美容は自分を大切にする時間。皮膚科医が教える肌と心を整える習慣(横澤夏子の本日も送り迎え#10)
今回のゲストも引き続き、多くのメディアでも活躍中、皮膚科医・山崎まいこ先生です。
毎日忙しい、家事に育児に奔走しているみなさま、本日もお疲れ様です。
家事に育児に奔走している子育て家庭が、少しでも調子よく生活できるように、横澤夏子さんをメインパーソナリティに迎えてエールを送る番組です。笑いあり、時には涙ありでお届けしていきます!
横澤さんの近況~パパ奮闘のバースデーサプライズ~
横澤 この間、私の誕生日がありまして。
山崎 おめでとうございます。
横澤 ありがとうございます! その日は私、『ぽかぽか』の生放送があってお昼だけ家を出てたんです。帰ってきたら、夫と子どもたちがケーキを焼いてくれてたんですね。初めてで、すごいうれしくて! ただ、なんかそんな予感は……ケーキの本を図書室から借りてきたり、長女がいろいろやってたから予感はしてたんで、私はケーキを注文しなかったんですよ。だからこれでケーキがなかったらすごい悲しかったんですけど(笑)。「おいしい!」って食べたんですけど、その後、夫がクタクタになって「解熱剤くれ。知恵熱出ちゃった」って(笑)。
山崎 頑張りすぎて(笑)。
横澤 私もホットケーキぐらいは一緒に作ったことがあるんですけど、子どもと料理って結構カロリー高いんですよ。だから知恵熱が出るのもわかるんです。その後、夫は寝込んじゃって、私と子どもたち3人だけで地区の花火大会にも参加して。そこはワンオペだったけど、もうケーキの力で乗り越えました。
山崎 素敵な1日ですね。
美しい髪は頭皮から。髪にも欠かせない「亜鉛」の話
横澤 髪の毛は皮膚科とはまた別ジャンルになるんですか?
山崎 皮膚科でも髪も診ます。
横澤 そうなんですね。髪のダメージだったりとかも?
山崎 そうですね。髪の毛には頭皮のケアが大事になってきます。なので、いかに頭皮にダメージを与えないようにするか、回復させるようにするか。今の季節はうっかり頭皮焼けがあるので帽子をかぶるといいですね。頭皮を出していると、分け目とかが焼けちゃうことが結構あります。
横澤 私、この右分け目で多分20年ぐらい過ごしてるんですけど、ここの分け目からどんどんハゲてきちゃうんですよ。
山崎 分け目がちょっと広くなっていっちゃうというか、目立ってくるというのはお悩みとしてありますよね。
横澤 収録してるとメイクさんがサササッと来てハゲ隠しをやってくださって(笑)。やっぱり分け目を変えたほうがいいんですか?
山崎 ずっと同じ分け目にしないほうがいいというのは、よく言われてますね。
横澤 髪にいい食べ物もあるんですか?
山崎 「またか」って感じなんですけど(笑)、髪にも亜鉛とかになってきます。
横澤 本当に!?
山崎 本当です。髪に良いサプリメントはほとんど亜鉛が入ってますね。亜鉛は必須です。亜鉛って、細胞がどんどん生まれ変わるときに必ず必要になってくるんです。髪の毛をどんどん細胞分裂させていこうと思ったら、そこが足りないと、っていうところもあるんですよね。
横澤 亜鉛が豊富な食材ってなんですか?
山崎 魚介類に豊富で、いちばん有名なのは牡蠣ですね。
横澤 大好き! でも牡蠣料理はなかなか家ではできないなぁ。
山崎 そうなんですよね。あと、日常じゃないですよね。
横澤 そうですね。特別な日って感じ。なんなら、子どもにはまだ食べさせたことないです。大人の高級食材ですよね。ほかは何かありますか? 日常で使える亜鉛。
山崎 赤身のお肉ですね。
横澤 じゃあ牛丼とかもわりと。
山崎 そうですね。赤身がメインだとなおよしですし、あとは、お子さんはちょっと苦手な方が多いかもですけど、レバーとか。
横澤 そういう系かぁ。子どもはなかなか難しいですね。小松菜とかはどうですか?
山崎 小松菜もそうですし、野菜にも入ってはいますね。
横澤 でもやっぱりお肉とか魚介類がいいんだ。
山崎 タンパク質と一緒に入ってくることもすごく大事なんです。
横澤 白身のお魚はあんまりですか?
山崎 もちろん入ってないことはないので、お肉がちょっと苦手な方はお魚をしっかり食べるのもいいはいいです。
横澤 亜鉛かぁ。「亜鉛!」と思って、スーパーになかなか行けないなと思って。
山崎 そうですよね、「今日の亜鉛どれにしよう」って(笑)。あとは、本当に忙しい方はサバ缶などもいいと思います。
【リスナーさんからのおたよりコーナー】
ラジオネーム【塩豆大福】さん
「今年2月に第三子を出産し、毎日てんやわんやなのですが、特に一人一人にしっかり向き合えていないこと、どうしても3人目に合わせたスケジュールで動いてほしくて、遊びを途中で打ち切って帰らせたり、早くしてほしくて怒ってしまったり、大変だなぁと思う毎日です。自分の心身に余裕がなく、こんなに怒ってしまうのかなと思っています。」
「自分を客観視する」が心の余裕をつくる
横澤 つらいですね。本当にそうなんですよ。生まれたばっかりなんて毎日てんやわんやですし。
山崎 そうですよね。しかも3人も。
横澤 もう、遊びなんて途中で打ち切ってなんぼですから! 遊び終わることはないですから、打ち切るしかない。
山崎 子どものエネルギーは無尽蔵ですもんね。
横澤 そうなんです。無限なんで、打ち切って帰らせる。それでへこたれない。当たり前のことなんだと思って切り上げるしかないです。山崎先生も「美しい肌のためには心を整えることが大事」とおっしゃっておられて、本当に心の健康というものを大事にされてますよね。
山崎 そうですね。怒ってしまった後って「怒ってしまった」って、誰もが思っちゃうじゃないですか。でも、さっき横澤さんもおっしゃっていた通り、思う必要ないのかなって。
横澤 心の余裕の作り方っていうのはあるんですか?
山崎 みんなそうだと思うんですけれども、全部いいことばっかり起きるわけじゃなかったり、自分のメンタルもずっと一定じゃないですよね。そういったときにまず1つすごく大事なのは、客観視できること。「今、怒っちゃったな」「自分がこうでこうで余裕がなかったから怒っちゃったんだな」って客観視できると、ちょっと冷静になれますね。
横澤 本当にそうですね。心の余裕って客観視なんですよね。自分を別人格として見るというか。
山崎 そうなんですよ。そうしたら「そりゃ、こんなに忙しかったらイライラするでしょうよ」みたいに思えるというか。
横澤 そう開き直れるぐらい客観視できていたらいいですよね。たしかになぁ。カーッとなってるときは客観視できてないですもんね。目の前のことにしか目が行ってない。3分経てば「やだ、私、なんでこんなに怒っちゃったんだろう」みたいな別人格が出てくるぐらい客観視できるんですけど、本当に怒っちゃうとき、てんやわんやのときはね。
山崎 自分もいっぱいいっぱいだったりしますからね。あとは、なるべく早く切り替えること。怒ったことは置いておいて次に切り替える。これもね、言うは易しでなかなか難しいんですけれども。それから、これは子どもと同じく、大人も空腹だとみなさん本当にイライラします。
空腹はイライラのもと。心を整える間食のすすめ
横澤 ちなみに、先生は間食で何を食べてますか? 肌にも良くて髪にも良くて、でもそこまで太りたくなくて……っていう(笑)。そういうときはどうすればいいんでしょう。
山崎 すっごい空腹にならないように、なるべくちょこちょこ食べるようにはしてますね。
横澤 その“ちょこちょこ”は何を食べていいんですか?
山崎 やっぱりそこでお菓子ドーン! みたいなことをなるべく避けたいので、例えばバナナ半分とか。
横澤 ナッツとかはどうですか?
山崎 ナッツも気持ちを落ち着けたり満たすのにいいと思います。
横澤 私、ナッツが大好きなんです。芸名をカシューナツコにしようと思ったぐらい、本当にナッツが大好きで。
山崎 かわいいですね、それも(笑)。
横澤 ナッツもいいんですか? カシューナッツは良くない? アーモンド?
山崎 そんなことはないんですけども、1つの種類のナッツだけを食べ続けるのはやめて、ローテーションしたほうがいいですね。
横澤 え、じゃあミックスナッツって理にかなってるんだ。
山崎 ミックスナッツもいいと思います。最近、ミックスナッツにお魚が入ってるものもありますよね。ああいうのはさらにおすすめです。
横澤 たしかに、空腹にさせないって大事ですよね。私も、子どもに夕食食べさせる前にシュークリームを吸っていうのをよくやってたんですよ。まず満腹中枢を満たしてから、子どもにはちゃんと接する、って。
ラジオネーム【ゆきち】さん
「こんにちは。いつも家事をしながら楽しく聴いています。子どもが生まれる前は、新しい化粧品を試したり美容室に行ったり、自分に手をかけるのが大好きでした。でも今は朝起きた瞬間から、子どもたちの支度が始まって、保育園と学校へ送り届けたら、仕事から帰ってきたら、ご飯、お風呂、宿題、寝かしつけと、本当に一日があっという間です。気づけば、自分のスキンケアは子どもの保湿の後にオールインワンをパパッと塗って終わり、髪も乾かしながら子どもの歯磨きを見ていて、自分のことはいつも最後。それでもたまに少しだけ時間ができてちゃんとパックをしたり髪を丁寧に乾かしたりすると、不思議とその日一日がちょっと前向きな気持ちになります。美容って見た目のためだけじゃなくて自分を大事にする時間なんだなぁと思う反面、毎日はなかなかできません。なっちゃんは自分のビジュ管理どうしてますか?」
美肌も自己肯定感も育てる、“触れる美容”という新習慣
横澤 ビジュ管理、新しい言葉(笑)。でも本当に名言ですね。見た目じゃなくて、自分を大事にする時間ですよね。
山崎 まさにそうですね。
横澤 自分の肌に目が行ったときって「あ、心に余裕があるな」って思うんです。「うわ、肌汚い!」って思うようになったら「あっ、自分のことに目を向けられている」って、結構自分の心のバロメーターにもなってますね。「美容皮膚科行きたい」って気持ちが芽生え出したってことは、子どものことだけじゃなくなってるな、って。
私がよくやってるのは、冷やしたフェイスパックですね。冷蔵庫に入れてあって、それをつけてキンキンに冷やしながら朝ご飯作ってて。「お化け」って言われるんですけど(笑)。それだけで結構目も覚めるしシャキッとするし、化粧乗りもなんかいい感じがするんですよね。
山崎 いいですよね。しかも「自分をケアしてる」って自己肯定感にもつながりますね。
横澤 たしかに! 自己肯定感も上がってたんだ。「これだけはやっておくと違う」という最低限のケアはありますか?
山崎 本当に時間がないときや余裕のないときは、皮膚を直接肌で触れるっていうだけでもすごく大事ですよ。
横澤 え、手で肌を触る? 待って、意外とやってないかも。
山崎 人の肌でもいいです。お風呂の中でお子さんと肌を触れ合うとかね。それで肌はすごくストレスレベルが下がって、頭の最高のリラックスにもなります。
横澤 えー! じゃあ、もう抱きしめるなんて。
山崎 最高ですよ。お子さんがいる方はそれができるので、素晴らしいと思います。
横澤 子どもからエキスを奪えるってことですか?(笑) どういうことですか?
山崎 ビジュアル的にはそうなるのかもしれない(笑)。皮膚と皮膚を触れ合わせるんです。自分の肌をゆっくりと触ってあげるのもいいし、誰かとハグするのも最高の美容になります。
横澤 美容につながるんですか? 最高。うちは今、6歳、4歳、3歳のエキスを吸えます(笑)。逆に、子どもにとってもいいってことですか?
山崎 そうなんです。皮膚同士が触れ合うだけでストレスホルモンと言われるコルチゾールのレベルが下がるとされているんですね。だから子どもにとってもいいし自分にとってもいい。「自分の時間はないけど、子どもと触れ合っていることが美容にもつながってる」って、ちょっと思考を転換するだけでもいいかもしれません。
横澤 「ちょっと美容のために抱き締めさせてください」って(笑)。すごい! ストレスレベルっていうのは、肌が持っているストレスがあるってことですか?
山崎 そうですね。精神的なことだけじゃなくて紫外線などもストレスになりますし、体の内側だけじゃなくて皮膚でもストレスホルモンなどが出てくるんです。なので、肌にゆっくり触れてあげること自体、すでにすごくいいことなんですよ。
横澤 これを子育て評論家の方とかじゃなく、美容皮膚科の先生が言ってるのが新しい説得力ですね。すごい、面白い! たしかに、自分の顔のお肌に触れるのって朝の化粧水を塗っているときぐらいですもんね。
山崎 あと、鏡を見る余裕があれば、顔を見て無理やりでも1日数秒でもちょっと笑うこと。
横澤 え、そんなトレンディドラマみたいな……行く前に「よし!」って言うみたいな? どういうことですか?
山崎 (笑)。「今日も頑張ろう!」みたいなことでもいいですし。
横澤 うそ!? 先生、やってるんですか?
山崎 はい。私は寝る前には「今日もすごい頑張ったな」って思いながら、自分を褒めて肌に触るようにしてます。
横澤 へー! 実質的なお薬とかじゃなくても、そうやって「ちょっと肌の調子どうかな」とか自分をいたわることが大事なんですね。
山崎 今日の夜からできますからね。
横澤 いつでもできますね。時短だ!
【ほかにも…】
・夜のスキンケアに1アイテム加えるなら、何がいいですか?
・夏バテで食べられないときは無理をせず、胃腸を休ませる
・「私、チーク塗るときに笑ってる!」横澤さんの最近の発見

毎日忙しく、家事に育児に奔走しているみなさんが、少しでも調子よく生活できるように、横澤夏子さんをメインパーソナリティに迎えてエールを送る番組です。笑いあり、時には涙ありでお届けしていきます!次回もお楽しみに!
