会社をつくったら、人の心を学ぶことになった
会社をつくる前、
私はシステムエンジニアでした。
プログラムを書いて、
システムをつくる。
技術のことなら、
勉強すればある程度わかる。
わからなければ調べる。
試してみる。
うまくいかなければ、また考える。
そんなふうに仕事をしてきました。
そして、自分で会社をつくりました。
会社をつくれば、
自分のやりたいように仕事ができる。
そんなふうに思っていたところもあります。
でも、実際に経営を始めてみると、
技術だけではどうにもならないことが、たくさん出てきました。
特に難しかったのが、人との関わりです。
同じことを伝えているのに、
すぐに理解してくれる人もいれば、
なかなか伝わらない人もいる。
同じ言葉を使っているのに、
受け取り方がまったく違うこともある。
「どうしてなんだろう?」
私は、だんだん気になってきました。
仕事の進め方なら、
ルールを決めればいい。
システムなら、
原因を探して直せばいい。
でも、人はそうはいかない。
「こうしてほしい」と伝えたからといって、
その通りに動くわけではありません。
そこで私は、
人の心について学んでみようと思いました。
それが、心理カウンセリングを学ぶきっかけでした。
学んでいくと、
それまでとは少し違ったものが見えてきました。
人には、それぞれ違う経験がある。
大切にしているものも違う。
同じ出来事が起きても、
同じように感じるとは限らない。
当たり前のことなのですが、
私はそれを頭ではなく、少しずつ実感するようになりました。
そして、
「人を変える」ということは、そんなに簡単ではない。
ということにも気づきました。
それまでは、
「どうしたら、うまく伝えられるんだろう?」
と考えていました。
でも、少しずつ、
「この人は、どうしてそう考えるんだろう?」
と考えるようになりました。
そして、
「この人は、本当はどうしたいんだろう?」
と考えるようになりました。
私のなかで、
「人との関わり方」そのものが変わっていったのだと思います。
会社をつくったときには、まさか自分が心理カウンセリングを学ぶことになるなんて思っていませんでした。
ただ、
「なぜ、人はこんなに違うんだろう?」
という小さな疑問があった。
その疑問を、そのままにしなかった。
だから学んでみた。
そして、その学びが今の私につながっています。
疑問って面白いものです。
すぐに答えが出なくてもいい。
「なぜ?」と思ったことを、
少し調べてみる。
誰かに聞いてみる。
実際にやってみる。
そうすると、
最初は想像もしなかったところへ、
次の扉が開くことがあります。
私の場合、
会社経営で感じた「なぜ?」が、
心理カウンセリングという学びにつながりました。
そして、その先には、
さらに「人はなぜこんなに違うんだろう?」という疑問が待っていました。
その疑問が、
今度は私を算命学へ連れていくことになります。🌿

