【キッチンカー開業シリーズ②】出店先の見つけ方と営業術|「どこで売ればいい?」から「来月もお願いします」へ【2026年版】
キッチンカーを作れば、商売が始まると思っていた。
車両もある。
メニューもある。
営業の準備もした。
それなのにスケジュール帳を開くと、
来週の出店場所が決まっていない。
月曜日―空白。
火曜日―空白。
水曜日―空白。
土曜日にイベントが一つ入っている。
でも、その次がない。
キッチンカー開業で意外と大きな壁になるのは、車でも料理でもなく、
「売る場所を、自分で作り続けること」
なのかもしれません。
固定店舗なら、基本的には昨日と同じ場所に今日も店があります。
キッチンカーは違います。
今日売る場所。
来週売る場所。
来月売る場所。
それを少しずつ、自分で作っていかなければなりません。
ただし、これはキッチンカーの弱点だけではありません。
見方を変えると、
自分で「売れる場所」を選び直せる。
という大きな強みでもあります。
平日は企業ランチ。
木曜日はスーパー。
月2回は工場。
週末はイベント。
そんな営業カレンダーを、自分で作ることができます。
この記事で目指すのは、単なる「キッチンカーの出店募集一覧」を作ることではありません。
「来月、どこで売ろう?」に困りにくい状態を作ること。
そして、その先にある、
「来月もお願いします」
と言われる出店先を増やすこと。
そこまでを一緒に考えていきます。
この記事を読むと分かること
この記事では、
出店先を探す → 選ぶ → 営業する → 初出店する → 改善する → 再出店する → 定期出店へ育てる
までを一つの流れにしました。
具体的には、
・キッチンカーの出店場所の探し方
・スーパー、企業、工場、大学、イベントなどの違い
・「人が多い場所=売れる場所」ではない理由
・営業候補100件の作り方
・営業前に調べるべきこと
・出店候補を30点で評価する方法
・営業メールの書き方
・電話営業の話し方
・A4一枚の出店提案書
・出店料と採算の考え方
・条件交渉
・雨天・キャンセル時の確認
・キャッシュレス決済の考え方
・通信トラブルへの備え
・出店当日の動き
・営業後のお礼
・断られた後の再営業
・単発出店を定期出店へ変える方法
・紹介につなげる考え方
・30日間の営業プログラム
・営業を数字で改善する方法
まで扱います。
さらに、有料部分では、
🎁 購入者限定8大実践特典
も用意しました。
ただし、この記事のゴールは、
「キッチンカー営業について詳しくなった」
ではありません。
実際に、
最初の営業候補を一件作ること。
そして、
最初の一通を送れる状態になること。
そこまで進んでもらうことです。
STEP1|まず「人が多い場所なら売れる」を疑ってみる
キッチンカーの出店場所を探すとき、
「できるだけ人が多いところ」
を探したくなります。
もちろん、人がまったくいない場所より販売機会はあります。
でも、
人通り=売上
ではありません。
例えば、駅前を1万人が通るとします。
でも、朝の通勤時間。
みんな駅へ急いでいる。
ゆっくり商品を見る人は少ない。
一方、郊外の工場。
働いている人は500人。
12時になった。
周辺には飲食店が少ない。
昼休みは短い。
ランチを販売するなら、どちらが魅力的でしょうか。
単純な人数だけでは答えられません。
見るべきなのは、
客層 × 時間帯 × 商品 × 価格 × 買う理由
です。
「その場で買う理由」があるか
企業なら、
昼食を食べたい。
大学なら、
短い昼休みに食事を済ませたい。
イベントなら、
せっかく来たから何か食べたい。
住宅地の夕方なら、
今日は夕食を少し楽にしたい。
スーパーなら、
買い物ついでにテイクアウトしたい。
つまり、
「人がいるか」
だけでなく、
「その時間、その場所で、あなたの商品を買う理由があるか」
を見るわけです。
これだけでも、出店先の探し方はかなり変わります。
STEP2|出店候補を8種類に広げてみる
キッチンカーと聞くと、
「イベントに出店する商売」
というイメージを持つ人もいるでしょう。
でも、候補はそれだけではありません。
例えば、
①スーパー・商業施設
②企業・オフィス
③工場・物流施設
④大学・学校
⑤住宅地・マンション
⑥住宅展示場・自動車ディーラー
⑦イベント・マルシェ・スポーツ大会
⑧自治体・公共施設
などがあります。
現在もキッチンカー向けプラットフォームでは、イベントだけでなくオフィス、大学、工場・物流施設、病院など幅広いタイプの出店場所が扱われています。
つまり、
「イベント募集がないから出店先がない」
とは限りません。
スーパー・商業施設|「人が多いから出たい」だけでは弱い
スーパーは分かりやすい候補です。
駐車場がある。
買い物客がいる。
家族客も来る。
週末には人が増える。
ただ、
「お客様がたくさんいるので出店したいです」
だけでは、施設側のメリットが分かりません。
そこで、
「週末のお買い物客への軽食サービスとして」
「イベント時のにぎわいづくりとして」
「既存売場と競合しにくい専門メニューとして」
など、
相手側から考えます。
営業とは、
自分が出たい理由を説明することではなく、相手が受け入れる理由を作ること。
ここがポイントです。
企業・オフィス|定期出店候補として考える
第2弾で特に注目したいのが、
企業ランチ
です。
大型イベントほど派手ではありません。
でも、企業出店には、
定期化できる可能性
があります。
毎週火曜日。
隔週木曜日。
月2回。
こうした場所が一つ、二つと増えると、
「来月どこへ行こう?」
という状態から、
来月の予定がある程度見える状態
へ変わっていきます。
企業へ営業するときも、
「キッチンカーを置かせてください」
だけではなく、
「従業員の皆さまの昼食の選択肢として」
と考えてみます。
売りたいのは料理ですが、
相手へ提案している価値は、
昼食環境を少し便利にすること
かもしれません。
工場・物流施設|人数より「昼食課題」を見る
工場を見つけた。
従業員が多そう。
「ここなら売れそう」
と思います。
でも、もう一段調べます。
周囲にコンビニはある?
飲食店は?
社員食堂は?
昼休みは?
外部事業者が入れる施設?
既存の弁当販売は?
つまり、
工場だから営業するのではなく、昼食の選択肢が不足していそうだから営業する。
という考え方です。
大学・学校|価格だけでなく提供速度を見る
学生向けなら、
安ければ売れる。
そう単純でもありません。
昼休みが短い。
12時10分。
20人並んだ。
1食作るのに5分。
これでは最後の人は待ちきれません。
大学などでは、
価格。
ボリューム。
商品。
と同じくらい、
「何分で渡せるか」
が大切になる場合があります。
「1時間に○食提供できます」
と営業資料へ書くなら、想像で書かないこと。
実際に連続調理して測ります。
住宅地・マンション|夕方という市場
キッチンカーというと、
昼12時。
週末イベント。
を想像しがちです。
でも、
17時。
18時。
という時間帯もあります。
仕事帰り。
子どもの習い事帰り。
夕食前。
そこには、
「今日は少し夕飯を楽にしたい」
という需要があるかもしれません。
昼だけで考えない。
これも候補を広げる方法です。
住宅展示場・ディーラー|「来場サービス」として考える
住宅展示場や自動車ディーラーなら、
「飲食店を置いてください」
ではなく、
イベント時の来場者サービス
として提案します。
同じキッチンカー。
同じ商品。
でも、
営業先によって、
相手へ提供する意味を変える。
これが営業の基本になります。
イベント・マルシェ|来場者数だけで判断しない
大型イベント。
来場者数1万人。
魅力的に見えます。
でも、
出店料。
交通費。
スタッフ。
大量仕込み。
包材。
廃棄。
競合。
搬入。
撤収。
が増える可能性があります。
大切なのは、
イベント全体に何人来るか
だけではありません。
「自分のキッチンカーで何食売れそうか」
です。
来場者1万人でも、
飲食店が100店舗あれば?
自分の商品と同じジャンルが10店舗あれば?
販売場所が会場の奥なら?
数字の見え方は変わります。
自治体・公共施設|営業力より募集要項
自治体などの公募では、
申込期間。
必要書類。
営業許可。
保険。
選考。
出店料。
営業時間。
搬入条件。
などが決められている場合があります。
ここでは、
営業トークのうまさより、
「募集要項を最後まで読む」
ことが重要です。
STEP3|出店先を一種類に偏らせない
出店先を、
イベントだけ。
スーパーだけ。
にしない方法も考えます。
例えば、
出店タイプ主な役割企業・工場定期営業候補スーパー地域客との接点イベント売上・認知の機会新規営業将来の出店先づくり
毎週火曜日は企業A。
隔週木曜日は工場B。
月2回スーパーC。
空いている週末はイベント。
こうすると、
イベント一つが中止になっても、
すべての営業予定がなくなる状態を避けやすくなります。
キッチンカーでは、
最高売上を作ることと同じくらい、
「来月の予定が見える状態」
を作ることにも価値があります。
STEP4|出店先を探す4つのルート
ここから実際に探します。
方法は大きく4つです。
ルート① 直接営業
スーパー。
企業。
工場。
住宅展示場。
ディーラー。
などへ自分から問い合わせます。
ルート② 公募
自治体。
イベント。
マルシェ。
スポーツ大会。
など。
募集期間を確認して応募します。
ルート③ キッチンカー向けプラットフォーム
キッチンカーと出店場所を結ぶサービスもあります。
2026年現在、モビマルやSHOP STOPなどで、さまざまなタイプの出店場所が扱われています。
ただし、対象地域、登録条件、費用、応募条件などはサービスや案件によって異なり、変更される可能性があります。
利用するときは必ず最新の公式情報を確認してください。
大切なのは、
「登録すれば自動的に仕事が入る」
と考えないこと。
あくまで、
営業ルートを増やす一つの方法
として使います。
ルート④ 紹介
長く営業していると、
「系列店でも出ませんか?」
「別のイベントにも来てもらえませんか?」
「知り合いの会社が探しています」
という話につながることがあります。
最初から狙うのは難しくても、
長期的には非常に大切な営業ルートです。
ここまでが無料部分です
ここまで読めば、
「どんな場所を探せばいいか」
までは見えてきたと思います。
でも実際に動こうとすると、
ここから急に具体的な壁が出てきます。
スーパーの誰に連絡する?
企業へ突然メールしていい?
電話したら最初に何と言えばいい?
「資料をください」と言われたら何を出す?
出店料1万円は高い?
キャッシュレスは必要?
断られた施設へ、また営業していい?
そして一番大きいのが、
「分かっているけれど、最初の一通が送れない」
という壁です。
ここから先では、その一通を実際に送れるところまで落とし込みます。
営業候補100件管理。
30点評価。
営業メール。
電話台本。
A4提案書。
再営業。
キャッシュレス・売上記録。
30日営業プログラム。
全部を一つにつなげました。
🔒 ここから有料部分
購入したら、まず10分だけ使ってください
最初から全部読む必要はありません。
まず購入者限定Excelを開いて、
「営業候補を1件だけ入力する」
これをやってください。
まだ電話しなくていい。
メールもしなくていい。
「出店先がない」
という漠然とした悩みを、
「営業候補が1件ある」
という具体的な状態へ変えます。
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