第玖食 燕するドーピングコンソメスープ
友人が医者に行って薬をもらって帰ってきた。
ため息をついてるから相当悪かったんかなと思ってそれとなく「大丈夫か」と聞くと彼は肩をすくめて言うんです。
「薬、飲めないんだよね」
世の中いろんな人がいるもンです。
彼は口に入ったものを噛まずにはいられないという『サガ』を背負っている……
幼い頃からおやつに氷を噛み砕いて育ち、今でも一口食べるごとに三十回の咀嚼を欠かさない……
アメを与えても、すぐにガリガリィッッと噛み砕いてしまう……
健康的で自分からするとちょっと羨ましいが、何事も度が過ぎちゃ毒だね。
彼は子供の頃からどうにも錠剤やカプセルが飲み込めないんだそうです。今まで大きな病気も怪我もなかったから良いものの。
今後もしものことがあったら?
……安心して熟睡できないね。
「ラムネとかミンティアで練習してみよう」
作り方
チューブニンニク、ベーコン、冷凍野菜、しめじをぶち込んでオリーブオイルで炒める。
水を入れて、コンソメ、塩胡椒で煮る。
スープ完成。
卵3個、ちょっと水、塩、砂糖、顆粒出汁、マヨネーズを混ぜる。
卵焼き用フライパンに油引いて二回に分けて注いで焼いて巻く。
できたら皿に移す。卵焼き完成。
そのまま卵焼き用フライパンに豚こま肉を炒める。
焼き色がついてきたら塩胡椒とケチャップ、粗挽きコショウを入れて煮絡める。
豚肉のケチャップ炒め完成。
今日の学び
こま肉ってピンキリだよネ。厚みも大きさもバラバラで、どこ使ったんだよってくらい小さい時もあれば、これでピカタとか肉巻きおにぎりやればよかったなってくらい大きい時もある。
卵焼きをふわふわぷるぷるにするにはマヨネーズが良いと聞いていれるようになったんだが……、マヨネーズの風味がたまに邪魔なんよな……。
ジョジョの荒木先生の台詞回し好きなんだよなあ。カタカナとか間の使い方が、乱歩や夢Qを思わせる時があるよね。
4月まで残り一週間。
ここを出るまでに身の振り方を考えなければいけないけど、どうにも、だめだな。
絵画一口メモ
今日はポール・セザンヌ。
後期印象派の人だね。
正直……あんまり詳しくないです……。
古典的な絵が好きなんで……ポスト印象派辺りから急に知識がなくなっちゃうんです。
セザンヌの絵で知ってるのは……、『果物籠のある静物』と父親の別荘に描いた『四季 春・夏・秋・冬』の壁画です。
セザンヌは他の画家に比べて画力は低かったが、それゆえにキュビズムへの基礎を築けたんですよね。アンリ・ルソーとかもそうだけど、画力の低さが新しさを生み出すって面白いなあ。
自分の知る限り、印象派に身を置いてた時期もあった割には、結構濃い色を躊躇いなく使う人だと思う。
あののっぺりした感じのタッチ、色のぼかし方、なんか見覚えあると思ったら、チョークとクレヨンだな。粉っぽいような、ちょっと油っぽく潰れたような……。絵に直接触れてその手触りを確かめてみたくなる。結構好きだ。
