音から口が見える【再現性と自動性で読む“共感覚的”体験】
私に見える「音声の設計図」
最近、自分の中でずっと当たり前だった感覚を、言葉で正面から説明してみよう。私は、人の声を聞くと口の形、歯並びの段差、舌の位置などが音とほぼ同時に“見える”。
学生時代からこの映像を頼りに歌の練習をしてきたので当然のものだったが、ここ数年で「他の人とは違うかもしれない」と感じ始めた。
これが共感覚に当たるのかはまだ不明だが、極めて「共感覚的」だと感じるため記録として仮説や考察などを残しておければと思う。
具体的にはその人の声や歌声などの音声の情報を聞くと、音を発する部位周りのいわゆる設計図のようなものが浮かびあがる。息の流れは矢印、目で見ているわけではないのに、視界の端へスライドインしてくる感じだ。仮にこれを「音声の設計図」と呼んでみることとする。
※ここで言う音声の設計図とは、声の手がかりから脳内に自動で立ち上がる口腔運動のイメージのこと。本記事ではこれを推測の像として扱い、外見評価・個人同定・ルッキズムの助長には一切用いない。誤りうる仮説であることを明記し、他者のプライバシーと尊厳を最優先にする。
設計図は推理ではなく立ち上がり。その時脳がつかんでいる手がかりを分解しておく。
音声の設計図を立ち上げる手がかり
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