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講義17|修正手術について――「もう一度直したい」と思ったときこそ、急がず考えよう


こんしは!

AllA / All Atelier / オールアトリエへようこそ!

今回の生徒は、オール・ドメディア / Owl Dmedia
講師は、姉魅シスターぺ / Anemi Sisterpeです。

オール・ドメディア「シスターぺ先生! 今回は“修正手術について”ですね。修正手術って、整形したところが気に入らなかったら、もう一回やり直すってことですか?」

姉魅シスターぺ「そうしたケースも含まれます。ただ、“気になったらすぐもう一回手術すればいい”と簡単には考えないことが大切です」

オール・ドメディア「前回のリスクと副作用にもつながりそうですね」

姉魅シスターぺ「その通り。施術後に悩みが生まれたときこそ、焦らず、今どんな状態なのかを確認して、次の選択を考える必要があります」

Chapter 3も今回で最後。

クリニック選び、カウンセリング、費用、ダウンタイム、リスクと学んできた知識をつなげながら、施術後に「思っていたのと違う」と感じたときの向き合い方を考えていきましょう。


今回の講義

今回のテーマは、**「修正手術について」**です。

美容医療では、

「思っていた仕上がりと違う」
「左右差が気になる」
「以前受けた施術について相談したい」
「身体の不調が気になる」

など、施術後に新しい悩みが生まれる場合があります。

厚生労働省も、美容医療では副作用・合併症・後遺症だけでなく、期待したとおりの効果が得られない可能性があることを理解したうえで施術を受けるよう案内しています。

オール・ドメディア「美容医療って、“受ける前に選んで終わり”じゃないんですね」

姉魅シスターぺ「そうです。受けた後の経過まで含めて美容医療なんですよ」

修正手術とは、以前行われた手術や施術によって生じた形態上・機能上の問題などについて、改めて評価し、必要に応じて修正を検討する考え方です。形成外科の研修でも術後変形に対する修正や、修正手術について扱われています。

今回は、

すぐ修正するの?
まず何を確認する?
同じクリニックに相談する?
別の医師にも聞いていい?
修正にもリスクはある?

という疑問を整理していきます。


今回できるようになること

今回の講義を終えるころには、

  • 修正手術を「簡単なやり直し」と考えなくなる

  • 施術直後の経過と、修正が必要な問題をすぐ同じにしなくなる

  • 不安があるときに、まず医療機関へ相談する意識を持てる

  • 修正を急がず、現在の状態を評価してもらう大切さがわかる

  • 別の医師へ相談する選択肢も持てる

  • 修正手術にも効果とリスクの両方があると理解できる

  • 「もう一度やれば絶対理想になる」と思い込まなくなる

ことを目指します。


重要ポイント

1.「気になる=すぐ修正手術」とは限らない

施術後、鏡を見て、

「思っていた感じと違う!」

と焦ることがあるかもしれません。

でも、前回学んだように、美容医療にはダウンタイムがあり、施術によっては術後の状態が時間とともに変化していくことがあります。

オール・ドメディア「施術直後の見た目だけで、“失敗した!”って決めないほうがいいんですね」

姉魅シスターぺ「そうですね。まず、“これは想定されている経過なのか?”を確認することが大切です」

自分だけで判断せず、

今の状態は通常の経過なのか?
どのように様子を見るのか?
診察が必要なのか?

を、施術を受けた医療機関などへ確認しましょう。

厚生労働省も、美容医療でトラブルや合併症が生じた場合は、一人で抱え込まず相談するよう案内しています。


2.修正する前に「何が気になっているのか」を整理する

「全部変!」

「とにかく元に戻したい!」

と気持ちが大きくなっているときほど、一度問題を分けてみましょう。

たとえば、

見た目が希望と違う?
左右差が気になる?
痛みや違和感がある?
機能面で困っている?
時間が経っても変化しない?

などです。

オール・ドメディア「“気に入らない”の中身を具体的にするんですね」

姉魅シスターぺ「そう。修正について相談するときにも、とても大切ですよ」

さらに、施術前にどんな説明を受け、どんな仕上がりを希望していたのかも整理しておきましょう。

「以前はこう希望していました」
「今はここが気になっています」

と説明できると、相談しやすくなります。


3.「もう一度やれば絶対成功」とは考えない

修正手術と聞くと、

1回目で気に入らない

2回目で完璧に直す

というイメージを持つかもしれません。

しかし、美容医療では、どの施術でも期待した結果が保証されるわけではなく、効果と同時にリスクや副作用について理解する必要があります。厚生労働省も、別の方法や選択肢の説明を受け、自分で選択することを求めています。

オール・ドメディア「修正手術も“絶対に理想になる魔法”ではないんだ」

姉魅シスターぺ「そうです。だから修正するときにも、最初の施術と同じくらい慎重に考える必要があります」

確認したいのは、

何をどこまで修正できるのか?
どんな結果が期待できるのか?
新しくどんなリスクがあるのか?

です。


4.修正する「時期」も医師と相談する

気になることがあると、

「早く直したい!」

と思いますよね。

でも、修正のタイミングは、自分の不安だけで決めるものではありません。

形成外科の専門研修でも、術後の変形や二次修正について、修正の時期や術式の選択に関する知識が必要なものとして扱われています。

オール・ドメディア「じゃあ、“今日気になったから明日修正!”って単純な話じゃないんですね」

姉魅シスターぺ「そうです。今の身体の状態を見てもらったうえで判断することが大切です」

具体的な修正時期は施術や状態によって異なるため、ネットで見た「○か月待てばOK」といった情報を、そのまま自分へ当てはめないようにしましょう。


5.元のクリニックに相談するだけが選択肢ではない

施術後に気になることがあれば、まず施術を受けた医療機関へ相談する方法があります。

その一方で、

「説明を聞いても納得できない」

「別の意見も聞きたい」

という場合には、別の医師へ相談するという考え方もあります。

厚生労働省は美容医療について、納得できない点がある場合には、医師へ確認したり、必要に応じて相談窓口などを利用したりすることを案内しています。

オール・ドメディア「“一度そこで受けたから、ずっと同じところにしか相談できない”わけじゃないんだ」

姉魅シスターぺ「はい。別の視点から説明を受けることで、考えを整理できることもあります」

ただし、別の医療機関へ相談するときは、

以前どんな施術を受けたのか

をできるだけ正確に伝えましょう。


6.SNSで「同じ失敗」を探し続けない

不安になると、

「○○整形 失敗」

「○○手術 修正」

と検索し続けてしまうことがあります。

オール・ドメディア「めっちゃありそうです……。自分と同じ人を探したくなる」

姉魅シスターぺ「体験談が気持ちの支えになることはあっても、それだけで自分の状態を診断することはできません」

美容医療の結果や合併症は個々の状態によって異なります。厚生労働省も、正確な情報を集め、リスクについて医師から説明を受けることの重要性を示しています。

SNSを何時間も検索するより、

「自分の今の状態を医師に見てもらう」

ことを優先しましょう。


7.修正にも「受けない・待つ」という選択肢がある

修正について相談したからといって、

必ず修正手術を受けなければならない

わけではありません。

説明を聞いて、

「今は経過を見る」

「別の方法を考える」

「別の医師にも相談する」

「現時点では追加の施術をしない」

という結論になることもあります。

厚生労働省の美容医療チェックリストでも、ほかの方法や選択肢について説明を受け、さらに「その美容医療は今すぐ必要か」を改めて確認することが勧められています。

オール・ドメディア「“直したい!”って思っても、待つことが選択になるんですね」

姉魅シスターぺ「そう。焦って追加の施術を重ねるのではなく、今できる選択を一つずつ考えていきましょう」


今回のまとめ

今回は、修正手術について学びました。

今日の重要ポイントは、

① 気になるからといって、すぐ修正手術とは限らない
② まず「何が気になっているのか」を整理する
③ 修正すれば絶対に理想になるとは考えない
④ 修正する時期も医学的な評価を受けて考える
⑤ 元のクリニック以外へ相談する選択肢も持つ
⑥ SNSだけで自分の状態を判断しない
⑦ 修正しない・待つことも選択肢に入れる

です。

オール・ドメディア「修正手術って、“失敗したらやり直すもの”くらいに考えてたけど、実際はもう一度ちゃんと診てもらって、次の選択を考えることなんですね」

姉魅シスターぺ「その通りです。焦って次へ進むより、今の状態を正しく知ることから始めましょう」


1分ワーク

スマホのメモや紙に、

「施術後に気になることがあったら?」

と書いてください。

その下に、

① 何が気になる?
② 今は通常の経過?
③ まず誰に相談する?
④ 修正以外の選択肢は?

と書きましょう。

最後に、

「不安だから、すぐ追加施術――にはしない」

と書いて完成です。

施術前の人にとっても、覚えておきたい大切な考え方です。


ミニクイズ

Q.施術後の仕上がりが気になったとき、最も適切な考え方はどれでしょう?

A.SNSで同じ人を見つけて、自分で修正方法を決める
B.すぐ別の施術を追加して直す
C.今の状態を医師に相談し、経過や選択肢、修正の必要性を確認する

……

正解は、

C!

オール・ドメディア「よし! “気になる→すぐ修正”じゃなくて、“気になる→確認→相談→考える”ですね!」

姉魅シスターぺ「大正解です。それでChapter 3の学びもしっかりつながりました!」


次回予告

これでChapter 3、**「安全に美容医療を受けよう」**は終了です!

次回からはChapter 4、**「自分らしい選択をしよう」**へ進みます。

講義18のテーマは、

「SNSと整形」

です。

オール・ドメディア「これは今の時代めっちゃ大事そう! 症例写真も美容情報も、SNSでいっぱい流れてきますもんね」

姉魅シスターぺ「そうなんです。SNSは美容医療を知る便利な入口ですが、他人との比較や広告に影響されることもあります」

次回は、

SNSの情報をどう見る?
ビフォーアフターとどう付き合う?
“みんなやっている”に流されないためには?

というところから、いよいよ自分らしい美しさと選択について考えていきます。

それでは、次の講義でお会いしましょう!


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