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2人で決めていけるって気づく

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 カンピロバクターにより延期してもらっていた会食へ行くため、仕事終わり新幹線に乗り東京へ行く。手土産にゆかり。学生時代にお世話になっていた人たち、いつも皆が集まるときに行っていた町屋の南海園かと思いきや送られてきたお店はドレスコード付きの超高級中華で驚愕。
  前日にクローゼットをひっかきまわしながら彼氏に組んでもらったお呼ばれスタイルはばっちり決まり、それも相まってか、なんとお高いシャンパンをいれてもらう。2くち飲んだそれだけで6,000円もするとかで異次元だった。
 もちろん話の内容は、うちの会社に来ないかということ。2年くらいしかいなかった私のことを覚えていてくれたのがそもそも嬉しい。 
 2件目、ケントスというジャズバー。紳士淑女の遊び場という。ここで結構まじめにスカウトの話をされる。職種未経験でも、俺らの会社の顔になる立場にお前が欲しいと言われるのはかなり揺らいだ。もうグラングラン揺らいで、あやうくその場でウンと頷きそうになったのを堪える。そんな簡単に決められることではない、それにもうわたしだけの問題でもなくなっていること。人生の分岐点、記念すべき第一回目がいよいよ来た。お前いい女になったなと言われた。学生のときも、お前なんか綺麗になったな、そんなわけあるかって思ってたけど、そういって茶化してくれたり可愛がってくれた。なんか懐かしいな

 3件目、お香の炊かれたカラオケへゆく。カラオケで赤ワインをボトルで入れる。知多とかのジャパニーズウィスキーがグラスで2,000円とかの(ぼったくりでは、と思ったがきちんとしたところだった)世界でこれまた異次元。
 4時ごろ解散、タクシー代を渡される、初めてのことでちょっとときめく。久しぶりに皆に会えて嬉しかった嬉しかった嬉しかった。

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 お昼の新幹線で名古屋へ帰る。夜焼き肉を食べながら彼氏に相談。でも自分が思っていることを全然言語化できず伝えられず終了。わたしのこれからのことなのに、大事なことなのにーーーーと思いながら伝えられない自分に失望。

 3/3
 東京へ行くか行かないか、今日決断して連絡しないといけない。決めきれない。彼氏には一昨日、行かないでって言われたし自分も、それが現実的な判断だと思ってそうするんだけれど、決断できず。仕事終わり彼氏に時間を作ってもらい、家でもう一度話す。自分の思いをひとつずつ伝える。彼も一生懸命考えて言葉にしてくれる。わたしのこれからのことを2人のこととして一緒に考えてくれて言葉にしてくれる。彼らの会社のいい面しか見れていなかったこともわからせてくれる。特に忘れたくない言葉だけ。「東京に行くのを引き留めてほしい、行きたいという気持ちをなくしてほしいって言うなら全力でする、おれの気持ちだけで引き留めていいならね。でもそうじゃないんなら、やってみたいって本気で思っているなら、応援するしかないよ。遠距離だって、うまくいかないって決めつけて言わないでほしい。どうにかできるように頑張るよ。でももしその会社に入って、もし精神的にきつくなっちゃって、どうしようもできないってなったときにそばにいれないのが嫌だ、そばにいればよかったって後悔するのが嫌だ」
 やっぱりこのひとと離れる選択肢はないと思える、そのときにやっと自分で決断できる。きっとこうやって向かい合って考えて話してほしかったんだ。
 きちんと決断をできたところで東京のひとに電話。2人で決めた決断ならと私たちを応援してくれさえする。我慢していた涙が止まらず、こういうときの自分の脆さが嫌になる。結婚式には呼べよ盛り上げるからとまで言ってくれる、東京帰って時には連絡してねとも。

 私たちの関係はヒビが入るどころかますます強固になる。ひとつひとつ自分たちで決めていけるって気づく。

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