BACK INTO THE NOISE Tour/The HIATUS(2026/06/17)
今年初のライブ。最後に行ったのはCDJ。半年もライブに行ってないのは人生で初めてだ。全然行ってなかったのは大人になってきたからか、生活するのに余裕がなくなってきたからかはわからない。
久しぶりに降りた天空橋、松屋が出来ていて神だと思った。
あの周辺は本格的?なお店しかなくサクッとご飯を済ませられるお店が出来たのは大変良いと思った。
今回の整理番号は1700番台で後ろめだ。体調の不安もあったので後方で観ようかと思ったが、いつもの定位置、中央2柵目の少し後ろで落ち着いた。
国際フォーラムぶりのthe HIATUS,そしてthe HIATUS自身もバンド編成は7年ぶり。
この期間正直あまり聴いていなかった。でも今回はバンド編成ということですごい楽しみにしながら待つ。
暗転してライブが始まる。登場してくるメンバーの影でさらに胸が高鳴る。
一曲目はThe Ivy。ツアータイトルに相応しい一曲目。
正直The Ivyはそこまで好きな曲じゃなかったがあのイントロで
「あ~the HIATUSだ」って鳥肌が立った。この数年はELLEGARDEN, MONOEYESで細美武士を見てきたがやはりthe HIATUSの細美武士は別人だ。
各楽器隊の演奏とバンドの絶妙なグルーブに圧倒されながら3曲目でThe Flareがくる。ここで僕の涙腺が決壊する。正直the HIATUSの楽曲の歌詞を知らない、忘れている曲だらけでもちろん、The Flareの歌詞もわからないし、聞き取れない。それでも涙が止まらなかった。でもこの時、「細美さんは報われたんだな、救われたんだな」と思った。当時、ELLEが活動休止して絶望の中で始めたバンド、衝動的にもがき苦しんでいるようにみえたこの曲のMV、本当に苦しかっただろう。すべてが報われたような景色だった。
最初のMCで細美さん自身も「当時の自分が報われた」というような発言をしていて、やっぱり僕が感じ取ったものは正しかった。
その後も、轟音が鳴り響く、演者と観客のエネルギーが熱狂でどんどん膨張していくような感じを肌で感じた。そのエネルギーの凄さに僕は涙を流しっぱなしだった。今までそんなにだった曲たちも今回は全部心にぶっ刺さる。
すごかったとしか表現できない自分が情けない。
Insomniaでは心の底から「save me」を叫んだ。助けてほしい、ほんとうに。
ライブはあっという間だった。
自分は今、人生の絶望の中にいる。しんどい。誰からも必要とされていないし、未来に希望を見いだせないでいる。死にたくはないが生きる活力もない。
でも今日のライブの多幸感に救われた。不謹慎だけど今日死んでもいいと思えるほどだった。今自分が抱えている苦しみも細美さんの当時の苦しみと一緒に浄化されたような気分だ。
正直、明日からまた絶望する日々がくるだろう。それでも細美さんが今日を迎えたように自分もすべてが報われる日が訪れる、今の苦しみがその瞬間への伏線なのだと。
アンコール後のMCでthe HIATUSのライブを観れるのって今日が最後なのではって思った。星が散る最後の輝きのようなライブだったし、細美さん自身も最終章に入ったと明言している。もうthe HIATUSは観られなくなるかもと思うと寂しくもあったそれでもいいかと思えるほど素晴らしいライブだった。物事は次もある、永遠だと感じてしまいがちだが終わりはあるから素晴らしいとも感じさせてくれた。
今思うとライブに行きだしてから結成されたのがthe HIATUSで、僕の青春の軸にいたのだと今回のライブで気が付いた。ライブを観ながら 20代の記憶が走馬灯のように頭の中を駆け巡っていた。
当時はアーティスティックでかっこいいバンドって印象が強かったが今回のライブではちゃめちゃにロックバンドでかっこよく、歌詞がぶっ刺さることを痛感した。
当時、細美さんが今まで築き上げてものが全て崩れて、絶望しながらもthe HIATUSを結成したのが36歳の時、今の自分に重なる部分がある。
だからこそ今歌詞をみるとぶっ刺さるのだろう。
しばらくは歌詞を見ながら楽曲を聴く日々が続きそうだ。
今日ツアー初日に立ち会えて本当によかった。
追加公演で大きいところでやってくれないかな~
ありがとう。おやすみなさい。

