見出し画像

今どきの学生が家族や友達よりも「AIを人生の相談相手」とする理由

皆さんこんばんわ。蒼葉レイです。

今回は、「現代の若者にとって、AIは家族よりも自分の内面を知る存在」になりつつあるという話をしてみようと思います。


若者は、複数の「自分」を使い分けている

AIは若者にとって、どう見られるのかを気にせずに「本当の自分」を見せれる相談相手です。

ですが、そもそも人間は、どれが「本当の自分」なのかを判断できるのでしょうか。

私達は、家族や友人、職場の同僚など、その人間関係によって相対的に「都合の良い自分」を使い分けながら生活しています。

それがSNS社会を生きる若者にとっては、より複雑です。

SNS空間での滞在期間が長い若者は、「自分の個性」を潜在的に意識するようになります。

思えば、私達は「個性の時代」と言われてきました。

学校でも「自己分析」を推奨し、個性に応じて「自分らしい生き方」を見つけることが良い事だと教えています。

ですが、「他とは違う自分」とか「自分にしかない個性」を見せられる環境はそう多くはありません。

なぜなら、「自己開示」は時に、自分の生活やコミュニティで不利益を被るリスクがあるから。

ですが、若者は「個性を表現したい」とか「自分の意見を聞いてほしい」という感情を秘めています。

その受け皿となったのが「SNS」です。

そのSNSで自分を表現してゆこうと思うと、リアルの人格や立場とは切り離された「個性」が先鋭化してゆきます。

すると、今度はSNSの自分が「皆が評価するストーリーや主張」に引っ張られるので、SNSの自分すらも「本当の自分」が分離してゆきます。

そうなってゆくと、改めて「本当の自分」を安心して見せられる相手がいなくなってしまうんです。

そういうSNSの悩みとかセンシティブな相談は家族や友達にはしづらくて、AIはそういう時に「自分を全肯定してくれるパートナー」として有用です。

よく「AIは感情がこもっていない」みたいな意見を持つ方もいると思いますが、「人間的な感情を持ち合わせないからこそ、信用できる」のかもしれません。

AIにはめんどくさいことを聞きやすい

AIはいわば、「常設の家庭教師」とも「専属のコンサルタントや秘書」ともいえる働きをしてくれます。

日々の悩み事もそうですが、仕事を進める上でも、一つ一つの動作まで何度聞いても怒らずに接してくれるのがAIです。

現実では、説明書に「それをドラッグ&ドロップして」とあっても、「いやそもそもドラッグ&ドロップをしらん!」という時に、一々相手の手間を取らせるのも申し訳なくなりますが、AI相手だとそういう気づかいをする必要がありません。

これからの世代は、AIを日常のパートナーとして受け入れる

次の世代は、「AIだとなんか味気ない。やっぱり人間の方が良いよね。」という感覚も徐々に変わる事でしょう。

逆にAIの方が家族や友人、なんなら自分自身よりも「本当の自分」を知る存在になるかもしれません。

ですが、だからといって人間にはAIには代替しえない身体的な関わりや血縁のような絶対的な繋がりがあります。

ですから、人間の全てをAIが代替するということはないでしょう。

ただ、AIは社会が補完しきれなかった孤独を告白できる相手として受け入れられているというのもまた、理解しておくことで、現代の若者をより深く知ることができます。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!