休んでいいと言われたのに、休むのが怖かった
「今日は、1日休んでて」
夏休み、毎日子どもたちといるか、
義理の母に子どもたちを頼んで
用事をこなすかの日々。
今日は、義理の母が子どもたちを
連れていきたいところがあると言うので、
お出かけ。
父母、旦那さんは仕事。
私、1人でお家にいれることに。
母からも、「休んでいいよ」と言われ、
お昼休みも、
今日は会社でごはんを食べてくれるという。
「わぁ、ゆっくりできる」と、始めは嬉しかった。
みんなが出かけて、
見れてなかったアニメを見たり、
ずっとやれてなかったゲームをやってみたり。
でも、段々と心の声が聞こえて来た。
「働いてないのに、涼しい部屋で楽してるんだよ」
「70近い親を働かせて、自分は何をしてるんだ!」
楽しかったはずだった。
でも、1人、家で好きなことし始めたら、
罪悪感でいっぱいになった。
こうして、私が楽をしている間に、
父母も旦那さんも働いてて、
義理の母は子どもたちをみてくれてる。
何か用事をしてるならまだしも、
ダラダラ過ごしてる自分なんて、
生きてる価値がない気がしてきた。
アニメを見たり、ゲームをしたりするのをやめた。
そして、求人を探すことに。
仕事はたくさんある。
人手不足で困っているところは、
どれを見ても全部が大変そうな仕事にみえる。
「出来る?出来ない?」
自分に問うと、
「出来ない…」
そんな自分に嫌気がさす。
「本当なら私がちゃんとに働いて、
お金を稼ぐんだよ」
「40過ぎても親のすねかじって何してんの?」
「お金を理由に、
子どもたちに我慢ばかりさせてるのわかんない?」
わかってる。
でも、昔みたいにテキパキ働く自分が、
どうしても描けない。
どの仕事をしても、失敗しそうで。
その前に、面接も上手くできず、
落ちてしまいそうで。
休んでリフレッシュするはずだった。
でも、休むのが怖かった。
何もせずに、グータラしてる自分が、
生きてる価値がないように感じた。
みんなが帰ってくる頃には、
リフレッシュどころか、自分で自分を追い詰めて、真っ暗な気持ちの私がいた。
家族の顔を見たら、
申し訳ない気持ちが溢れて、涙が出た。
「こんな娘でごめんね」
「こんなママでごめんね」
声に出せない気持ちが、
ポロポロと溢れた。
このままじゃ、ダメなんだ。
このままじゃ。
1日、リフレッシュするはずが、
焦りと絶望で終わりを迎えたのでした。
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