもあり、肌を内側から支えています。
雨森子犬
「見えないところでも、いろいろなものが肌を支えているんですね」
オール・ドメディア
「そう。目に見える肌の状態は、表面だけでつくられているわけではないんだ」
さらに内側にある「皮下組織」
真皮のさらに下にあるのが、皮下組織です。
皮下組織には脂肪などがあり、外部から受ける衝撃をやわらげたり、身体の熱が逃げすぎないようにしたりする役割があります。
肌というと、つい表面ばかりに注目してしまいます。
しかし、肌は何層もの構造によって支えられています。
表面だけを一時的に整えるのではなく、睡眠や食事などの生活習慣も含めて考えることが大切です。
肌は少しずつ生まれ変わっている
肌の表面にある細胞は、ずっと同じものが残り続けるわけではありません。
新しい細胞がつくられ、少しずつ表面へ移動し、古くなったものは自然に離れていきます。
この肌の生まれ変わりは、一般的にターンオーバーと呼ばれています。
雨森子犬
「それなら、古い角質は全部こすって落とした方がよいんですか?」
オール・ドメディア
「無理に落とせばよいわけではないよ。肌には、自分で整えようとする仕組みがあるからね」
早くキレイになろうとして、強くこすったり、頻繁に角質ケアをしたりすると、肌へ負担をかける可能性があります。
肌の状態には個人差があるため、自分の肌を観察しながら、無理のないケアを選びましょう。

どうして保湿が必要なの?
洗顔後に肌がつっぱった経験はありませんか?
洗顔すると、汗やほこり、余分な皮脂などを落とせます。
しかし、洗い方や使用する洗顔料によっては、肌のうるおいも失われやすくなります。
そこで行うのが保湿です。
保湿は、肌へ大量の水分を入れ続けることではありません。
肌の水分を補いながら、水分が逃げにくい状態へ整えることが基本です。
雨森子犬
「化粧水だけ使えば、保湿は終わりですか?」
オール・ドメディア
「化粧水だけでは乾燥しやすい人もいるね。乳液やクリームなどを組み合わせる方法もあるよ」
ただし、必要なアイテムや使用量は、人によって異なります。
多く使うほど効果が高くなるとは限りません。
まずは商品の使用方法を確認し、自分の肌の状態を見ながら調整することが大切です。
肌質には個人差がある
肌の状態は、全員同じではありません。
乾燥しやすい人もいれば、皮脂が出やすい人もいます。
同じ人でも、
季節
気温や湿度
睡眠
食生活
ストレス
体調
などによって、肌の状態が変化することがあります。
昨日まで合っていたケアが、今日は少し刺激に感じることもあります。
だからこそ、美容では「人気の商品を使うこと」だけでなく、今日の自分の肌を観察することが重要です。
肌を観察するときのポイント
鏡を見るときは、ニキビや毛穴などの気になる部分だけに注目するのではなく、肌全体の様子を確認してみましょう。
例えば、
洗顔後につっぱりを感じるか
乾燥している部分はないか
皮脂が多く出ている部分はないか
赤みやかゆみはないか
新しく使った商品で変化がなかったか
といった点です。
毎日完璧に記録する必要はありません。
「今日は少し乾燥しているかも」
と気づくだけでも、自分に合ったケアを選ぶヒントになります。
やりすぎるケアには注意しよう
雨森子犬
「早くキレイになりたくて、いろいろな商品を一度に使いたくなります」
オール・ドメディア
「気持ちは分かるけれど、一度に増やしすぎると、何が合わなかったのか分かりにくくなるよ」
スキンケアでは、たくさんの商品を使うことよりも、基本的なケアを丁寧に続けることが大切です。
新しい商品を使うときは、一度に何種類も変えず、肌の変化を観察しましょう。
強い赤みやかゆみ、痛みなどが続く場合は、無理にケアを続けず、皮膚科などの医療機関へ相談することも大切です。

今日のまとめ
今回の講義では、肌の基本的な仕組みを学びました。
肌は、大きく分けると、
外部の刺激から守る表皮
弾力やしなやかさを支える真皮
衝撃や熱の変化から身体を守る皮下組織
という三つの層でできています。
特に、表皮の外側にある角質層は、肌の水分を守り、外部の刺激を受けにくくするバリア機能に関係しています。
だからこそ、スキンケアでは、
強く洗うことより、やさしく守ること。
これが大切です。

1分ワーク|今日の肌を観察しよう
鏡を見ながら、今日の自分の肌について考えてみましょう。
1.洗顔後の肌はどう感じる?
つっぱる
しっとりしている
ベタつく
特に変化はない
2.気になる部分はどこ?
おでこ
鼻
頬
口元
特にない
3.今日から変えられそうなことは?
強くこすらない
洗顔後に保湿する
肌を触りすぎない
睡眠時間を整える
雨森子犬
「私は、タオルで顔をゴシゴシ拭かないようにします!」
オール・ドメディア
「いいね。肌を守る小さな行動から始めよう」

次回予告
次回の講義は、
**講義03「美容と生活習慣」**です。
肌や髪の状態は、外側から行うケアだけで決まるのでしょうか。
睡眠、食事、運動、ストレスなど、毎日の生活が美容へ与える影響を学びます。
高い美容アイテムを増やす前に、まず整えたい生活の基本とは何なのか。
次回も、雨森子犬と一緒に楽しく学んでいきましょう!
肌の仕組みを知ることは、
自分の肌を責めることではありません。
肌が毎日どのように身体を守っているのかを知り、
その働きを邪魔しないように、やさしく整えること。
それが、スキンケアの第一歩です。
それでは、次の講義でお会いしましょう!
オール・ドメディア / Owl Dmedia
雨森子犬 / Amamori Coinu
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