講義19|理想の見た目との向き合い方――「なりたい自分」と「今の自分」をどちらも大切にしよう
こんしは!
AllA / All Atelier / オールアトリエへようこそ!
今回の生徒は、オール・ドメディア / Owl Dmedia。
講師は、姉魅シスターぺ / Anemi Sisterpeです。

オール・ドメディア「シスターぺ先生! 前回はSNSと整形について学びましたよね。今回は“理想の見た目との向き合い方”。これ、かなり深そうです!」
姉魅シスターぺ「そうですね。美容について考えていると、“こんな顔になりたい”“もっとこうだったらいいのに”という理想が出てくることがあります。でも、理想を持つことと、今の自分を全部否定することは同じではありません」
オール・ドメディア「理想があると、今の自分との差ばっかり気になりそう……」
姉魅シスターぺ「だからこそ今回は、理想をなくすのではなく、理想と上手に付き合う方法を考えてみましょう」
今回の講義

今回のテーマは、**「理想の見た目との向き合い方」**です。
「こんな目が好き」
「こんな鼻になってみたい」
「もう少しこういう雰囲気だったらいいな」
そんな気持ちを持つことがあります。
ファッション、髪型、メイクなどと同じように、自分の見た目について「こうなりたい」と考えること自体は不思議なことではありません。
でも、美容医療について考えるときは、
理想を持つことと、
その理想を絶対に実現しなければならないと思うこと
を分けることが大切です。
美容医療では、期待したとおりの効果が得られない場合もあります。厚生労働省も、施術前には効果だけでなくリスクを理解し、「期待したとおりの効果がない場合もある」ことを理解したうえで判断するよう案内しています。
オール・ドメディア「“理想の写真を見せたら、そのまま同じ顔になる”って考えちゃいけないんですね」
姉魅シスターぺ「そうです。理想は方向を考えるヒント。でも、未来を保証する完成図ではありません」
今回は、
理想は持っていい?
他人の理想とどう分ける?
今の自分は否定しなくていい?
どこまで変わりたい?
美容医療に何を期待する?
というところから考えていきます。
今回できるようになること

今回の講義を終えるころには、
理想の見た目を持つこと自体を悪いことだと思わなくなる
理想と現実の違いを落ち着いて考えられる
「誰かになりたい」と「自分らしく変わりたい」を分けて考えられる
今の自分を全部否定せずに美容と向き合える
美容医療に期待しすぎていないか確認できる
「どこまで変われば自分は納得する?」と考えられる
最後は自分自身の価値観で選択できる
ことを目指します。
オール・ドメディア「“理想を捨てよう!”じゃなくて、“理想に支配されないようにしよう”って感じですね」
姉魅シスターぺ「その理解でバッチリです!」
重要ポイント

1.理想の見た目を持ってもいい
まず一番最初に、
「理想を持つこと=今の自分を嫌っている」
とは限らないことを覚えておきましょう。
「この髪型にしてみたい」
「こういう服を着てみたい」
と考えるように、自分の見た目について希望を持つこともあります。
オール・ドメディア「じゃあ、“もっとこうなりたい”と思った瞬間に、自分を否定してるってことではないんだ」
姉魅シスターぺ「そうです。ただ、その気持ちがどこから来たのかは、一度見てみるといいですね」
理想は、
自分の好みから生まれた?
SNSから影響された?
誰かに言われた?
流行を見て欲しくなった?
いろいろな場所から生まれます。
正解・不正解を決める必要はありません。
まず、**「私はなぜこれを理想だと思ったんだろう?」**と気づくところから始めましょう。
2.「この人みたいになりたい」を一度分解する
SNSや芸能人、モデルなどを見て、
「この人みたいになりたい!」
と思うことがあります。
でも、そのとき本当に好きなのは何でしょう?
目の形?
髪型?
メイク?
表情?
服装?
雰囲気?
自信のある姿?
オール・ドメディア「顔そのものが好きだと思っていたけど、“雰囲気が好き”って可能性もあるんですね」
姉魅シスターぺ「そうなんです。だから“この人の顔そのものになりたい”で止めず、どこに魅力を感じたのか分解してみましょう」
すると、
「整形じゃなくても髪型で近づけそう」
「メイクを試してみたい」
「自分が欲しかったのは明るい雰囲気だった」
など、別の選択肢が見えることもあります。
美容医療を考える前に、自分の理想の中身を知ることが大切です。
3.他人と完全に同じ見た目を目標にしない
憧れの人の写真を参考にすることはできます。
ただし、
「この人と完全に同じ顔にする」
という考え方には注意が必要です。
顔や身体には一人ひとり違いがあり、美容医療の効果にも個人差があります。厚生労働省も、自由診療の美容医療では施術効果に個人差があることを施術前に丁寧に説明する必要があるとしています。
オール・ドメディア「理想の写真は、“コピーする設計図”じゃないんですね」
姉魅シスターぺ「そう。“私はこういう雰囲気が好きです”と伝える参考資料として考えるといいでしょう」
大切なのは、
誰かになることではなく、自分がどうなりたいのか。
ここへ戻ってくることです。
4.「今の自分の全部がダメ」にはしない
一つ気になるところを見つけると、
「目も嫌だ」
「鼻も嫌だ」
「輪郭も変えたい」
と、次々に気になる部分を探してしまうことがあります。
オール・ドメディア「一か所を見るつもりだったのに、“ここもここも!”ってなっていく感じか……」
姉魅シスターぺ「だから、一度立ち止まって“変えたいところ”だけではなく、“今の自分で残したいところ”も考えてみましょう」
たとえば、
「この表情は好き」
「この目の色は好き」
「笑ったときの感じは残したい」
など。
美容について考えることを、欠点探しだけの時間にしないことがポイントです。
自分を全部作り直す必要はありません。
理想について考えるときこそ、今の自分にも目を向けてみましょう。
5.美容医療に「人生全部」を期待しない
見た目について悩んでいると、
「ここを変えれば人生が全部うまくいく」
と思いたくなることがあります。
でも、美容医療で扱うのは、あくまでその施術によって変化を目指す部分です。
オール・ドメディア「“鼻を変えたら仕事も恋愛も人間関係も全部成功!”まで期待すると、大きすぎるか」
姉魅シスターぺ「そうですね。“施術によって何が変わることを期待しているのか”を具体的にしてみましょう」
厚生労働省も、美容医療について、メリットだけでなくリスクや他の選択肢を理解し、自分に合う内容を慎重に選ぶことを求めています。
たとえば、
「この部分について悩む時間を少し減らしたい」
「メイクを楽しみたい」
など、期待する変化を具体的にすると考えやすくなります。
6.「どこまでいけば満足?」を考える
ここはかなり大事な質問です。
「自分は、どこまで変わったら満足するんだろう?」
オール・ドメディア「うわ、それ答えるの難しいですね……」
姉魅シスターぺ「難しいからこそ、施術前に考える意味があります」
一つ変えたあとに、
「次はここ」
「もっとこうしたい」
と理想が動き続ける可能性もあります。
だから、
「今回、自分が求めている変化は何?」
「これ以上は求めないというラインはある?」
と自分に問いかけてみましょう。
答えが決まらないなら、今すぐ施術を決めないという選択肢もあります。
7.理想は「ゴール」ではなく「ヒント」にする
最後に、今回一番伝えたいことです。
理想の見た目を、
「絶対ここまで到達しないと幸せになれないゴール」
にしなくていいんです。
理想は、
「自分はこんな雰囲気が好きなんだ」
「私はこういう自分になってみたいんだ」
と、自分の好みを知るヒントにもなります。
オール・ドメディア「理想に追いかけられるんじゃなくて、理想を自分を知る材料にする!」
姉魅シスターぺ「そう! その距離感が大切です」
美容医療を選んでもいい。
選ばなくてもいい。
メイクを変えてもいい。
髪型を変えてもいい。
何もしなくてもいい。
理想に近づく方法は一つではありません。
今回のまとめ

今回は、理想の見た目との向き合い方について学びました。
今日の重要ポイントは、
① 理想の見た目を持つこと自体は悪いことではない
② 「なぜそれが理想なのか」を考える
③ 誰かと完全に同じになることを目標にしない
④ 今の自分を全部否定しない
⑤ 美容医療に人生のすべてを期待しない
⑥ 「どこまで変われば納得する?」を考える
⑦ 理想は自分を知るためのヒントにする
です。
オール・ドメディア「理想って、“今の自分はダメだから作るもの”じゃなくて、“自分は何が好きなんだろう?”を考えるきっかけにもできるんですね!」
姉魅シスターぺ「その通り。なりたい自分も、今の自分も、どちらも大切にしていいんですよ」
1分ワーク

スマホのメモや紙に、
「私の理想の見た目の、どこが好き?」
と書いてみましょう。
次に、
「今の自分で残したいところは?」
も一つ書いてみてください。
そして最後に、
「誰かになるのではなく、自分はどうなりたい?」
と書きます。
答えが出なくても大丈夫。
今回のワークは、理想と今の自分を同時に見る練習です。
ミニクイズ

Q.理想の見た目について考えるとき、一番大切なのはどれでしょう?
A.理想と違う部分を全部なくす
B.憧れの人と完全に同じ見た目を目指す
C.理想をヒントにしながら、自分が本当に望むことを考える
……
正解は、
C!
オール・ドメディア「よし! “理想=絶対の正解”じゃなくて、“自分を知るヒント”!」
姉魅シスターぺ「大正解です!」
次回予告

次回、講義20のテーマは、
「整形後の生活」
です。
オール・ドメディア「施術したら終わりじゃなくて、その後の日常まで考えるんですね!」
姉魅シスターぺ「そうです。見た目が変わったあと、自分の気持ちや周囲との関わり、アフターケアなど、生活は続いていきます」
次回は、
整形後はどう過ごす?
周りに話す? 話さない?
新しい見た目とどう付き合う?
というところから、施術後の自分との向き合い方を考えていきます。
22講義も残り3講義!
それでは、次の講義でお会いしましょう!

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