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講義13|カウンセリングの受け方――質問して、比べて、納得してから決めよう


こんしは!

AllA / All Atelier / オールアトリエへようこそ!

今回の生徒は、オール・ドメディア / Owl Dmedia
講師は、姉魅シスターぺ / Anemi Sisterpeです。

オール・ドメディア「シスターぺ先生! 前回はクリニック選びを学びました。クリニックを見つけたら、次はいよいよカウンセリングですよね?」

姉魅シスターぺ「そうですね。でも、カウンセリングは“おすすめされた施術を聞いて、その場で契約する時間”ではありませんよ」

オール・ドメディア「えっ、そうじゃないんですか?」

姉魅シスターぺ「自分の希望を伝えて、施術の内容やリスク、ほかの選択肢について説明を受けて、本当に自分が納得できるかを確認する時間なんです」

美容医療では、わからないまま進まないことがとても大切。

今回は、カウンセリングを「受け身で説明を聞くだけの時間」から、自分で考えて選ぶための時間へ変えていきましょう!


今回の講義

今回のテーマは、**「カウンセリングの受け方」**です。

美容医療について興味を持ってクリニックへ行くと、

「何を聞けばいいかわからない……」

「専門用語ばかりだったらどうしよう」

「先生に質問したら失礼かな?」

と緊張するかもしれません。

でも、施術を受けるのは自分の身体です。

わからないところがあれば、質問してOK。

厚生労働省も、美容医療を受ける前には、使用する薬や施術の内容、効果だけでなくリスクや副作用、ほかの方法や選択肢について説明を受け、自分自身で選択することを確認するよう案内しています。

オール・ドメディア「なるほど。“先生に全部お任せします!”じゃなくて、自分も判断に参加するんですね」

姉魅シスターぺ「その通りです。今日はそのための準備をしていきましょう」


今回できるようになること

今回の講義を終えるころには、

  • カウンセリング前に自分の希望を整理できる

  • 「なぜこの施術なのか」を質問できる

  • 効果だけでなくリスクや副作用も確認できる

  • ほかの治療方法について聞ける

  • 医師とカウンセラーの役割を意識できる

  • その場で契約しなくてもいいと理解できる

  • わからないことを残したまま施術へ進まなくなる

ことを目指します。

オール・ドメディア「質問リストを持って行ってもいいんですか?」

姉魅シスターぺ「むしろおすすめです。緊張すると聞きたかったことを忘れちゃいますからね」


重要ポイント

1.まず「自分が何を気にしているのか」を伝えよう

カウンセリングへ行く前に、

自分は何について相談したいのか

を整理してみましょう。

たとえば、

「二重整形をしたい!」

と施術名だけを伝えるのではなく、

「目元のこの部分が気になっている」

「自然な変化を希望している」

「大きく印象を変えたいわけではない」

など、自分の悩みや希望を言葉にすると、相談の内容が具体的になります。

オール・ドメディア「自分で治療法まで完璧に決めていかなくてもいいんですね」

姉魅シスターぺ「もちろんです。医学的にどんな治療が適切かを判断するのは医師の役割です」

厚生労働省は、患者の情報から治療方針を主体的に判断して伝える行為は、医学的判断を伴う行為であると整理しています。

だから患者側は、

「私はここが気になっています」

を伝えるところから始めればOKです。


2.「なぜ、この施術なんですか?」と聞いてみよう

カウンセリングで施術を提案されたら、

「なぜ私にはこの施術が合うと考えたんですか?」

と質問してみましょう。

オール・ドメディア「おすすめされたら、そのまま“お願いします!”じゃないんだ」

姉魅シスターぺ「そう。理由を理解できることが大切なんですよ」

そして、

「ほかの方法はありますか?」

「何もしない場合はどうなりますか?」

「別の方法と比べると何が違いますか?」

と聞くこともできます。

厚生労働省も、ほかの方法がある場合は、それぞれの効果・リスク・費用などを比較して説明を受け、自分で選択するよう案内しています。

おすすめされた方法=唯一の方法

とは限りません。

選択肢を知ったうえで考えましょう。


3.メリットより先に「リスクは?」を聞いてもいい

広告や症例写真を見ると、

「こんなに変わるんだ!」

という良い面に目が行きます。

でも、カウンセリングではぜひ、

「どんなリスクや副作用がありますか?」

と聞いてください。

厚生労働省は、施術の効果だけではなく、副作用、合併症、後遺症、術中の痛みなどを含むリスクについて説明を受け、「効果とリスクのバランス」に納得することを重要な確認事項としています。

オール・ドメディア「怖い話を聞くと施術したくなくなりそうで、聞きたくない気もするなあ……」

姉魅シスターぺ「でも、知らないまま受けて後から知るほうが困りますよね」

大切なのは怖がることではなく、

知ったうえで、自分が受け入れられるか判断すること。

「こんなことが起きる可能性があります」

と説明されたとき、

「それでも受けたい」

と思うのか、

「一度考えたい」

と思うのか。

その判断材料をもらうのがカウンセリングです。


4.医師とカウンセラーの役割を混ぜない

美容クリニックでは、「カウンセラー」と呼ばれるスタッフと最初に話す場合があります。

相談しやすいスタッフがいること自体は問題ではありません。

ただし、医学的な診断や治療方針の判断は医師が行うものです。

厚生労働省は、美容医療で、患者がカウンセラーだけと相談して決めた治療内容を医師がそのまま実施する事例が問題として報告されているとしています。また、治療方針を医学的に判断する行為を無資格者が業として行うことは認められていません。

オール・ドメディア「じゃあ、料金の説明をしてくれた人から“あなたには絶対この手術が必要です!”って言われても、それだけでは決めない?」

姉魅シスターぺ「そうですね。医学的なことについては、医師から説明を受けましょう」

自分から、

「医師にも確認したいです」

と言って大丈夫です。


5.わからない専門用語は、その場で止めよう

医療では、普段聞かない専門用語が出てくることがあります。

そんなとき、

「わからないけど、なんとなくうなずいておこう」

は避けたいところです。

オール・ドメディア「ついやっちゃいそう。“あっ、はい……なるほど……”って」

姉魅シスターぺ「わからなかったら、“もう少しやさしく説明してください”でOKですよ」

カウンセリングのゴールは、

説明されたことではなく、自分が理解できたこと。

です。

たとえば、

「それはどういう意味ですか?」

「簡単に言うとどうなりますか?」

「私の場合は何が起こる可能性がありますか?」

と聞いてみましょう。

厚生労働省も、美容医療を受ける前に、自分でも使用する薬などがどのようなものか説明できる程度に理解しているかを確認項目としています。


6.費用は「今日払う金額」だけでなく総額を見る

カウンセリングでは、費用についても確認しましょう。

「広告では1万円だったのに、説明を聞いたら30万円になった!」

となれば、かなり大きな違いですよね。

だから、

施術料金はいくら?
麻酔や薬代は含まれる?
追加費用はある?
通院が必要なら総額はいくら?

まで聞いてみましょう。

オール・ドメディア「“全部合わせるといくらですか?”って聞けばいいんですね」

姉魅シスターぺ「そうです。数字は遠慮せず確認しましょう」

次回の講義14では、**「費用の仕組み」**をもっと詳しく学びます。


7.その日に契約しなくてもいい

今回、絶対に覚えておきたいポイントです。

カウンセリングを受けた日=契約する日

ではありません。

消費者庁は、美容医療について、不安をあおったり急かしたりして、その場で契約や施術を迫る勧誘がみられるとして注意を呼びかけています。また、即日契約や即日施術を強く求められた場合も、その場で契約しないよう案内しています。

オール・ドメディア「“今日契約したら安いです!”って言われたら?」

姉魅シスターぺ「『今日は持ち帰って考えます』で大丈夫です」

むしろ、

一度帰る。
メモを見る。
ほかのクリニックと比べる。
家族や信頼できる人に相談する。
もう一度考える。

という時間を作ることもできます。

厚生労働省のチェックリストにも、

「その美容医療は今すぐ必要ですか?」

という確認項目があります。

焦って答えを出さなくてOKです。


今回のまとめ

今回は、カウンセリングの受け方について学びました。

重要ポイントは、

① 自分が何を気にしているか整理して伝える
② 「なぜこの施術なの?」と理由を聞く
③ 効果だけでなくリスクや副作用を確認する
④ ほかの治療方法や「何もしない選択」も聞く
⑤ 医学的な判断については医師から説明を受ける
⑥ わからない言葉はそのままにしない
⑦ 総額まで確認する
⑧ その場で契約・施術を決めなくてもいい

です。

オール・ドメディア「カウンセリングって、“先生にお願いしに行く場所”じゃなくて、“自分が納得できるか確認しに行く場所”なんですね!」

姉魅シスターぺ「そう! 質問すること、考えること、断ることも含めて、自分で選ぶための時間なんですよ」


1分ワーク

スマホのメモに、**「美容医療のカウンセリングで聞く5問」**と書きましょう。

① 私にはなぜこの施術なんですか?
② どんな効果が期待できますか?
③ リスク・副作用は何ですか?
④ ほかの方法はありますか?
⑤ 全部でいくらかかりますか?

最後にもう一つ。

「今日は決めなくてもいい」

と書いておきましょう。

これだけで、かなり強いカウンセリング準備になります。


ミニクイズ

Q.カウンセリングで最も大切な考え方はどれでしょう?

A.おすすめされた施術は、その場ですぐ契約する
B.専門用語がわからなくても、とりあえず同意する
C.希望・効果・リスク・選択肢を確認し、納得してから判断する

……

正解は、

C!

オール・ドメディア「よし! わからないことは聞いて、納得できなかったら持ち帰る!」

姉魅シスターぺ「大正解です。その姿勢は、これから先の講義でもずっと大切ですよ」


次回予告

次回、講義14のテーマは、

「費用の仕組み」

です。

美容医療では、

「○○円〜」

という広告をよく見ます。

でも、その金額だけで本当に足りるのでしょうか?

オール・ドメディア「施術代だけじゃなくて、麻酔とか薬とか、いろいろありそう……!」

姉魅シスターぺ「そうですね。次回は、広告の価格と最終的な支払いを分けて考えながら、美容医療でお金を確認するときの基本を学びましょう」

安全に美容医療を受けるためには、身体だけでなく、お金について納得することも大切です。

それでは、次の講義でお会いしましょう!


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