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講義14|費用の仕組み――「○円〜」だけで決めず、総額まで確認しよう


こんしは!

AllA / All Atelier / オールアトリエへようこそ!

今回の生徒は、オール・ドメディア / Owl Dmedia
講師は、姉魅シスターぺ / Anemi Sisterpeです。

オール・ドメディア「シスターぺ先生! 前回はカウンセリングで何を聞けばいいのか学びましたよね。今回は“費用の仕組み”……美容医療って、広告を見ると数千円から何十万円まであって、正直よくわからないです!」

姉魅シスターぺ「そこ、かなり大事です。美容医療では、最初に見えた金額だけではなく、最終的に自分がいくら支払うことになるのかまで確認する必要があります」

オール・ドメディア「“○○円〜!”を見て、その金額だけ持っていけばOK……ではない?」

姉魅シスターぺ「そうとは限りません。今回は、値段の安い・高いを判断する講義ではなく、美容医療のお金をどう確認すればいいかを学びましょう!」


今回の講義

今回のテーマは、**「費用の仕組み」**です。

美容クリニックの広告では、

「二重○千円〜」
「脱毛○円」
「モニター価格」
「今だけ○%OFF」

といった表示を目にすることがあります。

つい、

「思ったより安い!」

と感じることもありますよね。

ですが、美容医療は基本的に保険適用されない自由診療として提供され、診療契約の価格も含めて医療機関と患者との間で取り決められるという特徴があります。つまり、同じような名前の施術でも、料金が全国一律に決まっているわけではありません。

オール・ドメディア「だからクリニックによって値段がかなり違うことがあるんですね!」

姉魅シスターぺ「そうです。そして大切なのは、“一番安いところを探す”より、何にいくら払う契約なのか理解することですよ」

今回は、

広告価格・総額・追加費用・複数回治療・契約・支払い

という視点から整理していきます。


今回できるようになること

今回の講義を終えるころには、

  • 広告の「○円〜」だけで費用を判断しなくなる

  • 施術を受ける前に総額を確認できる

  • 追加料金があるか質問する意識を持てる

  • 1回分の料金と、治療全体に必要なお金を分けて考えられる

  • 割引を理由にその場で契約しなくなる

  • 分割払いでも「総支払額」を意識できる

  • 契約内容や解約条件まで確認できる

ようになることを目指します。

オール・ドメディア「今回は美容の授業だけど、かなり“お金の勉強”でもありますね!」

姉魅シスターぺ「そうなんです。自分の身体とお金、両方を守るための知識ですよ」


重要ポイント

1.広告の「○円〜」は、最終的な総額とは限らない

まず最初に覚えておきたいのが、

広告で見た金額=自分が最終的に払う金額

とは限らないということです。

消費者庁の注意喚起では、「10万円のつもりで相談したところ70万円の契約になった」といった美容医療サービスのトラブルが紹介され、その場で契約・施術をしないよう呼びかけられています。

オール・ドメディア「70万円!? 最初のイメージと全然違う……」

姉魅シスターぺ「だから、広告を入口として見るのはいいけれど、契約するときは別です」

カウンセリングでは、

「私が希望している内容の場合、最終的な総額はいくらですか?」

と聞いてみましょう。

「○円からです」

ではなく、

自分の場合はいくらなのか

を確認することがポイントです。


2.「施術代以外に何が必要か」を確認しよう

美容医療の料金を見るときは、施術名の横に書かれている数字だけで終わらないようにしましょう。

クリニックや治療内容によって料金体系は違うので、

診察に費用はかかる?
麻酔は料金に含まれている?
薬が必要な場合はいくら?
再診やアフターケアの費用は?
追加の処置が必要になった場合は?

などを確認します。

オール・ドメディア「“全部込みでいくらですか?”って聞くのがわかりやすそう!」

姉魅シスターぺ「いいですね。そして、“全部”の中身も確認できるとさらに安心です」

重要なのは、

追加費用が必ず発生する

と決めつけることではありません。

自分の契約では何が料金に含まれていて、何が別料金なのかを確認することです。


3.「1回の料金」と「治療全体の料金」を分けて考える

美容医療には、一度の施術で終了するものもあれば、複数回の治療を検討する場合もあります。

ここで注意したいのが、

1回○円

という表示だけを見て、

「これなら払える!」

と判断してしまうことです。

オール・ドメディア「たとえば1回1万円でも、何回も受けるなら合計は変わりますよね」

姉魅シスターぺ「その通りです」

カウンセリングでは、

「何回くらいを想定していますか?」

「1回ごとに支払うのですか?」

「コース契約ですか?」

「治療全体では、どのくらいの費用を想定すればいいですか?」

と聞いてみましょう。

大事なのは、

今日払えるか

だけではなく、

最後まで続けた場合に自分はいくら払うのか

を見ることです。


4.「今だけ安い!」で予定外の契約をしない

美容医療では、

「今日なら割引」

「今契約すればこの価格」

という提案を受けることがあります。

厚生労働省は、美容目的の施術は多くの場合緊急性がなく、「今契約すれば安くなる」といった勧誘に注意し、本当に今すぐ必要なのか確認するよう呼びかけています。

オール・ドメディア「割引が今日までって聞くと、“逃したら損!”って思っちゃいます」

姉魅シスターぺ「でも、数万円安くなることより、納得して契約することのほうが大切です」

予定していなかった高額な施術を提案されたら、

「今日は契約せず、持ち帰って考えます」

でOK。

割引によって、

「受けたいから契約する」

から、

「安いから契約する」

に理由が変わっていないか確認してみましょう。


5.分割払いでは「月々○円」だけを見ない

高額な美容医療では、分割払いを提案されることもあります。

そこで目に入りやすいのが、

「月々○千円」

という数字です。

オール・ドメディア「月5千円なら払えそう!って思っちゃいそうです」

姉魅シスターぺ「そこで確認したいのが、最終的に全部でいくら払うのかです」

月々の金額が小さくても、支払い期間が長ければ総支払額は大きくなります。

だから、

何回払い?
支払いはいつまで?
手数料などを含めた総支払額はいくら?

と確認しましょう。

「毎月払えるか」と、

「その金額の契約を自分が本当にしたいか」

は別問題です。

数字を小さく分けて見るだけではなく、契約全体を見ることを意識しましょう。


6.契約するなら「やめる場合」についても確認する

美容医療では、

「始めるときの料金」

ばかり考えがちですが、

途中でやめたい場合はどうなるのか

も確認しておきましょう。

一定の条件に当てはまる美容医療の契約は、特定商取引法上の「特定継続的役務提供」の対象となり、クーリング・オフや中途解約ができる場合があります。ただし、すべての美容医療契約が一律に対象になるわけではないため、自分の契約が該当するか確認が必要です。

オール・ドメディア「“契約したら絶対最後まで払わないとダメ”とも限らないけど、条件をちゃんと見る必要があるんですね」

姉魅シスターぺ「そうです。だから契約書を読まずにサインしないことです」

確認したいのは、

解約できる?
キャンセル料は?
返金条件は?
途中でやめた場合はいくらになる?

など。

始める前に「終わり方」まで見ておきましょう。


7.「高い=良い」「安い=悪い」でもない

ここまで料金の注意点を話してきましたが、

高ければ絶対に良い治療

という意味ではありません。

逆に、

安ければ絶対に悪い

とも決められません。

オール・ドメディア「値段だけでは、施術の良し悪しは判断できないんですね」

姉魅シスターぺ「その通りです」

料金を見るときは、

「いくらか?」

だけではなく、

何をするのか?
誰から説明を受けるのか?
どんなリスクがあるのか?
アフターケアはどうなるのか?
その内容に自分が納得できるか?

までセットで考えます。

厚生労働省も、美容医療の選択肢について、効果・リスク・費用・保険適用の有無などを比較し、自分自身で選択することを勧めています。

価格は判断材料の一つ。価格だけを答えにしない。

これが今回の重要ポイントです。


今回のまとめ

今回は、美容医療の費用の仕組みについて学びました。

今日の重要ポイントは、

① 広告価格と最終的な総額を分けて考える
② 何が料金に含まれているか確認する
③ 1回の料金だけでなく、治療全体の費用を見る
④ 「今日だけ安い」で予定外の契約をしない
⑤ 分割払いでは月額だけでなく総支払額を見る
⑥ 契約前に解約・キャンセル条件も確認する
⑦ 高い・安いだけで医療の良し悪しを決めない

です。

オール・ドメディア「美容医療の料金を見るときは、“いくら?”じゃなくて“最終的に何にいくら払う?”まで見るんですね!」

姉魅シスターぺ「大正解です。お金について質問することは恥ずかしいことではありません。自分が契約するものだからこそ、納得するまで確認しましょう」


1分ワーク

スマホのメモに、

「美容医療のお金で確認する5つ」

と書いてみましょう。

① 最終的な総額はいくら?
② 何が料金に含まれている?
③ 追加料金の可能性は?
④ 分割なら総支払額はいくら?
⑤ キャンセル・解約条件は?

最後に、

「広告価格だけでは決めない」

と一言書いて完成です!

このメモは、美容医療以外の高額な契約をするときにも使える考え方ですよ。


ミニクイズ

Q.美容医療の費用について、一番適切な考え方はどれでしょう?

A.広告に「5,000円〜」とあれば、必ず5,000円だけで終わる
B.月々の支払いが安ければ、総支払額は確認しなくていい
C.施術内容、追加費用、回数、総支払額、契約条件まで確認する

……

正解は、

C!

オール・ドメディア「よし! “目の前の数字じゃなくて、契約全体を見る!”ですね!」

姉魅シスターぺ「その通り。さらに、予算を超えるなら“今回は契約しない”という選択肢も忘れないでくださいね」


次回予告

次回、講義15のテーマは、

「ダウンタイムとは?」

です。

オール・ドメディア「美容医療でめちゃくちゃ聞く言葉! でも、“ちょっと休めば治る期間”くらいのイメージしかないです」

姉魅シスターぺ「次回はそこを詳しく見ていきましょう。腫れや赤みなど、施術後にどんな経過が考えられるのか。そして学校や仕事、予定とどう向き合えばいいのかを学びます」

費用まで理解できたら、次は施術後の時間について。

安全に美容医療を考えるための知識を、もう一段深めていきましょう!

それでは、次の講義でお会いしましょう!


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